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アミノ酸単分子膜を用いた電気化学電位走査による生体分子センシング

Bio-molecular sensing by electrochemical potential scanning using by mono-layered L-cysteine film

本田 充紀   ; 関口 哲弘  ; 馬場 祐治  ; 下山 巖   ; 平尾 法恵; 成田 あゆみ

Honda, Mitsunori; Sekiguchi, Tetsuhiro; Baba, Yuji; Shimoyama, Iwao; Hirao, Norie; Narita, Ayumi

L-システイン単分子膜を電気化学電極として用いた生体分子センシングが可能な電気化学セルの作製及び分子センシングについてと、電気化学センサーに向けた電気化学-蛍光XAFS複合装置開発について報告する。今回は生体分子の中で最も単純でありカルボキシル基を持つ乳酸分子をセンシングした。酸化還元反応の結果、+0.15V(v.s Ag/AgCl$$cdot$$KCl飽和溶液)及び-0.26Vの還元電位にL-システイン分子のアミノ基と乳酸分子のカルボキシル基の間にペプチド結合形成する還元反応ピークを確認した。還元反応ピークについてさらに詳細に解析を行った結果、表面反応率は90%以上を示すことがわかった。これは生体分子のセンシングに有効であることを示唆する。これらについてはXPSを用いた定量解析をC 1s, N 1sについて行った。また今回、電気化学-蛍光XAFS複合装置開発へ向けた、L-システイン分子の溶液環境下での蛍光XAFS測定に成功したので、合わせて報告する。

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