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J-PARCリニアックビームモニタと現状の取り組み

Beam monitors in the J-PARC LINAC and its current activities

守屋 克洋  ; 宮尾 智章*; 岡部 晃大  ; 割貝 敬一; 三浦 昭彦 ; 林 直樹  ; 神谷 潤一郎   

Moriya, Katsuhiro; Miyao, Tomoaki*; Okabe, Kota; Warigai, Keiichi; Miura, Akihiko; Hayashi, Naoki; Kamiya, Junichiro

大強度陽子加速器施設J-PARCでは、ビーム出力1MW利用運転に向けてビーム調整を進めている。J-PARCリニアックでは324MHzと972MHzの高周波を用いてピーク電流値50mAの大強度ビームを加速する。大強度ビームを適切に加速し下流の施設へ安定に輸送するためには、ビームの電流値、重心、分布を測定し、最適な運転条件を実現しなければならない。リニアックでは、電流モニタ(SCT)、重心モニタ(BPM, FCT)、分布モニタ(WSM, BSM)、ビームロスモニタ(BSM)が適切に設置されている。本報告では2015年以降のリニアックビームモニタの変移や改善点を報告する。一例として、リニアック最上流部のWSMにカーボンナノチューブ(CNT)を採用した。これにより、ビーム測定時にWSMが故障する頻度が激減し、CNT交換後に意図せずWSMが故障したことは一度もない。また、ビーム調整時に経験したビーム異常診断についても報告する。

no abstracts in English

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