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変形中の高強度ラースマルテンサイト鋼の転位挙動

Dislocation behavior in high strength lath martensite steel during deformation

Harjo, S.   ; 川崎 卓郎   ; 相澤 一也  ; 友田 陽*

Harjo, S.; Kawasaki, Takuro; Aizawa, Kazuya; Tomota, Yo*

ラースマルテンサイト鋼は高強度の構造材料の一つとして知られている。引張試験で得られた応力ひずみ曲線から弾性限が低く最初の塑性変形では強度が高く加工硬化が大きいが、その加工硬化をもたらす変形機構が知られていない。本研究ではラースマルテンサイト鋼の変形機構を明らかにするために引張変形中のその場中性子回折実験をJ-PARC匠を用いて行った。変形中に得られた中性子回折パターンから格子応力、転位密度、転位配置等を評価した。組織観察では確認ができなかった残留オーステナイトは約3.7%存在し硬質相を振る舞ったことはわかった。また、マルテンサイト相の転位密度は変形中に若干増加したが転位配置は大きく変化した。この転位配置の変化は大きな加工強化を引き起こした。

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