核不拡散・核セキュリティ用アクティブ中性子NDA装置の開発,1; プロジェクト概要とPGA測定システムの開発

Development of active neutron NDA apparatus for nuclear non-proliferation and nuclear security, 1; Project overview and development of Prompt Gamma-ray Analysis system

藤 暢輔   ; 古高 和禎  ; 大図 章  ; 土屋 晴文 ; 北谷 文人  ; 前田 亮  ; 米田 政夫   ; 小泉 光生 ; 瀬谷 道夫

Toh, Yosuke; Furutaka, Kazuyoshi; Ozu, Akira; Tsuchiya, Harufumi; Kitatani, Fumito; Maeda, Makoto; Komeda, Masao; Koizumi, Mitsuo; Seya, Michio

原子力機構では、欧州委員会-共同研究センター(EC-JRC)との共同研究により、従来の非破壊測定(NDA)技術を適用できない高線量核燃料物質の非破壊測定技術開発を実施している。本研究開発では、小型中性子源を用いた複数のアクティブ中性子NDA技術(ダイアウェイ時間差分析法: DDA、中性子共鳴透過分析法: NRTA、即発線分析法: PGA、中性子共鳴捕獲線法: NRCA及び、遅発線分析法: DGA)を組み合わせ、それぞれの特長を生かすことによって高線量核燃料物質に対応できる非破壊測定法の確立を目指している。本発表では、プロジェクトの概要及び、即発線分析法を用いた爆発性物質(窒素)、化学兵器(燐, 塩素, 硫黄, ホウ素, ケイ素, チタン等)の検知と妨害元素(ホウ素, 塩素)の測定技術開発において得られた結果について報告する。

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