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ホスホン酸-スルホン酸型二官能性繊維によるカチオン交換繊維の開発

Development and application of fiberous bifunctional phosphonate-sulfonate cation exchanger

岡田 健治*; 瀬古 典明; 玉田 正男; 城 昭典*

Okada, Kenji*; Seko, Noriaki; Tamada, Masao; Jo, Akinori*

電子線前照射法により、クロロメチルスチレンとスチレンを共グラフト重合を行った後、ホスホン酸基とスルホン酸基を導入し、二官能性型吸着材を合成した。pH=1.8の酸性域において、鉄の吸着試験を行ったところ、一官能性の場合と比較して約40倍の破過容量を示した。これは、スルホン酸基が全pH範囲で解離するため、繊維がスルホン酸イオン間の反発により膨潤し、鉄の繊維内拡散が容易になるとともに、ホスホン酸基との錯形成において立体障害が減少できたことを示している。このことから、両官能基が金属イオン選択性に関与し、酸性領域においても吸着可能であることが明らかとなった。

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