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電子線・TiO$$_{2}$$系触媒併用による空気中VOC酸化における触媒担持金属の役割

Role of metals loaded on a TiO$$_{2}$$ in the oxidation of VOC in air using an electron beam irradiation/catalytic process

箱田 照幸; 水野 彰*; 広田 耕一

Hakoda, Teruyuki; Mizuno, Akira*; Hirota, Koichi

空気中の揮発性有機化合物(VOC)を電子ビーム照射により効率よく酸化分解するために、触媒を併用したVOC分解処理技術の開発を進めている。これまでに、この併用触媒の一つとして光触媒であるTiO$$_{2}$$が有効であり、さらにこれに電子親和力の大きなAgやPtなどの金属を担持することによりこのVOCの酸化分解が促進することがわかっている。本研究では、空気中キシレンの電子ビーム分解に、TiO$$_{2}$$や、Ag, Pt, Au, Mnを担持した金属担持TiO$$_{2}$$を併用し、その結果を比較することによりVOC酸化分解促進における担持金属の役割を調べた。その結果、電子ビームが直接触媒表面に入射せずに、照射後のガスが到達する位置にAg担持TiO$$_{2}$$を設置した場合のVOC酸化促進効果が最も大きく、この結果は担持Agがオゾンを分解して活性酸素を生成する作用と有機物の吸着能力を向上させる作用の2つの相乗効果として引き起こされることを明らかにした。

no abstracts in English

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