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Degassing behavior of noble gases from groundwater during groundwater sampling

地下水の採水時における溶存希ガスの脱ガス挙動に関する研究

中田 弘太郎*; 長谷川 琢磨*; Solomon, D. K.*; 宮川 和也   ; 富岡 祐一*; 太田 朋子*; 松本 拓也*; 濱 克宏 ; 岩月 輝希  ; 小野 昌彦*; 丸井 敦尚*

Nakata, Kotaro*; Hasegawa, Takuma*; Solomon, D. K.*; Miyakawa, Kazuya; Tomioka, Yuichi*; Ota, Tomoko*; Matsumoto, Takuya*; Hama, Katsuhiro; Iwatsuki, Teruki; Ono, Masahiko*; Marui, Atsunao*

地下水に溶存している希ガス(He, Ne, Ar, Kr, Xe)は、地下水の起源や滞留時間、涵養温度などの推定に使われる。地下水に溶存しているガスを全て定量することが望ましいが、一方で、地下水の採取に伴う溶存ガスの脱ガスを避けることは難しい。本研究は、地下水の採取に伴う溶存希ガスの脱ガス挙動について調べ、その補正方法を提案するものである。地下施設及び深層ボーリングから地下水試料を採取し、原位置の圧力を維持した状態で採取した試料と、圧力を低下させて脱ガスさせた試料との比較を行った。その結果、溶存ガス圧が低い試料(約4.6気圧以下)については、大気圧下で脱ガスさせた場合、気液平衡が成り立つことが分かった。一方で、溶存ガス圧が高い試料(約32気圧)については、気液平衡が成り立たないことが分かった。気液平衡が成り立つ試料については、脱ガスの影響を補正することが可能であるが、気液平衡が成り立たない試料については、補正が困難であり、さらなる検討が必要である。

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パーセンタイル:38.79

分野:Geochemistry & Geophysics

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