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J-PARCリニアック製のバンチ・シェープ・モニタの開発

Development of bunch shape monitor at J-PARC Linac

二ツ川 健太*; 川根 祐輔; 田村 潤  ; 根本 康雄; 林 直樹  ; 福岡 翔太*; 真山 実*; 三浦 昭彦 ; 宮尾 智章*

Futatsukawa, Kenta*; Kawane, Yusuke; Tamura, Jun; Nemoto, Yasuo; Hayashi, Naoki; Fukuoka, Shota*; Mayama, Minoru*; Miura, Akihiko; Miyao, Tomoaki*

J-PARCリニアックでは、加速周波数が324MHzのRFQ, DTL, SDTL空洞と972MHzのACS空洞で負水素イオンビームを400MeVまで加速している。SDTLとACSの間にあるビーム輸送路(MEBT2)では、2式のバンチャー空洞で位相方向のマッチングを行う必要があるが、リニアックにはビーム位相方向の形状を測定するモニタがなかった。そこで、ロシア原子核研究所と共同でバンチ・シェープ・モニタ(BSM)を開発し、SDTLの下流に設置して試験を行った。しかし、このBSMは真空特性が悪かったため、ACS空洞をインストールするときにビームラインから取り外し、試験・ベーキングを実施したが、高い真空度を確保するために、ポンプの追加などの増強が不可欠であった。そこで、J-PARC独自でのBSMの開発を開始し、BSM本体の真空対策だけでなく、ビームライン上でベーキングが行えるように設置場所を変更した。また、二次電子の輸送に関してもシミュレーションを実施し、形状の最適化も実施した。本件では、新規に製作したJ-PARC製のBSMの真空特性とオフラインの試験結果を報告する。

no abstracts in English

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