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イオンビーム育種による夏秋輪ギクの開花特性の改良

Improvement of flowering feature of Chrysanthemum by ion beam breeding

白尾 吏*; 長谷 健*; 野澤 樹; 長谷 純宏; 田中 淳; 鳴海 一成

Shirao, Tsukasa*; Nagatani, Takeshi*; Nozawa, Shigeki; Hase, Yoshihiro; Tanaka, Atsushi; Narumi, Issei

夏秋輪ギク「フローラル優香」は、秀品率が高く、鹿児島県内の夏秋輪ギクの主力品種の1つとなっているが、草丈伸長のためのシェード管理が必要などの改良すべき点がある。そこで、葉片培養物に炭素イオンビームを照射し、不定芽経由により得られた再生個体を選抜試験に供した。個体選抜試験には3858個体を供試し、到花日数がコントロールと同等もしくは短縮しており、花弁の乱れがなく、花容が優れる20個体を選抜した。このうちの2系統では、到花日数がコントロールよりも3日程度短縮されていた。また、別の1系統では、花弁数が多く、1枚1枚の舌状花も大きいものとなっていた。これらの選抜系統については、引き続き生育特性の調査を継続する予定である。

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