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福島第一原子力発電所で採取された固形分を含む滞留水の$$alpha$$核種分析,5; 3号機滞留水中のPu, Amの存在状態の推定

$$alpha$$-emitting nuclides analysis of the stagnant water including sediments in Fukushima Daiichi NPS, 5; Estimation of Pu and Am behavior in the stagnant water of Unit #3 reactor

二田 郁子; 比内 浩; 北脇 慎一 ; 駒 義和  

Nitta, Ayako; Hinai, Hiroshi; Kitawaki, Shinichi; Koma, Yoshikazu

福島第一原子力発電所の3号機原子炉建屋主蒸気隔離弁室にて採取された固形分を含む滞留水について、孔径10, 1, 0.1, 0.02$$mu$$mのフィルタで順にろ過し、放射能分析を実施した。$$alpha$$核種のほとんどは孔径10$$mu$$mのフィルタ回収物から検出され、固形分に存在することが分かった。また、わずかに孔径0.02$$mu$$mのフィルタを通過するPu, Amを検出した。孔径0.02$$mu$$mのフィルタを通過するPu, Amについては、イオン交換樹脂と接触させる試験を行ったところ、いずれも陽イオン交換樹脂に吸着され、陰イオンにほとんど吸着されなかったことから、陽イオンであることが示された。滞留水の酸化還元電位、及びpHからPu, Amの存在しうる酸化状態としてAmはIII価、PuはIV価またはV価であると考え、さらに可能性のある化学形態の考察を行った。

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