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榎本 茂正; 坂東 昭次; 川上 泰; 今橋 強; 妹尾 宗明; 立川 登; 天野 恕; 伊藤 太郎; 山本 晧靖; 山林 尚道; et al.
JAERI-M 5097, 35 Pages, 1973/01
食塩電解槽内の陰極用水銀量を、放射性水銀(Hg)を用いる同位体希釈法によって測定する方法は、操業中に迅速に実施できる等いくつかの利点があるため、最近、急速に関心と需要が増してきてあり、原研、アイソトープ事業部では、いくつかの技術指導を行なってきた。この間、この測定に必要、十分な作業項目を1つの方式としてまとめることに努めてきた結果、測定精度の向上、安全性確保および操作の簡素化等ほぼ満足しうるものに達した。この方式は、RI投入用試料と同時に、これを定量的に希釈した比較試料を提供し、これによって電解槽現場の測定を行なうものである。現場で測定するさいの問題点、注意事項などを摘出して検討したうえ、作業手順をマニュアル化した。
今橋 強; 坂東 昭次; 村上 悠紀雄; 山根 靖弘*; 宮崎 元一*; 坂井 和男*; 加地 信*; 伊藤 道生*
衛生化学, 17(6), p.387 - 392, 1972/00
前報において、降下ばいじん中の成分の迅速正確な分析を目的として、短寿命核種であるアルミニウムおよびマンガンを対象として放射化分析の適応性を検討し、満足すべき結果が得られた。また、千葉地区において、これら金属の地域、季節別の変動に関する調査を行ない、さきに測定した鉄およびアルミニウムの値との相関を求めたところ、マンガン量と鉄量とが、かなり正の相関関係があることを明らかとした。
坂東 昭次
化学と工業, 24(5), p.472 - 474, 1972/00
最近,大気汚染についての公害が大きな社会問題としてとりあげられ,亜硫酸をはじめ一酸化炭素ならびに窒素酸化物などガス状物質が人体に対して有害なものとしてきびしい規制が行なわれている。一方,大気中の属成分についても,これらのガス状物質と関連して最近とくに注目されつつあり,光度法,分光法あるいは原子吸光法などいろいろな方法によって各元素の定量が行なわれている。
坂東 昭次; 今橋 強
分析化学, 20(1), p.49 - 56, 1971/00
中性子放射化分析法により降下ばいじん,浮遊じんあい中のスカンジウム,クロム,鉄,コバルト,亜鉛およびアンチモンなど長寿命核種を対象として定量を行なった.採取した試料はJRR-2(410n/cm・sec)で200時間の中性子照射を行ない,Ge(Li)検出器を用い線スペクトロメトリーによる非破壊分析法とイオン交換分離を主とする化学分離分析とについてそれぞれの結果を比較検討した.両者の値はよく一致しており,多くの試料について感度よく同時に分析できるところのGe(Li)検出器を用いる非破壊分析法の有効性が認められた.
村上 悠紀雄; 宮崎 元一*; 坂井 和男*; 今橋 強; 坂東 昭次; 山根 靖弘*; 加地 信*; 伊藤 道生*
衛生化学, 17(6), p.387 - 392, 1971/00
前報において、降下ばいじん中の成分の迅速正確な分析を目的として、短寿命核種であるアルミニウムおよびマンガンを対象として放射化分析の適応性を検討し、溝足すべき結果が得られた。
坂東 昭次; 村上 悠紀雄; 山根 靖弘*
Proceedings of Symposium on Biophysical Aspects of Radiation Quality, p.169 - 181, 1971/00
放射化分析法は少量の試料から高感度の分析ができ、多数の元素を同時に定量できる利点があるので、大気汚染物質に応用し、微量元素の放射化分析法の適用性について検討を行った。定量には短寿命核種としてAl, Mn, Vを、長寿命核種としてSc, Cr, Fe, Co, Zn, Sbを対象とし、これらの線スペクトルを測定して行った。非破壊法とイオン交換による化学分離法とを比較し良好な結果を得た。線スペクトロメトリーにおけるZnの定量ではScの影響について検討し、その補正法を適用した。Zn/Scの存在比が400以上の場合には計数誤差10%以下で定量できることがわかった。Ge(Li)検出器はAlとVの非破壊分析ができるが、多量のAlが存在する場合には2-メチオキシン錯体として抽出し、NaI(Tl)検出器で定量する必要がある。京葉臨海工業地帯において採取した降下ばいじん、浮遊じんあい試料について分析し、各元素の年間平均値とその変動値を示した。
坂東 昭次; 上野 馨; 渡辺 賢寿; 阪上 正信*; 中西 孝*; 佐野 博敏*; 岩上 宏子*; 木村 幹; 富田 功*
進歩総説, p.119 - 140, 1971/00
前回(1969年版)の総説は絶対測定に関し,従来のもの(1965,1967年版)は測定器一般に関するので,今回は分析化学の立場から,環境試料中の放射胞核程の定性定量に重要な低レベル測定に焦点をおき,その進歩をほぼ1967年からの文献をもとに総説する一方,近時発展の著しい絶縁性固体中の荷電粒子トラック法と,存在箇所分析に有効なオートラジオグラフィーについて総説する.
坂東 昭次; 岸 肇*
分析化学, 19(1), p.17 - 22, 1970/00
中性子放射化分析によって高純度リン中の銅, ヒ素, アンチモンの定量を行なった。試料0.2gをJRR-2で20分の照射を行ない、それぞれの担体を加え硝酸により分解したのち、硫化物の沈殿をつくりリンと分離した。陰イオン交換分離法を適用し個々の分離を行ない、ガスフローカウンターおよび線波高分析器によって放射能の測定を行なった。平均化学収率は銅:86%、ヒ素:85%、アンチモン:79%であり、本法により銅:710g、ヒ素:510g、アンチモン:910gが検出可能である。
坂東 昭次
原子力工業, 16(9), p.68 - 73, 1970/00
近年,産業経済の急速な発展とともに大気汚染こ関する公害が大きな社会問題として取り上げら亜硫酸をはじめ窒素酸化物,一酸化炭素などのガス状物質が人体に対して有害なものとされ,大気中の濃度についてきびしい規制が行なおれている。
坂東 昭次
日本原子力学会誌, 12(10), p.620 - 621, 1970/00
近年,稲に対する病虫害の防除方法としてヘリコプターによる農薬の散布が広く行われているが,散布農薬が稲のどの部分に付着したか,あるいはどのくらいの広がりをもって散布されたかなど,農薬の分布範囲と濃度分布を調べることは,農薬散布においては経済性だけでなく,散市区域外に飛散する農薬の損失および他の農作物,人畜あるいは魚類に対する薬害などに関連して重要な問題である。このような調査に放射性トレーサを用いれば解析は容易であるが,放射性物質を散布することは好ましくない。筆者の所属する研究室では非放射性のトレーサとしてアクチバブルトレーサ(activable tracer)を用いて農薬散布の調査を行い好結果を得ており,ここにその方法を紹介する。
坂東 昭次; ヤマネヨシヒロ*; ムラカミユキオ*
Nuclear Techniques in Environmental Pollution, p.169 - 181, 1970/00
抄録なし
坂東 昭次
Radioisotopes, 19(10), p.462 - 464, 1970/00
Siの生成反応はSi(n,r)Si,Si(d,p)Si,S(n,d)Si,P(n,p)Si,その他が考えられるが,トレーサーなどとして使用する場合にはできるだけ比放射能が高く,またその調製法としては最も簡単であることが望まれる。Siの生成において(n,r),(d,p)反応ではターゲットとしてケイ素またはその化合物を使用するために比放射能は当然低く,またターゲットの処理と純度が問題である。とくにSiの半減期が2.62時間と短いことを考え合わせると迅速に,しかも放射化学的純度で求めることが必要となる。Siの調製に間しては池田らの報告があり,TBPをサイクロトロンで照射し無担体のSiを生成している。著者はこれとは別にJRR-1炉心中央実験孔の速中性子による(n,p)反応を利用し,リン酸水素アンモニウムを照射してイオン交換分離から無担体Siの精製を行なった。またこの方法を原子炉内達中性子束の測定に適用し,従来より行なわれている直接測定法と。比較し検討を行なった。
坂東 昭次; 富永 洋; 川上 泰; 妹尾 宗明
Radioisotopes, 18(11), p.488 - 492, 1969/11
航空機から散布される農薬の分布の調査のために,アクチバブルトレーサーを用いるべく,トレーサーの選定について基礎的な検討を行なった。まず照射は農薬が付着した作物を放射化し,有機物であることから短時間照射で放射能生成量が十分大きく,かつ測定の便宜から半減期が2時間以上のものとして,代表的にマンガン,金,ユーロウムをとりあげ,それらについて現場実験のための他の必要条件をチェックした。トレーサーの検出限界については,その放射能生成量と妨害成分のバックグラウンドから定量的に推定した。これらの結果,検体試料にロ紙を用い,うすいシンチレータを検出器として,ユーロビウムを用いた場合が最も感度高く(検出限界=1.510gE/5cmロ紙),経済的であり,結局トレーサーとして最も適当であることが結論された。
山根 靖弘*; 宮崎 元一*; 今橋 強; 坂東 昭次; 村上 悠紀雄; 加地 信*; 広森 寿一*; 海保 新太郎*
衛生化学, 15(4), p.238 - 243, 1969/00
前報において、千葉地区における降下ばいじん中の鉄、アルミニウムなどのマクロの元素について化学的に定量を行ない、地域、季節によるこれら成分の変動を観察し、汚染発生源との関係などを論じた。本報においては降下ばいじん中の成分の迅速正確な分析を目的としてマクロの元素としてアルミニウム、ミクロの元素としてマンガンを対象として放射化分析の適応性を検討し、また千葉地区におけるこれらの金属の地域、季節別の変動に関する調査を行なった。
坂東 昭次; H.HAMAGUCHI*; N.ONUMA*; Y.HIRAO*; H.YOKOYAMA*; M.FURUKAWA*
Geochem.Cosmochim.Acta, 33, p.507 - 518, 1969/00
被引用回数:34抄録なし
坂東 昭次; 今橋 強
化学分析, 18(12), p.1477 - 1482, 1969/00
中性子放射化分析法により降下ばいじん、浮遊じんあい中のパナジウムの定量を行なった。捕集した試料をJRR-1(3X10n/cm.Sec)で2分間中性子照射し、水酸化ナトリウムで融解したのち、pH4からパナジウムを2-メチルオキシン錯体としてクロロホルムで抽出分離した。抽出液を用いて綿スペクトロメトリーを行ない、また吸光度を測定して光度法より化学収率を求めバナジウムを定量した。化学収率は平均95%であり、分析の所要時間は約10分であった。本法により降下ばいじん、浮遊じんあい中の0.03gまでのバナジウムを迅速に定量しうる。
本島 健次; 坂東 昭次; 中山 了司*
分析機器, 6(9), p.567 - 572, 1968/00
近年集積回路などの半導体技術の急速な進歩によって、半導体シリコンの諸物性の向上、安定性が強く要求され、その開発研究の基礎手段として高感度の分析法が望まれている。
中井 敏夫; 井本 正介*; 本島 健次; 夏目 晴夫; 小森 卓二; 坂東 昭次; 石渡 名澄
日本原子力学会誌, 10(4), p.205 - 213, 1968/00
原子力に関連ある化学の分野としては、原子炉の化学のほかに放射線化学と放射性同位元素の製造,利用とがある。後の2つの項目はこの講座で後にとりあげられる予定である。本講座は範囲を原子炉に関連する化学に限り、しかもとくに他の専門分野に関係の深い項目に限ることとした。
本島 健次; 橋谷 博; 坂東 昭次; 吉田 秀世*
JAERI 1148, 11 Pages, 1967/09
放射化分析における核種の分離とその化学収量の決定に抽出光度法を適用する検討をおこなった。最初の試みとして、2-メチルオキシンを用いるアルミニウムあるいは亜鉛中のこん跡ガリウムおよそインジウムの定量法を確立した。すなわちJRR-1で2週間照射し、適当な時間冷却した(ガリウムの定量では10時間,インジウムの定量では15分冷却)アルミニウムあるいは亜鉛試料を塩酸で溶解する。それぞれ5mgの担体とともにGaあるいはInを、2-メチルオキシン錯塩としてクロロホルムに抽出する。抽出液の放射能を測定し、別に抽出液の吸光度を測定して得た化学収量を補正する。ガリウムあるいはインジウムは、それぞれの放射能を標準と比較して求める。本法は簡単,迅速であり、ガリウムは0.5ppmまで、インジウムは0.1ppm程度まで定量できる。他元素の妨害についても、放射能,吸光度両面から検討をおこなった。