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北海道幌延地区における地下水中の有機酸のメタン生成微生物の基質としての可能性

Possibility of formic and acetic acids as active substrates for methanogenesis in the groundwater in Horonobe, Hokkaido

玉村 修司*; 遠藤 亮*; 清水 了*; 岩月 輝希  ; 天野 由記   ; 大味 泰*; 五十嵐 敏文*

Tamamura, Shuji*; Endo, Ryo*; Shimizu, Satoru*; Iwatsuki, Teruki; Amano, Yuki; Omi, Yasushi*; Igarashi, Toshifumi*

北海道幌延地区の第四系と新第三系の声問層を帯水層とする地下水中で、微生物の競争排除則とメタン生成反応の非平衡度に基づき、ギ酸及び酢酸がメタン生成微生物の基質となっている可能性を評価した。微生物の競争排除則では、声問層を帯水層とする地下水中で酢酸が基質となっている可能性が示唆され、非平衡度による評価では、還元的なすべての地下水中で、両有機酸が基質となっている可能性が示唆された。これらのことから、還元的な環境では両有機酸がメタン生成微生物の基質となっていること、特に新第三系声問層を帯水層とする地下水中では、酢酸濃度は微生物の競争排除則により規定されている可能性が指摘された。

no abstracts in English

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