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論文

Spin excitations of the $$S$$=1/2 one-dimensional Ising-like antiferromagnet BaCo$$_{2}$$V$$_{2}$$O$$_{8}$$ in transverse magnetic fields

奥谷 顕*; 大西 弘明; 木村 尚次郎*; 竹内 徹也*; 木田 孝則*; 森 道康; 三宅 厚志*; 徳永 将史*; 金道 浩一*; 萩原 政幸*

Journal of the Physical Society of Japan, 90(4), p.044704_1 - 044704_9, 2021/04

 被引用回数:3 パーセンタイル:39.9(Physics, Multidisciplinary)

The high-field multifrequency electron spin resonance (ESR), the magnetization, and the specific heat of single crystals of BaCo$$_{2}$$V$$_{2}$$O$$_{8}$$ (a quasi-one-dimensional Ising-like antiferromagnet with $$S=1/2$$) were measured in two different transverse magnetic fields: $$H parallel [100]$$ and $$H parallel [110]$$. A softening of the lowest ESR mode was observed near the saturation field of the magnetization around 40 T in $$H parallel [110]$$, whereas it occurs around 10 T in $$H parallel [100]$$, far below the saturation field. These observations were reproduced by numerical calculations using the density-matrix renormalization group methods, including the staggered magnetic fields induced by a uniform external magnetic field and the interchain magnetic exchange interaction. We found that the directional dependence of the lowest mode originates mainly from the remarkable angular dependence of the induced magnetic field. The interchain interaction is also quantitatively important for reproducing the experimental results. The directional dependence of the lowest mode is demonstrated by the particle-hole excitation of spinons using the Jordan-Wigner transformation.

論文

Observation of dynamics and modification of solid surface using a picosecond soft X-ray laser

錦野 将元; 河内 哲哉; 長谷川 登; 石野 雅彦; 南 康夫*; 末元 徹*; 大西 直文*; 伊藤 篤史*; 佐藤 克俊*; Faenov, A.*; et al.

X-Ray Lasers and Coherent X-Ray Sources; Development and Applications XI (Proceedings of SPIE, Vol.9589), p.958902_1 - 958902_7, 2015/09

The high quality soft X-ray laser (SXRL) source enables us to achieve quite high spatial-resolution as a probe and quite intense X-ray as a pump. As an application using the SXRL, we have observed the spallative ablation process by the interaction with SXRL or femto-second (fs) laser. In the presentation, we show several new application results using the SXRL. We discuss the scenario of the spallative ablation of the sample surface. The numerical simulation study is underway by using a molecular dynamics code. These results lead to understanding the full process of the interaction with the SXRL and/or fs laser.

論文

The Observation of a transient surface morphology in the femtosecond laser ablation process by using the soft X-ray laser probe

長谷川 登; 錦野 将元; 富田 卓朗*; 大西 直文*; 伊藤 篤史*; 江山 剛史*; 柿本 直也*; 井筒 類*; 南 康夫*; 馬場 基芳*; et al.

X-Ray Lasers and Coherent X-Ray Sources; Development and Applications XI (Proceedings of SPIE, Vol.9589), p.95890A_1 - 95890A_8, 2015/09

 被引用回数:1 パーセンタイル:55.4(Optics)

フェムト秒レーザーポンプ・軟X線レーザープローブ計測法を開発し、フェムト秒レーザーアブレーション過程の観測を開始している。レーザーアブレーション過程は、初期過程における変化が高速(~ピコ秒)である反面、粒子が飛散する過程はマイクロ秒程度と長い時間をかけて行われる。我々は、この様な現象を同一の装置で観測するため、ポンプ光とプローブ光を異なる発振器で発生させることで両者の遅延時間を数ピコ秒の時間精度を保ちつつ、マイクロ秒以上の幅広い時間に対応させた。今回は本システムを用いることで、金属のフェムト秒レーザーアブレーション過程において、その初期(数ピコ秒)に金属表面から剥離した薄膜が、マイクロ秒程度まで膜としての形状を保持したまま膨張することを新たに見いだした。

論文

軟X線レーザープローブによるフェムト秒レーザーアブレーション機構の照射強度・物質依存性の観測

長谷川 登; 富田 卓朗*; 錦野 将元; 江山 剛史*; 柿本 直也*; 南 康夫*; 馬場 基芳*; 大西 直文*; 伊藤 篤史*; 河内 哲哉; et al.

JAEA-Conf 2015-001, p.17 - 20, 2015/07

軟X線レーザーをプローブとした干渉計を構築することで、フェムト秒レーザーアブレーション過程におけるexpansion frontとablation frontの同時計測に成功した。これにより、フェムト秒レーザーアブレーションのダイナミクスの全体像を実験的に得ることに成功した。更に金とタングステンのexpansion frontの形状を比較することにより、アブレーション過程が局所的な照射強度と加工閾値に強く依存していることが示された。これは、照射レーザーのプロファイルの制御により、expansion frontの形状が制御可能であることを示しており、過渡的な光学素子の形成等への応用が期待される。

論文

タングステンにおけるフェムト秒レーザーアブレーション過程の軟X線レーザー反射・干渉観測

錦野 将元; 長谷川 登; 富田 卓朗*; 江山 剛史*; 柿本 直也*; 大西 直文*; 伊藤 篤史*; 馬場 基芳*; 南 康夫*; 河内 哲哉; et al.

レーザー学会第471回研究会報告; 短波長量子ビーム発生と応用, p.9 - 12, 2014/12

フェムト秒レーザーアブレーションによるリップル形成、ナノスケールアブレーションやナノ粒子生成などに関する興味深い現象が数多く報告されているが、その基礎的なメカニズムは理解されていない。これまでの金や白金に加えて融点の高いタングステンを用いて実験を開始した。フェムト秒レーザー照射によるタングステンのアブレーション過程の解明のために、フェムト秒レーザー(波長795nm、パルス幅80fs)ポンプ・ピコ秒軟X線レーザー(波長13.9nm、パルス幅7ps)プローブを構築し、ピコからナノ秒スケールで起きる金属のフェムト秒レーザーアブレーション過程の観測を行った。レーザー照射の数ピコ秒後から数ナノ秒後の時間領域のサンプル表面でのアブレーション面の膨張過程について軟X線による反射及び干渉計測を行い、アブレーションフロントの表面状態について解析を行った。また、講演ではタングステンと他の金属のアブレーション過程の違いについて考察を行う。

論文

軟X線レーザー干渉計と反射率計を用いたフェムト秒レーザーアブレーションダイナミクスの計測

錦野 将元; 長谷川 登; 石野 雅彦; 山極 満; 河内 哲哉; 南 康夫*; 寺川 康太*; 武井 亮太*; 馬場 基芳*; 末元 徹; et al.

JAEA-Conf 2013-001, p.16 - 19, 2013/09

フェムト秒レーザーアブレーションに関する興味深い現象が数多く報告されているが、その基礎的なメカニズムは理解されていない。そこでプラズマ励起軟X線レーザーによる軟X線干渉計を用いたアブレーションフロントの膨張過程の観測、及び軟X反射率計測からアブレーションフロントの表面状態について研究を開始した。特に、ガウス型の強度分布を持ったポンプ光を用いることで、局所フルエンスに対するアブレーションダイナミクスの依存性を明らかにすることを試みている。反射率計測の結果からは、局所照射フルエンスに対して閾値特性を持ったアブレーションダイナミクスの変化が計測されている。しかし、これまでに干渉計測と反射率計測を併せたアブレーションダイナミクスの検討は十分に行えていなかった。本研究では系統的な計測時間やポンプレーザー照射強度における軟X線干渉計測と軟X線反射率計測の結果を比較し検討を行う。

論文

Observation of the nano-scale surface dynamics of femtosecond laser ablation by time-resolved soft X-ray imaging technique

錦野 将元; 長谷川 登; 富田 卓朗*; 南 康夫*; 武井 亮太*; 馬場 基芳*; 江山 剛史*; 高吉 翔大*; 河内 哲哉; 羽富 大紀*; et al.

Proceedings of SPIE, Vol.8849, p.88490E_1 - 88490E_6, 2013/09

 被引用回数:2 パーセンタイル:73.05(Optics)

近年、リップル形成やナノアブレーションなどのフェムト秒レーザーアブレーションに関する興味深い現象が 数多く報告されているが、その基礎的なメカニズムは理解されていない。このような現象は基本的にはマルチパルス照射によって引き起こされるものであるが、その基礎過程を理解するためには、まずは単一パルス照射によって引き起こされる過程を理解することが重要である。われわれはプラズマ励起軟X線レーザー(波長13.9nm)による軟X線干渉計を用いたアブレーションフロントの膨張過程の観測、及び軟X線反射率計測から複数の金属におけるアブレーションフロントの表面状態についての計測を開始している。ガウス型の強度分布を持ったフェムト秒チタンサファイアレーザー光(波長795nm)をポンプ光とし、局所フルエンスに対するアブレーションダイナミクスの依存性を明らかにすることを試みている。白金や金表面の干渉計測・反射率計測で得られたアブレーション初期過程の表面変化について講演を行う。

論文

Study of the IDGS Technique for Mixed Plutonium-Uranium Oxide (MOX) Samples

角 美香; 小林 正盛*; 大西 清孝; 鈴木 徹; Li, T. K.*; Vo, D.*

45th Annual Meeting of the INMM, 657- Pages, 2004/00

INMM、45th Annual Meetingにおいて、米国ロスアラモス研究所との共同研究として実施されている、同位体希釈$$gamma$$線測定法によるプルトニウムの濃度測定技術に関する成果を報告する。

報告書

高速実験炉「常陽」MK-III炉心燃料 分析・物性測定報告書

鈴木 徹; 小林 英男; 千葉 正彦; 大西 清孝; 篠原 壽久; 石川 文隆; 菊池 昌夫*

JNC TN8440 2002-017, 33 Pages, 2003/02

JNC-TN8440-2002-017.pdf:34.94MB

高速実験炉「常陽」MK-3炉心燃料の製造が2001年から2002年にかけて実施され、その中で、原料粉末、乾式回収粉、均一化混合粉、燃料ペレット等の分析・物性測定が、工程管理、計量管理及び製品ペレットの品質保証の目的で実施された。本報告書では、高速実験炉「常陽」MK-III炉心燃料に係る全ての分析・物性測定結果等について記載した。

報告書

地下空洞変位計測用デジタル写真測量技術の開発

大西 有三*; 大津 宏康*; 西山 哲*; 小野 徹*; 松井 裕哉

JNC TY7400 2002-001, 87 Pages, 2002/03

JNC-TY7400-2002-001.pdf:28.68MB

地下深部での坑道の掘削など、半永久的な大規模地下構造物の建設を実施する場合,地下深部に建設した空洞自身の変形の計測やその掘削に伴う周辺岩盤の変形挙動をモニタリングすることは、空洞の短期・長期的な空洞安定性を評価するうえで重要な役割を担うと考えられる。このような背景のもと,写真画像を利用して地下空洞の変位を計測する手法に関する研究を実施した。近年,高精度なデジタルカメラが低価格で入手できるようになり,またコンピュータについても,大容量の画像ファイルを扱っても不自由を感じないほどに処理速度が速くなったきたため,デジタルカメラの画像を利用した写真測量によりリアルタイムに変位を解析できる計測システムの構築が可能になってきた。この他,デジタル画像を用いた計測法には,高精度に面的な計測が可能である,あるいは計測作業に熟練しないので計測にかかる時間的な経費も節約できるといった利点がある。本研究により,画像処理と写真測量を組み合わせたデジタル画像計測法によって,地下空洞の施工中あるいは施工後のトンネルの変形をモニタリングする計測システムの構築を実現したので,ここに報告する。

報告書

第四回 東海再処理施設技術報告会 報告書

大西 徹; 槇 彰; 柴田 里見; 八戸木 日出夫; 乳井 大介; 橋本 孝和; 福田 一仁

JNC TN8410 2001-023, 188 Pages, 2001/11

JNC-TN8410-2001-023.pdf:30.98MB

本資料は、平成13年10月11日に日本原燃(株)六ヶ所本部再処理事業所にて開催した「第四回東海再処理施設技術報告会」の予稿集、OHP、アンケート結果を報告会資料としてまとめたものである。第四回は、「東海再処理施設の保全・補修実績」について東海再処理施設においてこれまでに得られた技術・知見等の報告を行ったものである。

報告書

Surveillance System Using the CCTV at the Fuel Transfer Pond R0108

小形 佳昭; 大西 徹; 落合 和哉; 福原 純一; 早川 剛; 坂本 久雄

PNC TN8410 91-275, 125 Pages, 1991/11

PNC-TN8410-91-275.pdf:3.27MB

東海再処理工場の使用済燃料移動プール(FTP)R0108内にある使用済燃料は,CCTVを用いた監視システムにより監視される。この監視システムは,カメラ,ランプ,VTR,タイマー,TVモニター,及び異常検出装置から成っている。それらは,連続的な無人監視のために改良された。IAEAによるデモンストレーションとフィールドテストは,問題なく終了した。JD-8タスクは,最終報告書で終了する。日本とIAEA間で,第8回JASPAS合同委員会において,本監視システムを平成元年末から東海再処理工場で査察用機器として使用することが合意された。本報告書は,本監視システムの機能,IAEAによるデモンストレーションとフィールドテストの結果等について述べる。

報告書

高速炉燃料リサイクル試験(13) 第8回ホット試験

大内 仁; 算用子 裕孝*; 鹿志村 卓男; 岸本 洋一郎; 河田 東海夫*; 堀江 水明; 葉賀 徹*; 大西 清孝*

PNC TN8410 87-011, 253 Pages, 1987/01

PNC-TN8410-87-011.pdf:5.38MB

高速炉使用済燃料の溶解性及び抽出等に関する基礎データを取得する。 本報告書は,高レベル放射性物質研究施設(CPF)のA系列において実施した第8回ホット試験の結果をまとめたものである。 試験には,燃焼度31,700MWD法T,冷却日数約1.1年の常陽MK-2燃料ピン3本を用いて実施した。試験の結果,下記の知見が得られた。 1)各工程における85Krの放出率は,それぞれ剪断時に40$$sim$$46%,溶解時に43%,小型溶解時に2%であり,合計で85%$$sim$$91%であった(ORIGEN値比較)。 2)バスケット充填での溶解率は,初期硝酸濃度3.5M,温度97$$^{circ}C$$,加熱時間約10時間の条件下で94%であった。 3)剪断片1ヶの溶解試験では,初期硝酸濃度3.5M,温度約90$$^{circ}C$$の条件下で約6.5時間で全量溶解した。 4)小型パルスカラムを用いた有機相連続抽出試験では,以下に示す結果を得た。 1高飽和度(55%)領域でのDFは80,また相当理論段高(HETS)はUに対して60cm/段,Puに対しては80cm/段であった。 2低飽和度(1.8%)領域でのDFは20,また相当理論段高(HETS)はUに対して130cm/段,Puに対しては140cm/段であった。

報告書

高速炉燃料リサイクル試験工程中のトリチウム分析

林 正太郎; 大西 紘一; 和田 光二; 園部 次男; 和田 幸男; 曽根 徹

PNC TN841 85-32, 31 Pages, 1985/06

PNC-TN841-85-32.pdf:0.9MB

CPF施設における高速燃料リサイクル試験工程中の溶解液及びオフガスの洗浄液中のトリチウム濃度分析法を確立する。 概要 高速炉燃料中に含まれるトリチウムは,リサイクル工程中の各ラインに,HT,T2,HTO,T2Oの形態で存在していると考えられる。これら各工程の溶液中に存在するトリチウムの存在比率と蒸気となって蒸発する蒸気中に含まれるトリチウムの存在比は,ほとんど変化しないという考えに基づいて検討を行った。方法としては,試料の水蒸気を吸着剤に捕集し,吸着剤から水分を分離回収し,一定量分取して,液体シンチレーションカウンターで測定し,溶液中のトリチウム濃度を求める。

報告書

高放射性廃棄物処理に関する分析(V) ガラス作業標準試料(FX-5$$sim$$FX-15)の調製(1)

大内 義房; 大西 紘一; 曾根 徹*; 加藤木 賢; 鶴尾 政弘*; 若狭 喜一*; 青瀬 晋一*; 小林 喜治*

PNC TN841 82-61, 78 Pages, 1982/10

PNC-TN841-82-61.pdf:1.65MB

高放射性廃液の処理技術開発に関連してガラス固化処理技術の開発が進められている。これらに伴う分析法として原子吸光法,容量分析法および発光分光法の開発を進めたが,より迅速に精度よく分析するため,迅速けい光X線分析法の開発が必要であり,機器分析に必ず必要なガラス作業標準試料を調整した。調整は混合-電気炉溶融法によって行い,けい光X線分析法による均一度試験を実施し,均一性を確認したのち,化学分析によって表示値を決定した。この技術資料はガラス標準試料の調整,均一度試験および表示値決定のための分析について経過および結果をまとめたものである。

報告書

六フッ化ウランの標準分析法(II)

大西 紘一; 大内 義房; 曽根 徹; 加藤木 賢; 田山 敏光

PNC TN852 82-10, 33 Pages, 1982/04

PNC-TN852-82-10.pdf:2.58MB

濃縮パイロットプラントおよびUF$$_{6}$$転換パイロットプラントにおいて受入分析および品質検査分析が必要であり、六フッ化ウラン標準分析法(I)に引きつづき第2報として、ストロンチウム等6元素の分析法を確立したので標準分析法(II)として集録した。分析方法は各元素に応じて吸光光度法、原子吸光法、赤外線分析法および重量分析法より検討し、良好に適用できる分析法が得られた。

報告書

チオシアン錯体-酢酸ブチル抽出吸光光度法によるジルコニウム合金中の微量タングステンの定量

大西 紘一; 大内 義房; 田山 敏光; 曾根 徹*

PNC TN841 82-20, 16 Pages, 1982/03

PNC-TN841-82-20.pdf:0.62MB

新型転換炉の燃料被覆管材料には化学成分の規格値があり,微量タングステンの品質保障分析,受入分析等が必要となる。そこで従来のチオシアン酸光度法を改良して,チオシアン酸錯体‐酢酸ブチル抽出光度法によるジルコニウム合金中の微量タングステンの定量法を確立した。この方法は試料を硫酸ふっ化水素酸で分解し,硫酸白煙を発生させる。三塩化チタンを加えてタングステンを還元し,チオシアン酸カリウムを加えて,タングステン‐チオシアン酸錯体を生成させたのち,酢酸ブチルで抽出し,その吸光度を測定しタングステンを定量する。本法によれば5$$sim$$100ミューgのタングステンが定量でき,繰り返し精度は変動係数0.7%であった。

報告書

核燃料関係の分析法(I)

栢 明; 大内 義房; 園部 次男; 兼子 潤*; 曽根 徹; 酒井 文明; 大西 紘一

PNC TN841 80-30, , 1980/05

PNC-TN841-80-30.pdf:1.65MB

核燃料関係の品質管理分析および受入分析として,濃縮工程関連で油の分析,二酸化ウラン中の不純物分析がある。これらの分析方法はすでに確立した方法で実施しているが,その後かなり改良されているもの,分析作業マニアルとしてまとめられていないものがあり,分析法の標準化のため取りまとめた。

論文

原子力発電所用ケーブルの開発

栗山 将; 長谷川 徹*; 小椋 二郎*; 大西 隆雄*; 木村 洋*

日立評論, 58(3), p.247 - 252, 1976/03

原子力発電所の建設が促進され、安全性の追及が厳しくなるなかで、米国においてケーブルの認定試験規格が新しく制定された。この規格に合格するケーブルを開発するため、耐放射線性材料の開発を行なうとともに、新しく試験設備を設置してケーブルの特性の確認を行なった。その結果、われわれのケーブルが十分な性能をもっていることを確かめた。本稿では、この規格の特徴である二つの要求性能試験を中心に述べる。一つは40年の通常運転後に事故が1回発生した場合を想定した一連の試験であり、他の一つは、グループになった多条ケーブルが火災を伝播させないことを確かめる試験である。これら両特性を満足するには耐熱性,耐放射線性,耐高温水蒸気性が優れ、しかも難燃化した架橋ポリマ材料を使用する必要のあることを確認した。

論文

Operational Data of the Spene Fuel Storage Pool in TRP

大谷 吉邦; 大西 徹; 中島 節男; 吉岡 龍司

BEFAST-3, 3rd, , 

IAEAとの研究協約(Reaserch Agreement No.7024/CF)「使用済燃料及び貯蔵施設の構造材の長期貯蔵時の挙動」(BEFAST-III,Behavior of Spent Fuel and Storage Facility Components during Long-term Storage)に基づき、BEFAST-IIIより継続して実施している使用済燃料の長期貯蔵時の環境条件を評価するための運転データ(プール水の放射能濃度、pH及び温度)についての報告を実施する。

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