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報告書

高速実験炉「常陽」性能試験報告書; 通常運転時性能確認試験 PT-51 運転温度圧力確認(その3)

鈴木 利明*; 田村 正昭*; 鈴木 幸男*; 坂井 茂*

PNC TN941 79-114, 38 Pages, 1979/07

PNC-TN941-79-114.pdf:1.8MB

50MW出力上昇試験における運転データより出力50MWにおける格納容器床下熱負荷(床下に設置されている配管,機器等からの放熱)の評価を行った結果,出力50MWにおいてほぼ設計熱負荷1100MWにおいて約4.1$$times$$10$$times$$5kcal/h)に達していることが明らかになった。本報告書は前述の結果に基づき床下雰囲気冷却機能増進の可能性を探るために実施した床下空調器および冷凍機の2台運転試験の結果をもとに出力75MWおよび100MWにおける床下熱負荷ならびに禾下空調器の性能等について述べたものである。75MWおよび100MWにおける床下熱負荷、定格熱負荷に対し75MWにおいては約6%,100MWにおいては約15%の増加が予測される。床下冷却機能増進の可能性、床下空調器の2台運転を行った場合1台運転と比べて床下の平均温度を低く保つことが可能である。但し冷凍機および冷媒ポンプの2台運転が必要となる。床下空調器の性能、空調器の熱貫流率はほぼ設計値を満足しているが空調器出口窒素ガス温度が設計値を約3$$^{circ}C$$程上回っている。これはフレオンガス配管の圧力損失が大きく空調器フィンチューブにおけるフレオンの蒸発温度が設計値の4$$^{circ}C$$を満足出来ないことが主な原因であると考えられる。

論文

Morphology of polytetrafluoroethylene prepared by radiation-induced emulsion polymerization

瀬口 忠男; 諏訪 武; 田村 直幸; 武久 正昭

J.Polym.Sci.,Polym.Phys.Ed., 12(12), p.2567 - 2576, 1974/12

テトラフルオルエチレン(TFE)を放射線乳化重合したときに得られるポリマー(PTFE)の形態を電子顕微鏡で観察し、重合条件とポリマーの形との関係をしらべ形態におよぼす原因を検討した。観測されるポリマーの形は繊維状、棒状、粒状と3つに大別できる。繊維状のものは乳化剤濃度が高く、線量率が高い場合に得られ、粒状のものは乳化剤濃度が低い場合に得られる。棒状のものはそれらの中間のときに得られる。しかし乳化剤濃度が高くても、後重合の場合には粒状になった。したがって照射中の乳化剤濃度が重要な役割を果たしていることがわかった。分子量と形状を比較すると、低分子量のものは繊維状高分子量のものが粒状になり分子量に強く影響を受けている。

論文

照射したポリ(フッ化ビニリデン)のESR

瀬口 忠男; 幕内 恵三; 諏訪 武; 田村 直幸; 阿部 俊彦; 武久 正昭

日本化学会誌, 1974(7), p.1309 - 1314, 1974/07

放射線照射によって、ポリ(フッ化ビニリデン)(PVdF)に捕捉されるラジカル種をESRで同定した。さらにこれらのラジカル種の安定性および酸素との反応をしらべ、PVdFの橋かけ、崩壊との関係について検討した。-196$$^{circ}$$Cで捕捉される全ラジカルのG値は3.3で主なラジカル種は-CH$$_{2}$$-CF-CH$$_{2}$$-,-CH$$_{2}$$-CF$$_{2}$$である。これらのラジカルは酸素と反応して過酸化ラジカルに転換する。酸素はPVdFの結晶内部にも拡散し、ラジカルと反応するために、空気中において低線量率で照射した場合には、生成されるラジカルは過酸化ラジカルになり、橋かけ反応はせず、崩壊のみになる。

論文

ポリ(フッ化ビニリデン)の放射線による橋かけ

幕内 恵三; 瀬口 忠男; 諏訪 武; 阿部 俊彦; 田村 直幸; 武久 正昭

日本化学会誌, 1973(8), p.1574 - 1581, 1973/08

ポリフッ化ビニリデンの放射線架橋を化学的観点から検討した。ポリフッ化ビニルデンは、真空中で照射すると架橋したが、そのG値は0.6~0.8と小さく、主鎖切断のG値とほぼ同じ値であった。照射によってHFが発生し、ポリエンを含む不飽和結合が生成した。ポリエンは、共役数が増すと濃度は低下し、共役数5以上のポリエンの生成は認められなかった。発生したHFは、脱HF反応を促進する効果があることが認められた。酸素は架橋反応を阻害し、主鎖切断と脱HFを促進させた。酸素の影響は、線量率と試料の厚さによって変化した。線量率が高く、試料が厚くなるほど酸素の影響は少なくなった。酸フッ化物、カルボン酸などが酸化生成物として検出された。これらの結果を、ESR測定の結果と関連させ、架橋および主鎖切断、さらに酸化などの反応機構を考察した。

論文

放射線を照射したポリ(フッ化ビニリデン)の融解挙動

諏訪 武; 瀬口 忠男; 幕内 恵三; 阿部 俊彦; 田村 直幸; 武久 正昭

日本化学会誌, 1973(5), p.1046 - 1051, 1973/05

ポリフッ化ビニリデン(PVdF)は放射線照射することにより架橋する。我々は電子線、$$gamma$$線を用い空気中および真空中で照射した場合の融解挙動をDSCを用いて、比較検討した。空気中照射した場合には、$$gamma$$線と電子線による線量率の相違や酸素の作用が大きく影響する。その結果DSC曲線は複雑な挙動を示し、酸化切断および架橋のそれぞれ支配的に起る二つの領域が結晶内に存在することが認められた。真空中照射した場合には電子線と$$gamma$$線による相違はほとんど認められず、単純な挙動を示した。融解温度Tm,結晶化温度Tcは照射線量の増加と共に低下し、その度合は架橋度の高い程大きいことが認められた。DSC曲線から求めた未照射PVdF結晶の融解熱は、1530cal/gである。200MR照射すると単位重量当りの融解熱は約17%減少した。またX線から求めた結晶化度の減少は約7%であった。

論文

The morphology of nascent polytetrafluoroethylene polymerized in emulsion by radiation

瀬口 忠男; 諏訪 武; 田村 直幸; 武久 正昭

Reports on Progress in Polymer Physics in Japan, 16, p.307 - 310, 1973/00

放射線で乳化重合したポリテトラフルオルエチレン(PTFE)の形態を電子顕微鏡でしらべたところ、他のポリマーとは異なる特徴ある形態を示すことがわかった。PTFEの形状は重合条件によって著るしく変化するが、乳化剤の濃度に最も大きく依存する。照射線量率にも多少依存しているが、重合収率、撹拌速度等の依存性はほとんど認められなかった。形状は繊維状、棒状、粒状に分けられるが、乳化剤濃度が高い場合には繊維状、低い場合には粒状になり、中間では棒状になる。照射線量率が高い場合は乳化剤濃度が高いことに相当する。分子量は形状と深い関係があり、繊維状では分子量が低く、粒状で分子量が高い。乳化剤が放射線で分解し、分解生成物が重合の開始反応および、停止反応に寄与し、分子量を低下させているものと考えられる。また分子量が形状を決める大きな因子になっていると思われる。

論文

Radiation effect of polyvinylidene fluoride melting behavior by DSC measurement

諏訪 武; 瀬口 忠男; 幕内 恵三; 阿部 俊彦; 田村 直幸; 武久 正昭

Reports on Progress in Polymer Physics in Japan, 15, p.503 - 506, 1972/00

ポリフッ化ビニリデン(PV$$_{d}$$F)は放射線照射することにより架橋する。我々は電子線、$$gamma$$線を用い空気中および真空中で照射した場合の融解挙動をDSCにより検討した。真空中では単純な融解、結晶化曲線を与えるが、空気中では酸素との反応により架橋反応のみならず、酸化切断も起こり複雑な挙動を示す。融解温度および結晶化温度は照射線量の増加と共に減少する。温度降下は空気中より真空中で照射した架橋度の高い方が大きい。融解曲線の面積より計算した融解熱量を求めると、200Mrad照射した場合でも1割たらず減少しているにすぎない。

論文

Electron spin resonance spectra of free radicals in irradiated oriented polyvinylidene fluoride

瀬口 忠男; 幕内 恵三; 諏訪 武; 田村 直幸; 阿部 俊彦; 武久 正昭

Reports on Progress in Polymer Physics in Japan, 15, p.513 - 514, 1972/00

ポリビニリデンフロライド(PVdF)は放射線に対して架橋型ポリマーであることが知られているが、照射によって生成する活性種については未知である。フッ素原子を含むラジカル種はESRのスペクトルを複雑にする。延伸して分子鎖を配向した試料を用いると、ラジカル種の同定が可能となった。照射して室温、真空中で捕捉されるラジカルはフッ素原子が1ケとれたアルキルラジカル-CH$$_{2}$$-CF-CH$$_{2}$$-と、ポリエニルラジカルである。$$alpha$$-位のFの超微細分離は最大180Gaussである。ポリエニルラジカルは、真空中では、室温で安定である。アルキルラジカルの立体的な構造もわかった。

口頭

キラル有機常磁性液晶の電場・磁場中での分子配向

能田 洋平; 小泉 智; 橋本 竹治; 下野 智史*; 馬場 正昭*; 山内 淳*; 伊熊 直彦*; 内田 幸明*; 田村 類*; 飯間 義雄*

no journal, , 

近年、分子の骨格部分に固定されたスピンソースを持つ常磁性キラル液晶分子が合成され、その電場・磁場への応答に興味がもたれている。一般に液晶分子は液晶セルの配向膜上で、ラビング処理の方向にそって配向する。これまでわれわれは、この配向効果を利用して、液晶セル中での常磁性液晶の異方的ESR測定の可能性を探ってきた。さらに近年、京都大学伊熊,田村らによって強誘電性を示す常磁性キラル液晶分子が合成された。本発表では、その強誘電性状態における印加電場のスイッチングへの応答時の配向変化の、角度回転ESR測定による詳細な調査結果を報告する。得られたESR測定結果から、電圧無印加時は液晶分子がラビング方向に対してほぼ均一に揃っていたが、電圧印加によってスメクチック層平面に対して大きく傾くことを明らかにした。

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