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ITER TFコイル熱処理試作結果

Results of heat treatment trial of ITER toroidal field coil

山根 実; 松井 邦浩; 梶谷 秀樹; 辺見 努; 高野 克敏; 安藤 真次; 小泉 徳潔

Yamane, Minoru; Matsui, Kunihiro; Kajitani, Hideki; Hemmi, Tsutomu; Takano, Katsutoshi; Ando, Shinji; Koizumi, Norikiyo

原子力機構は、ITER計画における日本国内機関として、9個のトロイダル磁場(TF)コイルの調達を担当しており、実機コイルの製作に先駆けて製造設計,実規模試作, TFコイル製作装置の製作をメーカと協力して進めている。この中でTFコイル巻線の超伝導生成熱処理による導体伸縮量及び巻線形状の変化を把握するために、熱処理サンプルによるTF導体熱処理試作を実施した。試作サンプルは導体表面に実機と同一仕様のブラスト処理(Ra=6.3$$mu$$m)を施したものを使用し、熱処理による伸びとして直線部を模擬した直状導体サンプルで約0.05%、曲線部を模擬した曲状導体サンプルで約0.08%の伸びが測定された。この伸び量はTFコイル1ターンあたりでは25mm程度の伸びに相当する。熱処理後の巻線を寸法裕度の小さいラジアルプレート(RP)の溝に精度良くはめ込むためには熱処理前の巻線形状設定へ反映させる必要があり、そのためのデータを取得できた。報告では、熱処理前後の巻線形状の計測方法、および熱処理後の巻線をRP溝に挿入するトランスファー工程に関する装置とその試験結果についても報告する。

no abstracts in English

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