JAEA-AMS-TONOの20年のあゆみ
The Twenty years of JAEA-AMS-TONO
國分 陽子 ; 藤田 奈津子 ; 松原 章浩*; 西澤 章光*; 西尾 智博; 三宅 正恭; 石丸 恒存 ; 渡邊 隆広 ; 尾方 伸久 ; 島田 顕臣; 石坂 千佳*; 岡部 宣章; 加藤 元久*; 磯崎 信宏*; 虎沢 均*
Kokubu, Yoko; Fujita, Natsuko; Matsubara, Akihiro*; Nishizawa, Akimitsu*; Nishio, Tomohiro; Miyake, Masayasu; Ishimaru, Tsuneari; Watanabe, Takahiro; Ogata, Nobuhisa; Shimada, Akiomi; Ishizaka, Chika*; Okabe, Nobuaki; Kato, Motohisa*; Isozaki, Nobuhiro*; Torazawa, Hitoshi*
日本原子力研究開発機構東濃地科学センター土岐地球年代学研究所JAEA-AMS-TONOは、平成9年3月に5MVの加速器(NEC製ペレトロン15SDH-2)を有する加速器質量分析装置を導入し、平成29年で20年を迎えた。本発表では、JAEA-AMS-TONOのこれまでのあゆみについて紹介する。現在、土岐地球年代学研究所では、高レベル放射性廃棄物の地層処分技術に関する研究開発の一環として行う深地層の科学的研究のうち、地質環境の長期安定性に関する研究の基盤となる年代測定技術の開発を行っている。その中で、JAEA-AMS-TONOは放射性炭素をはじめとする数種の年代測定が可能であり、その中核施設としての役割を担っている。これまで放射性炭素やベリリウム-10、アルミニウム-26測定により、断層の活動性や津波の痕跡、気候変動に関する研究、地表面の侵食速度や岩石の露出年代を求める研究に貢献している。
no abstracts in English
- 登録番号 : BB20171486
- 抄録集掲載番号 : 47000958
- 論文投稿番号 : 21597
[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.