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緩衝材中の塩濃縮・析出現象評価に向けた数値実験システムの開発,2

Development of numerical simulation code for the salt accumulation/precipitation occur in the buffer material, 2

木村 誠; 藤田 朝雄 ; 九石 正美; 鈴木 英明

Kimura, Makoto; Fujita, Tomoo; Sazarashi, Masami; Suzuki, Hideaki

温度勾配の存在する緩衝材中の塩濃縮・析出現象を表現可能な数値実験システムの構築を目的として、熱-水-応力-化学連成解析モデルの高度化を行っている。不飽和緩衝材中の保水形態に基づく地球化学反応モデルとして、層間と粒子間隙を分離し、層間の優先的な保水力や低飽和度状態におけるバルク水との不連続性を想定した反応を仮定した。一次元塩濃縮試験結果に対する検証解析では、温度分布や浸潤状況、間隙水中の移行元素濃度や沈殿鉱物等の傾向やオーダーがおおむね一致したことから、塩濃縮・析出現象に着目した化学プロセスはおおむね表現可能であることを確認した。ただし、今回仮定した不飽和保水形態モデルは多くの仮定に基づく高い不確実性を内包しており、仮定の科学的検証を通じてモデルの信頼性を向上していくことが望まれる。

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