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BL10"NOBORU"の現状と中性子特性試験

Present status of BL10 "NOBORU" and neutronic characteristic study

原田 正英   ; 及川 健一   ; 前川 藤夫  ; 大井 元貴 ; 酒井 健二 ; 明午 伸一郎   ; 篠原 武尚   ; 高田 弘   

Harada, Masahide; Oikawa, Kenichi; Maekawa, Fujio; Oi, Motoki; Sakai, Kenji; Meigo, Shinichiro; Shinohara, Takenao; Takada, Hiroshi

J-PARC・物質・生命科学実験のBL10(中性子源特性試験装置"NOBORU")は、中性子源特性測定が行われるとともに、テストポートとしての汎用性を生かした、開発,研究,試験に供されている。東日本大震災によって、モデレータに損傷などの異常がないか、発生する中性子の特性を測定することで、確認する必要があった。そこで、運転を再開した2011年12月にBL10にて中性子スペクトルを測定した。その結果、ほぼ震災前と同程度の中性子強度や中性子スペクトルが得られていることがわかり、モデレータの健全性を確認できた。また、大強度運転に向けて、中性子強度の陽子ビーム強度及び入射位置に対する依存性を測定した。テストポート利用では、中性子イメージングの基礎実験のほか、MLFの実験装置群に実装されたさまざまな二次元検出器の性能確認、二次元集光ミラーによる集光実験、強磁場下での構造物性研究などが実施され、さらに、緊急課題として、J-PARCのニュートリノグループによる光センサーの実機照射試験が行われ、目的とした成果が得られた。

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