検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 6 件中 1件目~6件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

報告書

花崗岩中に発達する粘土脈の観察・分析データ

植木 忠正; 田辺 裕明*; 丹羽 正和; 石丸 恒存; 島田 耕史

JAEA-Data/Code 2016-010, 292 Pages, 2016/09

JAEA-Data-Code-2016-010.pdf:76.12MB

本研究は、高レベル放射性廃棄物の地層処分技術に関する研究開発のうち、深地層の科学的研究の一環として実施している地質環境の長期安定性に関する研究の主要な研究課題の一つである、断層の活動性に係る調査技術の開発・体系化を目的としている。断層の活動性評価は、断層を被覆する上載地層のずれに基づいて行われることが多いが、基盤岩中のボーリングコアや地下坑道掘削中に遭遇した断層のように上載地層の変位が確認できない状況では、断層の最新活動時期の推定は難しい。今回、花崗岩中の粘土脈(粘土が充填した割れ目)を対象に、断層の活動性を評価する手法の開発に資することを目的として、露頭記載,薄片観察,研磨片の元素マッピング,X線回析分析,粒径分析、および石英粒子の分析(電子顕微鏡による表面構造観察および電子スピン共鳴信号測定)を実施した。本データ集は、これらの結果を取りまとめ、報告するものである。

報告書

地質環境の長期安定性に関する研究 年度計画書(平成26年度)

安江 健一; 浅森 浩一; 丹羽 正和; 國分 陽子; 小堀 和雄; 幕内 歩; 松原 章浩; 柴田 健二; 田村 肇; 田辺 裕明; et al.

JAEA-Review 2014-033, 43 Pages, 2014/09

JAEA-Review-2014-033.pdf:16.91MB

本計画書は、高レベル放射性廃棄物の地層処分における地質環境の長期安定性に関する研究についての第2期中期計画期間(平成22年度-平成26年度)における平成26年度の研究開発計画である。本計画の策定にあたっては、「地質環境の長期安定性に関する研究」基本計画-第2期中期計画に基づき、第1期中期計画期間(平成17年度-平成21年度)における研究開発の成果、平成22年度から平成25年度の研究開発の成果、関係研究機関の動向や大学等で行われている最新の研究成果、実施主体や規制機関のニーズ等を考慮した。研究の実施にあたっては、最終処分事業の概要調査や安全審査基本指針等の検討・策定に研究成果を適時反映できるよう、(1)調査技術の開発・体系化、(2)長期予測・影響評価モデルの開発、(3)年代測定技術の開発の三つの枠組みで研究開発を推進していく。

論文

R&D of a MW-class solid-target for spallation neutron source

川合 將義*; 古坂 道弘*; 菊地 賢司; 栗下 裕明*; 渡辺 龍三*; Li, J.*; 杉本 克久*; 山村 力*; 平岡 裕*; 阿部 勝憲*; et al.

Journal of Nuclear Materials, 318, p.35 - 55, 2003/05

将来の核破砕施設で使用可能な、MW級の中性子源固体タングステンターゲットの開発を行った。Wを腐食から守るため、3つのコーテング技術を研究した。HIP,ろう付け,メッキである。HIP法は前報で最適化した条件が接合力の観点からも言えるかどうかを微小押し込み試験法で調べた。その結果、接合部からの亀裂発生荷重が最も高いことが証明され、確かに最適化条件であることを再確認した。たの2つの方法は、基礎的な技術としてターゲット製作に応用可能であることを示した。コーテングが無い場合のWのエロジョンを流水下で調べた。高速度ではエロージョンが発生しやすい。固体ターゲットの設計では、スラブ型と棒型を設計した。1MWターゲットの中性子特性に関する限り、固体ターゲットのほうが、水銀より優る。

口頭

宮崎平野の古堆積環境と歴史地震

生田 正文; 丹羽 正和; 高取 亮一*; 鎌滝 孝信*; 田辺 裕明; 黒澤 英樹*

no journal, , 

2011年東北地方太平洋沖地震以降、日本列島沿岸域の隆起・沈降の長期的な傾向の再評価が求められている。本研究では、平野部であるにもかかわらず約1mm/yrもの隆起速度が推定されている宮崎平野を事例対象として、地震に伴う隆起・沈降の痕跡に関する現地調査を行った。宮崎平野では、1662年の寛文地震により、宮崎市内の河口付近で約1m沈降したことが歴史記録に記されている。先ずはこの1662年の地震を地質学的に明らかにするために、局所的な沈降に伴う堆積環境の変化や津波などのイベント堆積物に関する記載・分析(珪藻化石分析及び水質分析など)を行った。その結果、歴史記録で示されている沈降域で、地震による沈降により海水が流入し、陸地から海(海浜・内湾)へと周辺環境が変化したことを示唆する痕跡が見つかった。堆積物の放射性炭素年代測定に基づくと、この古堆積環境の急激な変化は、1662年の地震に対応する沈降イベントであると推定される。

口頭

花崗岩中に発達する断層や粘土脈に含まれる鉱物粒子の微細構造

丹羽 正和; 田辺 裕明; 石丸 恒存; 島田 耕史; 植木 忠正*

no journal, , 

断層の活動性の評価には、通常、断層を被覆する地層の変位から活動時期を推定する上載地層法が用いられている。しかし、ボーリングや坑道などの地下で遭遇した基盤岩中の断層や被覆する地層が存在しない地域の断層には、上載地層法を適用することが困難となる。このような断層の活動性を評価するためには、断層運動に伴って生じる破壊や化学反応、熱的なイベントなどを、断層岩や割れ目充填鉱物を対象とした物質科学的解析により明らかにすることが有効な手法となる可能性がある。本研究では、物質科学的解析に基づく断層の活動性評価に資するため、花崗岩中に発達する様々なタイプの断層や粘土脈を対象に、これらに普遍的に含まれる石英および粘土鉱物の電子顕微鏡観察などを行った。発表では、観察した試料ごとの、鉱物粒子の形状や表面構造などの違いについて報告する。

口頭

花崗岩中に発達する断層や粘土脈についての現地調査

田辺 裕明; 丹羽 正和; 石丸 恒存; 島田 耕史; 植木 忠正*

no journal, , 

断層の活動性評価では、上載地層法が有効な指標とされている。一方で、基盤岩中のボーリングコアや地下坑道のように上載地層が分布しない場所で確認された粘土脈については断層活動時期の判定は困難である。特に花崗岩のような一様な地質においては、活断層による破砕帯に伴う粘土脈であるか、地質断層、地すべり滑動、熱水変質を成因とする粘土脈であるかを区分することは困難である。このような条件下では、物質科学的な評価・判定手法の適用も期待されている。今回、花崗岩の粘土脈に注目して、過去の文献や既存の研究報告等から、活断層・地質断層・熱水変質脈の露頭が分布することが期待できる花崗岩体について、物質科学的な評価・判定手法の研究に供する現地試料採取を目的として現地調査を実施した。発表では、それらの露頭分布状況についての報告を行う。

6 件中 1件目~6件目を表示
  • 1