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福島第一原子力発電所で採取された固形分を含む滞留水の$$alpha$$核種分析,8; Pu, Amのスラッジへの移行挙動

$$alpha$$-emitting nuclides analysis of the stagnant water including sediments in Fukushima Daiichi NPS, 8; Behavior of moving to sediment of Pu and Am

二田 郁子; 比内 浩; 北脇 慎一 ; 駒 義和  

Nitta, Ayako; Hinai, Hiroshi; Kitawaki, Shinichi; Koma, Yoshikazu

福島第一原子力発電所では、原子炉建屋等の地下に汚染した水が滞留しており、$$alpha$$核種が検出されている。$$alpha$$核種の存在状態を把握することを目的に、1$$sim$$3号機原子炉建屋、及び、それらの滞留水が集約されるプロセス主建屋、高温焼却炉建屋にて採取された、固形分(スラッジ)を含む滞留水の分析を行った。滞留水を孔径10、1、0.1、0.02$$mu$$mのフィルタで順にろ過し、各分画についてPu、Amの分析を実施した。いずれの滞留水においても、スラッジのほとんどが10$$mu$$mフィルタで回収された。放射能分析から、Pu、Amについても99%以上が同フィルタ回収物から検出された。また、元素分析から、スラッジの主成分はFeであり、滞留水中のPuやAmは、建屋によらず、大部分がFeの粒子と存在することがわかった。PuやAmは、共沈や吸着により鉄化合物に収着し、スラッジへ移行していると考えられる。

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