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シンチレーターを用いた重イオンパルスラジオリシスの拡張

Extension of heavy ion pulse radiolysis system using scintillator

近藤 孝文*; Yang, J.*; 菅 晃一*; 法澤 公寛*; 柴田 裕実*; 田口 光正; 倉島 俊; 広田 耕一

Kondo, Takafumi*; Yang, J.*; Kan, Koichi*; Norizawa, Kimihiro*; Shibata, Hiromi*; Taguchi, Mitsumasa; Kurashima, Satoshi; Hirota, Koichi

高エネルギーの重イオンビームは物質特性の改善や遺伝子切断による品種改良,重粒子線がん治療などへ応用されている。しかし、重イオン照射の初期過程に関しては完全には理解されていない。われわれはこれまで、固体シンチレーターを用い、イオンビームがシンチレーターを透過したときの発光を分析光として活性種の光吸収を測定する方法を提案してきた。この方法は、分析光源とイオンビームが厳密に同一直線上に配置されるとともに、時間もきっちり同期されることから、時間空間的に高分解能のイオンパルスラジオリシスが実現できる。今回、波長領域・時間領域の拡張のために、CaF$$_{2}$$(Eu), CsI, NE-102の3種類のシンチレーターを用いた。これにより、これまでのCaF$$_{2}$$(Eu)と比べて、長波長側及び短波長側への拡張ができた。また、100MeV HeイオンをNE-102シンチレーターに照射し、Pチョッパーを高度に制御することで、準シングルパルスを作り出すことに成功した。これらにより、時間領域・波長領域の測定性能が大幅に拡張された。

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