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齋尾 智英*; 平松 蒼野*; 浅田 瑞枝*; 中川 洋; 清水 和美*; 久米田 博之*; 中村 敏和*; 石森 浩一郎*
Biophysical Journal, 120(15), p.2943 - 2951, 2021/08
被引用回数:1 パーセンタイル:7.79(Biophysics)電子常磁性共鳴分光法を用いてタンパク質上の2点間の距離を測定し、マルチドメインタンパク質酵素MurDの構造状態と分布を調べた。これまでの結晶学的研究やNMR研究では、MurDの3つの異なる構造状態が報告されていたが、我々のデータは、MurDがリガンドを持たない状態では、より多様な構造状態で存在することを明らかにした。MurDは感染症治療の有力なターゲットの一つであることから、本研究の成果は創薬のための重要な構造基盤を提供するものと考えられる。
浅田 洋*; 戸谷 富之*; 本橋 治彦; 坂本 正誠; 濱口 由和
Journal of Chemical Physics, 63(9), p.4078 - 4079, 1975/09
被引用回数:15白金表面に吸着した水素のダイナミックスを中性子非弾性散乱により測定した。吸着水素の振動エネルギーは50MeVにあらわれる鋭いピークと、白金の格子振動に重なっている15MeV以下の複雑な構造を持ったピークの二種類からできている。50MeVのピークは水素が表面に平行に振動するモードによるものであると予想される。
濱口 由和; 坂本 正誠; 本橋 治彦; 浅田 洋*; 小寺 琢郎*; 戸谷 富之*
JAERI-M 5266, 22 Pages, 1973/05
ニッケル微粉末表面に吸着した水素の熱運動を飛行時間法による中性子分光器で研究した。その結果から、水素原子の拡散運動は少く、金属原子との弱い結合力による16、28、32、MeV位のエネルギーで局在振動していることが明らかとなった。
酒井 一夫*; 山田 裕*; 吉田 和生*; 吉永 信治*; 佐藤 薫; 緒方 裕光*; 岩崎 利泰*; 工藤 伸一*; 浅田 恭生*; 川口 勇生*; et al.
no journal, ,
日本保健物理学会では、疫学研究および放射線生物研究に関する文献調査等に基づき、従来の保守的な方法と異なる、低線量に対する新しいリスク推定法を構築するために2016年4月に「低線量・低線量率リスク推定法専門研究会」を発足させ、生物学研究、モデル研究、疫学研究、および線量評価の各分野における現状を整理するとともに、課題についての議論を重ねてきた。本発表は、学会員への情報提供を目的として、本専門研究会の2年間の活動の成果を報告するものである。発表者は、低線量・低線量率放射線のリスク推定法を構築する上で線量評価の視点から課題として抽出された事項として、被検者の解剖学的特性、各種モニタリング測定値、体内線量(率)分布が線量評価の不確かさに及ぼす影響等について紹介・解説する。
齋尾 智英*; 中川 洋; 平松 蒼野*; 浅田 瑞枝*; 川向 ほの香*; 中村 敏和*; 石森 浩一郎*
no journal, ,
タンパク質の立体構造状態やその変化は、機能的に重要であるにもかかわらず、効率的なツールがないために、よく理解されていないことが多い。ペプチドグリカンの生合成を担う47kDaの3ドメインタンパク質酵素であるMurDも、その触媒サイクルにおける構造状態や変化がよく分かっていないタンパク質の一つである。核磁気共鳴、電子常磁性共鳴、小角散乱、分子動力学シミュレーションなど複数の生物物理学的手法を用いて、MurDのコンフォメーション状態や分布を評価することができた。これらの手法を統合的に用いることで、溶液中のタンパク質のコンフォメーション状態や分布を効率的に評価することができる。