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福島第一原子力発電所事故の防護措置と線量再構築,4; 食物摂取経路からの公衆の被ばく線量に関する検討

Dose reconstruction with protective measures for the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant accident, 4; Study on doses to the public from food consumption

飯島 正史; 本間 俊充; 木村 仁宣 ; 高原 省五  ; 木名瀬 栄   

Iijima, Masashi; Homma, Toshimitsu; Kimura, Masanori; Takahara, Shogo; Kinase, Sakae

福島第一原子力発電所の事故の影響により、福島県内では、さまざまな食物が出荷制限された。その中でも、放射性物質の直接沈着量が野菜の中でも比較的大きく、事故後初期の段階において食物摂取経路からの主要な被ばく要因の一つであると考えられる葉菜類の回避線量を算出することは意義がある。そこで、福島県内におけるホウレンソウの出荷制限の効果を個人及び社会的な観点から評価するために、ホウレンソウの出荷制限による個人の回避線量と集団回避線量をI-131に対して算出した。両者ともに、福島県によるホウレンソウの放射能濃度の検査結果をもとに、福島県内の7地域ごとの出荷制限の期間の違いなどを考慮して算出を行った。個人の回避線量は福島県県中地域で最大となり、集団回避線量も県中地域からの寄与が最大であった。この地域では、測定されたI-131の濃度が高く、ホウレンソウの出荷量も大きいことが原因である。

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