遠心抽出器のスラッジ耐性に関する検討,7; スラッジ洗浄ノズルの適用による性能向上効果

Durability of centrifugal contactors under sludge inclusion condition, 7; Effect of splay nozzles on cleaning up the accumulated sludge

坂本 淳志  ; 佐野 雄一   ; 竹内 正行 ; 伊藤 和之*; 関田 智*; 坂本 幸生*; 阿久津 浩一*

Sakamoto, Atsushi; Sano, Yuichi; Takeuchi, Masayuki; Ito, Kazuyuki*; Sekita, Satoshi*; Sakamoto, Yukio*; Akutsu, Koichi*

遠心抽出器はその処理性能の高さから、将来の再処理プラントへの適用が期待されているが、処理液中にスラッジが流入する場合には強い遠心力によりロータ内部にスラッジが捕捉・堆積され、その条件によっては、運転時間の経過とともに処理性能の低下が懸念される。スラッジ堆積状態からの回復手段としては、これまでにハウジング内に洗浄液を一定量貯留しロータの低速回転によって形成される流れを利用した洗浄方法(滞留法)を検討したが、洗浄は可能であるものの更なる性能の向上が課題であった。本研究ではスラッジ洗浄性能の向上を目的として、遠心抽出器への洗浄ノズルの適用を検討し、その効果を確認した。

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