検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

LaNi$$_{4.5}$$Al$$_{0.5}$$合金の水素吸蔵過程における過渡的構造変化

Transient structural change of LaNi$$_{4.5}$$Al$$_{0.5}$$ alloy on hydrogen absorbing process

樋口 健介; 町田 晃彦; 片山 芳則; 榊 浩司*; Kim, H.*; 中村 優美子*

Higuchi, Kensuke; Machida, Akihiko; Katayama, Yoshinori; Sakaki, Koji*; Kim, H.*; Nakamura, Yumiko*

水素吸蔵合金の水素吸蔵過程における時分割X線回折測定を実施し、その非平衡圧力下の過渡的な構造変化を詳細に調べている。本研究ではLaNi$$_{4.5}$$Al$$_{0.5}$$合金の水素化過程における中間相形成について詳細に調べるため、導入圧力を変えての測定及び過去に過渡的な中間相の存在が観測されているLaNi$$_{5}$$合金との比較を行った。放射光時分割X線回折測定はSPring-8 BL22XUに設置された時分割X線回折システムを利用して行った。試料部でプラトー圧力($$sim$$0.012MPa)に対してわずかに高い圧力となるように水素を導入した。低圧力($$sim$$0.088MPa)の水素を導入した結果、高圧力($$sim$$0.8MPa)を導入した際と同様に中間相が形成され最終的に単相の水素化物相となることが確認された。低圧の水素導入時に観測された中間相の格子定数は高圧の水素導入時に出現したものとほぼ一致しているため、導入した水素ガス圧力によらず中間相の水素量は同じであると推測される。また、LaNi$$_{4.5}$$Al$$_{0.5}$$合金の水素化過程での各相の格子定数の時間変化はLaNi$$_5$$で報告されている変化と異なっていたことから、両合金の中間相の形成メカニズムが異なる可能性が示唆される。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.