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アブラナ篩管液タンパク質のカドミウムに対する応答

Responses of phloem proteins from oilseed rape plants (${it Brassica napus}$) to Cd treatment

鈴井 伸郎; 中村 進一*; 藤巻 秀; 松橋 信平; 服部 浩之*; 茅野 充男*

Suzui, Nobuo; Nakamura, Shinichi*; Fujimaki, Shu; Matsuhashi, Shimpei; Hattori, Hiroyuki*; Chino, Mitsuo*

カドミウム(Cd)のファイトレメディエーションを効率的なものにするためには、植物体の地上部により多くのCdを蓄積させる必要があり、そのためには植物体内のCdの長距離輸送を制御することが重要である。このようなCdの長距離輸送には維管束組織である導管・篩管中に存在するタンパク質の関与が考えられる。本発表では特に篩管液中に存在するタンパク質のCd応答性について報告する。供試植物としてはセイヨウアブラナ(${it Brassica napus}$ L.)を用いた。播種後約3か月の植物体に30$$mu$$Mの濃度のCd処理を行った。48時間のCd処理後、蕾下部を切断し、篩管液を採取した。この篩管液に含まれるタンパク質を2次元電気泳動法で分離し、銀染色法により検出される各タンパク質の組成をCd処理区/無処理区の間で比較を行った。その結果、Cd処理により存在量が増加するスポットが3つ確認された。これらのスポットについて、トリプシン消化を行い、そのペプチド混合物を質量分析により測定し、データベース検索するPeptide mass fingerprinting解析を行ったところ、候補となる遺伝子配列が得られた。

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