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日本海沿岸における冬の雷や雷雲に伴う放射線観測

Radiation measurements associated with lightning and thunderclouds in winter at the coastal area of the Japan Sea

土屋 晴文; 榎戸 輝揚*; 和田 有希*; 古田 禄大*; 中澤 知洋*; 湯浅 孝行*; 奥田 和史*; 牧島 一夫*; 佐藤 光輝*; 佐藤 陽祐*; 中野 俊男*; 楳本 大悟*

Tsuchiya, Harufumi; Enoto, Teruaki*; Wada, Yuki*; Furuta, Yoshihiro*; Nakazawa, Kazuhiro*; Yuasa, Takayuki*; Okuda, Kazufumi*; Makishima, Kazuo*; Sato, Mitsuteru*; Sato, Yosuke*; Nakano, Toshio*; Umemoto, Daigo*

日本海沿岸地域にある原子力発電所や自治体が持つモニタリングポストにより、冬の雷の発生や雷雲の通過に伴った3MeV以上の高エネルギー放射線量の増大が観測されていた。こうした放射線は、雷や雷雲がもつ電場によって加速された電子の制動放射$$gamma$$線であると考えられている。また、近年、雷や雷雲に付随して中性子や陽電子の信号を捉えたという報告もあった。これは、制動放射だけではなく様々な高エネルギー反応が雷や雷雲の中で起こっている可能性を示唆しており、活発な議論がなされている。本発表では、現在までに原子力センシング研究グループが観測したロングバーストと呼ばれる雷雲の通過に伴って放射線量が数分ほど増大する事象と、雷に同期して発生する継続時間が1秒以下のショートバーストの観測結果について報告する。特に、2017年2月の落雷に伴って発生したショートバーストでは、雷が光核反応を誘発し、中性子, 陽電子および酸素や炭素の放射性同位体を生成した実験的な証拠を初めて確認することに成功した。本発表では、それらの生成メカニズムについても議論する。

no abstracts in English

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