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廃ゼオライトの長期保管方策の検討,15; 実規模乾燥試験後の塩分析出結果

Consideration for long-term storage of a spent zeolite adsorption vessel, 15; Salt deposition on zeolite after the full-scale drying test

佐川 祐介*; 山岸 功 ; 寺田 敦彦  ; 宇留賀 和義*; 塚田 毅志*

Sagawa, Yusuke*; Yamagishi, Isao; Terada, Atsuhiko; Uruga, Kazuyoshi*; Tsukada, Takeshi*

福島第一原子力発電所事故の水処理で発生する廃ゼオライト吸着塔の長期保管方策検討の一環として、吸着塔の腐食評価に影響する内部環境を推定するため、実寸大のSARRY吸着塔内部試験体を用いたヒーター加熱試験が行われた。本発表では、試験後のゼオライトに析出した塩分濃度を測定した結果を報告する。加熱停止時にゼオライト温度が100$$^{circ}$$C以上と推定される蒸発界面付近の試料の塩分析出濃度が最も高く、ヒーター加熱により乾燥したゼオライト層中央部が残水を吸い上げ蒸発させることにより塩分析出を促進したためと考えられる。ステンレス製容器付近の試料の析出濃度は平均濃度よりも低く、加熱中に発生した水蒸気が容器付近で冷やされ、凝縮した水が容器内壁を流れたためと考えられる。これらの結果は、吸着塔容器の塩分腐食発生リスクが保管中に緩和される可能性を支持した。

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