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金属トリウムの精製

Purification of thorium metal

山本 悦嗣  ; 芳賀 芳範   ; 松本 裕司; Fisk, Z.

Yamamoto, Etsuji; Haga, Yoshinori; Matsumoto, Yuji; Fisk, Z.

アクチノイド化合物研究の参照物質として、5f電子を持たないトリウム化合物は重要である。特にフェルミ面の理解のためにドハース・ファンアルフェン効果測定が有効であるが、そのためには極めて純度の高い試料を作製する必要がある。これまで、われわれはアクチノイド金属の精製に取り組んできた。今回、われわれはトリウム金属の精製法として、ヨウ素を用いた化学輸送法が有効であることに着目し、これを試みた。この手法は、TiやZrなど4価金属の精製法として用いられているものである。タングステンフィラメントをつけた石英管に粗金属とヨウ素を真空封入する。電気炉で400$$^{circ}$$C程度に加熱し、粗金属とヨウ素とを反応させ、生成したヨウ化物を気化する。ヨウ化物の蒸気は通電して1500$$^{circ}$$C程度に加熱したフィラメント上で熱分解され、純金属がフィラメント上に析出する。遊離したヨウ素は再び粗金属と反応する。このサイクルで金属トリウムを精製する。

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