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西南日本,美濃帯北部付加体の前期$$sim$$中期ジュラ紀砂岩の後背地

Provenance of the Early-Middle Jurassic sandstone from the accretionary complex of the northern part of the Mino Belt, Southwest Japan

Chen, X.*; 近松 謙太朗*; 長田 充弘   ; 横山 立憲   ; 鏡味 沙耶   ; 山本 鋼志*; 大藤 茂*

Chen, X.*; Chikamatsu, Kentaro*; Nagata, Mitsuhiro; Yokoyama, Tatsunori; Kagami, Saya; Yamamoto, Koshi*; Oto, Shigeru*

中部日本に位置する美濃帯北部の砂岩中のジルコンから後背地を推定した。試料は春日野ユニットと、その構造的下位の今庄ユニット(今庄層,大西層、および左門岳層)の砂岩を用いた。U-Pb年代測定は名古屋大学大学院環境学研究科設置のレーザーアブレーション装置を接続した誘導結合プラズマ質量分析装置(LA-ICPMS)を、Hf同位体比は日本原子力研究開発機構東濃地科学センター設置のLA-ICPMSを使用した。U-Pb年代-$$varepsilon$$Hf(t)値図に本研究と先行研究による東アジアの火成岩をまとめた結果から、美濃帯の後背地を推定した。春日野ユニットのジルコンは中央アジア造山帯の範囲にプロットされるため、春日野ユニットの後背地は中央アジア造山帯であると推定した。一方、今庄ユニットのジルコンはいずれも北中国地塊の範囲にプロットされるため、北中国地塊が今庄ユニットの後背地であると推定した。つまり、美濃帯の後背地は春日野-今庄ユニットの境界で大きく変化したことが明らかとなった。

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