検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

アジア原子力協力フォーラム(FNCA)放射線育種プロジェクトにおけるイネ種子へのイオンビーム照射による新品種の開発

Development of new varieties by ion beam irradiation on rice seeds for the mutation breeding project of the Forum of Nuclear Cooperation in Asia (FNCA)

田中 淳; 野澤 樹; 長谷 純宏; 鳴海 一成; 石川 秀高*; 小池 亜紀*

Tanaka, Atsushi; Nozawa, Shigeki; Hase, Yoshihiro; Narumi, Issei; Ishikawa, Hidetaka*; Koike, Aki*

アジア原子力協力フォーラム(FNCA)は、内閣府/文部科学省が主導する原子力平和利用協力の枠組みであり、その1つの活動として放射線育種プロジェクトがある。本プロジェクトでは、イネの突然変異育種を共通のテーマとして現在活動を展開している。実験材料は各国独自の品種であり、日本は、コシヒカリ等のジャポニカ米、韓国はジャポニカ米とインディカ米、その他の国は、すべてインディカ米である。イオンビーム照射は、320MeVの炭素イオンビームを用いて、0$$sim$$200Gyの線量で行い、発芽率,成長率,生存率等の放射線感受性を調べ、それらを指標として突然変異を誘発する最適照射線量を決定した。2011$$sim$$2012年にかけて、ほとんどの参加国で突然変異を誘発する最適照射線量を決定した。最適照射線量は品種ごとに異なるものの、おおむね40$$sim$$60Gyであった。現在、照射した種子の後代系統での特性調査や突然変異体の選抜とその系統化がプロジェクト参加各国で進められている。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.