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J-PARCの工学材料回折装置「匠」

Engineering materials diffractometer TAKUMI at J-PARC

Harjo, S.   ; 盛合 敦; 鈴谷 賢太郎; 相澤 一也  ; 中井 徹志*; 白木原 香織*; 高田 慎一  ; 森井 幸生; 新井 正敏; 友田 陽*; 秋田 貢一

Harjo, S.; Moriai, Atsushi; Suzuya, Kentaro; Aizawa, Kazuya; Nakai, Tetsushi*; Shirakihara, Kaori*; Takata, Shinichi; Morii, Yukio; Arai, Masatoshi; Tomota, Yo*; Akita, Koichi

J-PARCにおいて、物体内のひずみ又は応力の評価,変形及び熱的なプロセス中の構造変化の評価,製造過程及び使用中のその場測定や集合組織解析等のような材料工学分野の研究や産業利用を推進するため、原子力機構では、工学材料回折装置「匠」を整備している。匠は測定精度(分解能)に関しては同種の装置の中で一番優れており、測定効率に関してはSNS-VULCANと同程度である。匠はMLF/J-PARCのday one装置の一台であり、平成18年度から3年間の予算で建設が行われている。現在、建設中段にあり、匠用の増築建屋がほぼ完成しており、11月中旬に仮竣工予定である。ビームライン遮蔽体の一部はMLF第2実験ホール内に既に据付されており、増築建屋の仮竣工後に、残りのビームライン遮蔽体,分光器遮蔽体,主実験機器の試料テーブル,検出器やガイド管などの据付が予定されている。われわれは、匠の第一期構成機器の据付やソフトウェアプロトタイプのインストールを平成20年4月中までに完了し、平成20年5月のファーストビームに時期をあわせてコミッショニングがスタートできることを目指す。本発表では匠の設計性能,建設状況及びソフトウェア概念について報告する。

no abstracts in English

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