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帯磁率異方性を用いた活断層の運動像推定の可能性

The Study on estimating the movement of active faults using the anisotropy of magnetic susceptibility

澤田 渚*; 立石 良*; 川崎 一雄*; 瀬能 正太郎*; 島田 耕史   ; 岩森 暁如*; 小川 昌也*

Sawada, Nagisa*; Tateishi, Ryo*; Kawasaki, Kazuo*; Seno, Shotaro*; Shimada, Koji; Iwamori, Akiyuki*; Ogawa, Masaya*

福井県敦賀市から滋賀県高島市に位置する、北北東-南南西方向にのびる右横ずれ主体かつ南東隆起の活断層である敦賀断層の断層破砕帯を例に、1露頭で主せん断面と平行に5列、計55試料を採取して帯磁率異方性を測定したところ、帯磁率の最大軸が断層面と平行に、断層の運動像と調和的に配列していることが分かった。この帯磁率異方性の傾向は、0.1mm以下の、磁鉄鉱と推定される磁性鉱物の分布を反映している。一方、X線CT解析による0.125mm以上の粗粒な高密度粒子の長軸の配列は断層面と斜交している。本研究から、断層運動による粒子の挙動が粒度によって異なる可能性が示された。発表では複数の露頭の結果を示す。

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