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Reply to "Comment on 'Observation of Barnett fields in solids by nuclear magnetic resonance'" [Appl. Phys. Express 7, 063004 (2014)]

「『核磁気共鳴による固体中のバーネット磁場の観測』へのコメント」に対する返答

中堂 博之 ; 松尾 衛*; 針井 一哉*; 前川 禎通*; 齊藤 英治

Chudo, Hiroyuki; Matsuo, Mamoru*; Harii, Kazuya*; Maekawa, Sadamichi*; Saito, Eiji

バーネット効果とは物体を回転させるとその物体が磁化する現象である。これは磁気モーメントに対して回転座標系での慣性力として磁場が働くと解釈できる。その磁場をバーネット磁場と呼ぶ。バーネット磁場は慣性力であるために、高速で回転する物体と同じ速度で回転する測定系が必要である。我々は新規にコイル回転法を独自開発し、その共振回路を用いて核磁気共鳴法(NMR)測定を行ったところ、核磁気モーメントに働くバーネット磁場によってNMRの共鳴周波数が回転数に比例してシフトするという結果を得た。この成果は2014年にApplied Physics Expressに掲載されたが、2018年の夏、Jean Jeener人物から、我々が測定したものはバーネット磁場ではなく、コイルを回転させた事による人為的な効果であるとの批判が出た。本論文はこれに対する我々の返答である。

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分野:Physics, Applied

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