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日本地球惑星科学連合-放射化学会連携による福島第一原子力発電所近傍における事故5年後の土壌中放射性物質の調査概要

Investigation of soil radionuclude near the Fukushima Dai-ichi Nuclear Power Plant 5-year after the accident by JpGU-JNRS team

佐藤 志彦   ; 北 和之*; 他39名*

Satou, Yukihiko; Kita, Kazuyuki*; 39 of others*

2011年3月に起こった、東京電力福島第一原子力発電所の事故により、福島県を中心とする陸域に大規模な放射能汚染が起こった。事故後の2011年6月には、日本地球惑星科学連合および日本放射化学会を中心とした有志の研究グループが、汚染状況の把握のための土壌採取のフィールド実験を実施した。これにより初期の汚染状況が明らかとなったが、航空機サーベイ等による汚染状況の把握は継続して行われているものの、実際に土壌を採取して汚染状況の詳細を把握する大規模な調査はそれ以降行われていない。そこで本研究では、福島県内の帰還困難区域を中心として土壌採取のフィールド実験を行い、その分析により現在の汚染状況を把握することを目的に実施した。本研究プロジェクトは、2016年6月から9月にかけての9日間、のべ176名で実施した。福島県内の帰還困難区域を中心として、公共施設等を選定したうえで、各自治体との情報交換を行い、まずはNaIシンチレーターもしくは電離箱を用いて地面から1mおよび5cmの空間線量の測定を行い、専用の採土器を用いて表層より5cmの土壌を採取した。また採取時は5年間の環境中での放射性核種の移動状況を評価するために、土壌は表層部の0.0-2.5cmと、深部の2.5-5.0cmに分けて採取した。

no abstracts in English

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