Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Hoffheins, B.; 川久保 陽子; 井上 尚子
JAEA-Review 2013-006, 47 Pages, 2014/03
日本原子力研究開発機構(JAEA)は米国エネルギー省国家核安全保障局との共同研究枠組みの下、サンディア国立研究所(SNL)と共同で「地域核不拡散協力のための情報共有フレームワーク(ISF: Information Sharing Framework)の構築」の共同研究プロジェクトを実施している。本プロジェクトは、実質的にはJAEA, 韓国核不拡散核物質管理院(KINAC), 韓国原子力研究所(KAERI)、及びSNLによる多国間協力として実施されており、有効で持続可能な形で核不拡散の透明性活動が実施できるよう、ISFの要求事項を作成することを目的としている。本プロジェクトに参加する専門家は、ワークショップ,各種会合,定期電話会議等を通じて、ISFの必要性、ニーズや具体的なオーディエンスを特定し、要求事項の開発を行ってきた。また、その活動はISFの潜在的ステークホルダーのニーズ調査、情報共有を実践するためのウェブサイトの構築、核物質管理学会等へのペーパーの投稿等も含む。本報告書は歴史的背景における現行プロジェクトの位置付けを示すとともに、将来の方向性を論ずるものである。
川久保 陽子; Hoffheins, B.; 井上 尚子; Mongiello, R.*; Baldwin, G.*; Lee, N. Y.*
Proceedings of International Conference on Fast Reactors and Related Fuel Cycles; Safe Technologies and Sustainable Scenarios (FR-13) (USB Flash Drive), 8 Pages, 2013/03
原子力の透明性は、国際原子力機関(IAEA)保障措置を補強し、国際的・地域的な信頼醸成に寄与するという点で重要である。そして、信頼醸成の主要な要素である情報共有は、高速炉及び核燃料サイクルの開発の分野においても、透明性を向上させ、専門家間相互理解を促進するために必要である。原子力機構は、アジア太平洋地域における原子力の透明性向上を目的とした情報共有フレームワークを設計、構築のプロジェクトを実施している。本プロジェクトは、サンディア国立研究所(SNL),韓国核不拡散核物質管理院(KINAC),韓国原子力研究所(KAERI)と共同で行っており、現在は情報共有フレームワークの要件の合意に向けて議論を行っている。本稿は情報共有フレームワークの要件開発の現状について記すものである。この要件開発は現在も進行中であるが、近い将来プロジェクト関係機関の間で合意し、デモンストレーションを行う予定である。
Hoffheins, B.; 宮地 紀子; 浅野 隆; 長谷 竹晃; 石山 港一; 木村 隆志; 小谷 美樹
Proceedings of INMM 52nd Annual Meeting (CD-ROM), 10 Pages, 2011/07
日本の原子力平和利用について追加議定書やIAEAの拡大結論の結果に続き、査察の効率性を高め、申告の正確性と完全性を確かなものとするため、統合保障措置の適用に向けて、日本政府と施設運転者はIAEAとともに取り組んできた。これらの保障措置アプローチは、非立会のサーベイランスや非破壊分析測定,自動化された核物質計量,ソリューションモニタリングや遠隔監視のような先進的な技術の導入に依存するところが多い。これらの技術は、ランダム中間査察を可能にし、また、核物質計量と査察活動に必要な努力のレベルを低減化した。運転や査察のプロセスにおける先進的な技術の影響をより広範に理解することは、より良いシステム設計や既存システムの評価を支援する評価手法の開発に有用である。
鈴木 美寿; 和泉 圭紀; 木本 徹; 直井 洋介; 井上 猛; Hoffheins, B.
IAEA-CN-184/64 (Internet), 8 Pages, 2010/11
2008年のG8洞爺湖サミットにおいて我が国によって提案された3Sイニシアチブを支援するために、原子力機構では各々の3S分野の文化と研究開発計画の詳細な検討の実施、現在の3Sの現状と目標に対するギャップ分析、他の国内外関係機関と連携した貢献について検討している。我が国で培われたIAEA保障措置に対する経験や教訓が、より効果的・効率的な3Sシナジーを実現するためのインフラストラクチャー整備、設計段階から取り込む保障措置方法論検討に活かされる。本発表では、3S統合型リスクインフォームドアプローチを提案する。初期の検討として、安全分野の解析としてよく知られた、事象の生起確率と仮想被害解析手法が、核不拡散及びセキュリティリスクの固有な不確実性を予想・評価するために適用される。パフォーマンスベースの評価手法が、効果的・効率的な3S実施を追及するために提案される。
川久保 陽子; Hoffheins, B.; 井上 尚子; Mongiello, R.*; Baldwin, G.*
no journal, ,
原子力機構はサンディア国立研究所と共同でアジア地域の核不拡散透明性を向上するための概念や技術の開発を行ってきた。本取り組みは現在も継続中で、2011年12月には東海村において「透明性ワークショップ:情報共有フレームワークの構築」と題したワークショップが開催された。本ワークショップにはおもに日本,米国,韓国の関係各機関が参加し、目的,ニーズ,ステークホルダー,情報の種類,情報共有のためのメカニズム等さまざまなフレームワークの基本的要件について議論を交わした。本ペーパーは、この中で情報共有のためのメカニズムに着目し、「対面式(face-to-face)」と「ウェブ形式(web-based)」の二つのメカニズムについて、それぞれの特徴を分析した。その結果、各メカニズムは異なる利点,欠点を有しているため、持続可能なフレームワークを構築するためには、その目的,共有する情報,共有する者によって、適切な情報共有メカニズムの組合せを見いだすことが重要であることがわかった。また、「ウェブ形式」のメカニズムはコスト,時間,情報量といった面で利便性の高いツールであるが、継続可能なフレームワークを構築するためには、定期的に「対面式」のコミュニケーションを行うことが重要であるということも示唆された。
井上 尚子; Hoffheins, B.; 川久保 陽子
no journal, ,
本発表は、韓国KINAC (Korea Institute of Nuclear Nonproliferation and Control)の招きにより、2012 International Nuclear Non-proliferation and Security Symposiumにおいて発表を行うものである。原子力機構が動力炉・核燃料開発事業団(PNC)時代より取り組んできた原子力の透明性研究をレビューするとともに、アジア太平洋地域の核不拡散分野における地域の信頼醸成及びIAEA保障措置を補完することを目的として、日米韓三か国で現在取り組んでいる情報共有フレームワーク研究の内容及びJAEA-SNL-KINAC/KAERIのデモンストレーションに向けた取り組みを提案する。