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高レベル放射性廃棄物地層処分のための地下研究施設建設における災害防止への取り組み; 設備の改善による安全性の向上、動体設備の色分けによる危険の見える化と5S+1S(整備)

Approach to prevent accidents in the construction of underground research laboratory for the geological disposal of higt-level radioactive waste

名合 牧人*; 神 和美; 三浦 養一*

Nago, Makito*; Jin, Kazumi; Miura, Yoichi*

幌延深地層研究センターでは、高レベル放射性廃棄物の地層処分にかかわる深地層の調査技術や工学技術の信頼性向上を目的として、地下深度500mまでの3本の立坑、深度350mと500mに周回試験坑道等からなる地下研究施設の建設工事を予定している。本工事においては、掘削深度が300m以上の大深度となることから、施工を進めるうえで墜落災害,飛来・落下災害等が予想され、その発生時には重大な災害となる。また、抗径の狭小な中での作業となることから、挟まれ・巻き込まれ災害も想定された。さらに、事前の調査結果から多量の湧水が考えられ、また、メタンガスを含有している地層の報告もあり、深度500mにおける地下水に溶存しているガス量は、地下水が大気圧下に解放されると、地下水量に対して約1.5倍の体積になる。これらのリスクに対して、リスクマネージメントを行い設備の改善でのリスク回避や監視や基準の設定などソフト面での回避を検討した。重篤度・頻度に応じて、そのどちらか若しくは両者を組合せて、安全かつ経済的、効果的な対策を講じた。本書では、労働安全マネジメントシステムのサイクルを回す中で行ってきた改善点、特に設備による改善点について報告する。

no abstracts in English

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