J-PARC LLRFのPLC制御

PLC control of J-PARC low level RF system

鈴木 浩幸; 千代 悦司; 伊藤 崇  ; 小林 鉄也; 長谷川 和男; 穴見 昌三*; 山口 誠哉*; 道園 真一郎*; Fang, Z.*; 内藤 富士雄*; 福井 佑治*; 田中 宏和*

Suzuki, Hiroyuki; Chishiro, Etsuji; Ito, Takashi; Kobayashi, Tetsuya; Hasegawa, Kazuo; Anami, Shozo*; Yamaguchi, Seiya*; Michizono, Shinichiro*; Fang, Z.*; Naito, Fujio*; Fukui, Yuji*; Tanaka, Hirokazu*

大強度陽子加速器(J-PARC)のLinacは現在、BUNCHER12, CHOPPER, RFQ, DTL13, SDTL115, DEBUNCHER12で構成されており高周波源としKlystoron20台,半導体アンプ4台の計24台が稼動している。それらの主な制御の中核にはPLCを使っており、低電力高周波の制御もPLCで行っている。今回、新たにビーム加速運転の効率化のために、3つの制御モード,SlowStart機能,QuickRecovery機能,自動チューナー制御機能をPLCに付加した。今までインターロックによるビーム遮断に対しては加速器全体に少なからず影響を与えていたが、今回この3つの機能を追加したことによりほとんどが自動化されビーム遮断に対しての影響、ビームが加速できるまでの待ち時間を最小にすることが可能になった。本発表ではこれらの3つの機能を紹介するとともに、低電力高周波のPLCの現状についても紹介する。

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