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光還元を利用した模擬放射性廃液からの有用元素回収に関する研究

Study on recovery of useful elements from simulated radioactive liquid waste by photo-reduction

佐伯 盛久; 利光 正章; 大場 弘則  

Saeki, Morihisa; Toshimitsu, Masaaki; Oba, Hironori

高レベル放射性廃液に含まれる白金族元素は資源として貴重なものであり、これらの元素を廃液から分離・回収することができれば、有用金属として白金族元素を再利用できる。この目的のため、本研究では酸化チタン(TiO$$_{2}$$)微粒子に紫外ランプを照射したときに起きる光還元反応を利用した白金族元素回収プロセスについて検討した。模擬廃液にTiO$$_{2}$$微粒子とエタノールを加え、紫外ランプを照射した結果、90%の回収率でパラジウムをナノ微粒子として取り出すことに成功した。また、パラジウムを効率よく回収できるTiO$$_{2}$$微粒子のサイズを調べた結果、粒径200nm程度のものを用いると回収効率が最大になることがわかった。

no abstracts in English

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