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幌延地域における地下水年代と地質年代・地史の比較検討

Comparison between the groundwater age and geological age/geological history in Horonobe region

中田 弘太郎*; 長谷川 琢磨*; 大山 隆弘*; 幡谷 竜太*; 笹本 広   ; 石井 英一   ; 宮川 和也   

Nakata, Kotaro*; Hasegawa, Takuma*; Oyama, Takahiro*; Hataya, Ryuta*; Sasamoto, Hiroshi; Ishii, Eiichi; Miyakawa, Kazuya

高レベル放射性廃棄物地層処分の安全評価では、地下水シナリオは主要な評価対象の一つである。地層処分の安全性を確保する上で、長期間地下水が移動しにくいサイトを選定することは重要である。地下水が移動する要因の一つとして隆起・侵食や断層運動等の自然事象の影響が挙げられるが、評価対象地域の地質環境が長期間安定であれば、地下水滞留時間(地下水年代)は十分長いと期待される。本研究では北海道幌延地域を一例に、地下水年代と地質年代・地史を比較することで、どのようなことが推察可能か、またどのような課題が挙げられるかを検討した。北海道幌延地域に分布する稚内層・声問層を対象に、ヘリウム(He)によって評価された地下水年代と地質年代を比較した。このうち稚内層では、地質年代は290$$sim$$1300万年と推定され、地下水年代は200$$sim$$1200万年と評価された。両者の年代は類似し、隆起・沈降等の変遷を経た後も地下水は比較的安定に存在する可能性が示唆された。

no abstracts in English

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