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岩崎 省悟; 舛井 仁一; 小林 健太郎; 深野木 真二
サイクル機構技報, (14), p.65 - 74, 2002/03
東海再処理施設の運営組織である再処理センターは、平成13年9月6日に品質規格であるJIS Z9902:1998(ISO9002:1994)「品質システム-製造、据付け及び付帯サービスにおける品質保証モデル」の認証を取得した。旧組織である再処理工場は1983年よりJEAG4101に準拠した施設品質保証を進めてきたが、1997年のアスファルト固化処理施設における火災爆発事故等を契機に、1995年に開始したISO9000に関する取組を本格化し、これに準拠した品質システムを構築。今回構築した品質保証システムを有効に活用し、再処理施設の安全安定運転に貢献したいと考える。
木村 雅彦; 舛井 仁一; 出原 重臣; 出口 守一; 沢山 武夫
動燃技報, (95), p.18 - 27, 1995/09
第三開発室の運転にいたる経緯と開発内容及び製造実績について紹介する。ペレット製造については、「常陽」燃料と「もんじゅ」燃料の違い、第三開発室で実証した自動化・大量生産設備の開発経過と特に「もんじゅ」初装荷燃料製造期間中に行った密度降下剤の開発、粉末調整方法の開発及び新焼結方法の開発等低密度燃料ペレット製造技術開発の実績を紹介する。また、MOX転換粉と海外返還プルトニウム等粉末性状の違いとペレット製造への影響等と今後の課題及び計画等についても言及する。ピン加工及び集合体組立については、燃料被覆管へのペレット充填方法の開発・薄肉被覆管と端栓の精密溶接方法及びワイヤ巻き付け技術の開発、さらに集合体組立開発の実績等を報告する。
久野 祐輔; 小山 兼二; 舛井 仁一; 清水 甫; 鹿志村 卓男; 佐藤 宗一
American Chemical Society, 1995, 0 Pages, 1995/00
ピューレックス再処理におけるTBP劣化生成物である硝酸ブチル、ブチルアルコールの化学的挙動について調べた。得られた結果は以下のとおりである;DBP、MBPなど既に知られている劣化物以外のTBP劣化物は硝酸ブチルが主たるものであることが分かった。これについて実際の再処理の分散サイクルにおいて低い濃度の硝酸ブチルが検出されたものの、有機相(30%TBP-ドデカン)への蓄積はないことが確認された。また化学劣化、および放射線劣化両者とも硝酸系における溶液劣化生成物は(ブチルアルコールではなく)硝酸ブチルであることが確認できた。さらに硝酸ブチル/ブタノールともに容易に気相へ移行することが確認できた。これらの結果を基に、再処理工程内の挙動について説明を行った。
小山 兼二*; 杉山 俊英; 清水 甫*; 加藤 修司*; 由川 幸次*; 小形 佳昭; 舛井 仁一
PNC TN8420 94-016, 19 Pages, 1994/06
ピューレックス再処理におけるTBP劣化生成物である硝酸ブチル、ブチルアルコールの化学的挙動について調べた。得られた結果は以下のとおりである。DBP、MBPなど既に知られている劣化物以外のTBP劣化物は硝酸ブチルが主たるものであることが分かった。これについて実際の再処理の分離サイクルにおいて低い濃度の硝酸ブチルが検出されたものの、有機相(30%TBP-ドデカン)への蓄積はないことが確認された。また化学劣化、および放射線劣化両者とも硝酸系における溶液劣化生成物は(ブチルアルコールではなく)硝酸ブチルであることが確認できた。さらに硝酸ブチル/ブチルアルコールともに容易に気相へ移行することが確認できた。これらの結果をもとに、再処理工程内の挙動について説明を行った。
黒沢 明; 阿部 勝男; 神長 一博; 久野 祐輔; 鎌田 正行; 舛井 仁一
PNC TN8410 93-031, 191 Pages, 1993/03
再処理工場入量計量槽の保障措置として、現在、国およびIAEAによる試料の収去が行なわれているが、収去試料の輸送に当って、1バッチ当り、A型輸送容器一つを必要とするのが現状である。このような輸送問題を軽減するため、極微量の試料(ウラン・プルトニウム各数mg)で分析可能なレジンビード法が米国オークリッジ国立研究所を中心に開発された。この技術はTASTEX時代に導入され、その後JASPASの一つの開発項目として動燃事業団が主体となり、IAEAとの共同研究を続けているものである。これまで7回の共同実験が実施され、技術的にもある水準に達したと思われるが、また同時にレジンビード技術の難点も明らかになった。これらの共同実験では、動燃が試料の調整・輸送を担当し、IAEA側で分析するという形態をとっているが、これとは別に事業団としてレジンビード測定技術の検討も実施してきた。レジンビード技術は上記のように輸送上のメリットが最もクローズアップされているが、測定面においてもウラン・プルトニウムを分離することなく測定できるという利点もあり、施設側での分析法として開発・検討を進める必要があった。本報では、レジンビード法によるウラン・プルトニウムの測定技術について検討結果を報告するとともに、第3回から第7回まで行なわれたPNC-IAEA間共同実験結果についても合わせて報告する。
久野 祐輔; 佐藤 宗一; 大野 栄一*; 舛井 仁一
Analytical Sciences, 9(2), p.195 - 198, 1993/00
被引用回数:5 パーセンタイル:26.83(Chemistry, Analytical)核燃料再処理における高放射性廃液系溶液中(HRLW)のSrを迅速かつ正確に定量する方法を検討した。HRLW中のSr濃度が高いこと、およびSrがアルカリ沈澱しないことという利点を利用し、簡易沈澱分離-チェレンコフ計測法により定量を試みた。Sr, Y各担体および鉄を添加した後、性状をアルカリに変え、鉄とともにYを含む大部分の核分裂生成物(FP)を共沈除去した。上澄溶液中から炭酸塩として沈澱分離されたSrは、分離後約2時間放置されたのち、周囲を0.2mmのSUSおよび水で覆われたバイアルに詰められ、直接チェレンコフ光を測定することにより定量した。FPの線による妨害はなく、5%以内の精度で定量が可能である。全工程に要する時間は3時間以内であった。
黒沢 明; 阿部 勝男; 北川 修; 久野 祐輔; 舛井 仁一
第15回保障措置と核物質管理シンポジウム, 0 Pages, 1993/00
使用済燃料溶解液中のウランおよびプルトニウムを、迅速かつ正確に非破壊測定できる装置を開発した。本装置の測定原理は、K-エッジ・デンシトメトリ(KED)法によりウラン濃度を測定し、エネルギ分散型蛍光X線(XRF)法でU/Pu比を測定することにより、ウランとプルトニウム両者の濃度を求めるものである。本装置は、遮へい体内に設置されたX線発生装置と2台のHP-Ge検出器およびフロータイプ試料セルとコリメータからなる測定部と、マルチチャネル・アナライザと電子回路部、コンピュータで構成される。東海再処理工場における入量計量試料を用いて検討を行った結果、測定時間1000秒での10回測定の繰り返し精度は、KED法によるウラン濃度測定(約200g/l)では0.2%、XRF法によるプルトニウム濃度測定(約1g/l)では2%と良好な結果が得られた。
佐藤 宗一; 西田 恭輔; 久野 祐輔; 舛井 仁一; 山内 孝道; 山村 修
GLOBAL '93, 0 Pages, 1993/00
再処理工場から排出される高放射性廃液からのアクチニド元素を回収することは、廃棄物処理処分の見地から数年来求められてきた。再処理工場では、アルゴンヌ国立研究所から提案されているOctly(phenil),N,N,diisobutyl carbomoly methyl phosphine oxide(CMPO)を用いて、アクチニド元素のような長半減期元素を他の核分裂生成物から分離するための検討を行ってきた。また、CMPOを用いて、東海再処理工場の高放射性廃液からアクチニド元素(U,Np及びAm)の分離試験を行った。本検討の結果、アクチニド元素の回収案として次の方法が提案できる。Npは、主プロセスの加温により、プロダクト流へ移行させる。また、他のアクチニドは、HAWよりもむしろラフィネート流からCMPO/TBP-ドデカンにより回収する。Npも場合によっては、上記CMPO/TBP-ドデカンプロセ
阿部 勝男; 黒沢 明; 駿河谷 直樹; 久野 祐輔; 舛井 仁一
IAEA Symposium on International Security Measure, 0 Pages, 1993/00
使用済燃料溶解液中のウラン及びプルトニウムの濃度を迅速かつ正確に非破壊測定できる装置を開発している。本装置の測定原理は、K-エッジデンシメトリー(K-edge)法により、ウラン濃度を測定し、また、エネルギー分散型蛍光X線(XRF)法でU/Pu比を測定することにより、ウランとプルトニウム両者の濃度を求めるものである。今回、測定部の改良により、測定精度の向上を図った。
久野 祐輔; 雛 哲郎; 舛井 仁一
Journal of Nuclear Science and Technology, 30(9), p.919 - 925, 1993/00
硝酸系におけるアルファ放射線分解による水素ガスおよび酸素ガスの生成について調べた。得られた結果は次の通りである。(1)Pu(IV)の存在は水素発生G値に関与する。Cm-HNO溶液で得られたG値とPu(IV)-HNO溶液におけるG値には差が観測されているが、この差はプルトニウム自体の寄与により説明できる。(2)プルトニウムの酸化状態の違い(Pu(VI)/Pu(IV))は水素発生において有意には影響しない。(3)硝酸プルトニウム溶液における水素発生は液の深さに依存する。ただしその効果はガンマ照射において観測されたものに比べ明らかに小さい。(4)対象溶液中の主要なOHスカベンジャーであると考えられる非解離硝酸およびPu(IV)により同液深効果を近似的に記述できることから、同効果はOHとH間の反応と考えることができる。(5)硝酸プルトニウム溶液における酸素発生G値は、およそCm
久野 祐輔; 佐藤 宗一; 舛井 仁一
Analytica Chimica Acta, 270(1), p.181 - 186, 1992/12
被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Chemistry, Analytical)再処理工場から排出されるオフガス中に含まれる129Iは、アルカリスクラバ、銀フィルタによりその大部分が除去されることが確認されている。しかし、上記フィルタ直後のよう素濃度を常時オンラインでモニタできればより確実な工程管理が可能となる。そのため、高感度かつ常時モニタ可能であるレーザー光源を用いたよう素モニタの開発を行ったので発表する。オフガス中のよう素は、有機、無機両者の形態で存在するが、測定に先立ち紫外線を照射することにより無機よう素への転換を図った。無機よう素はアルゴンレーザーの514.5nmの光を励起光とした蛍光光度法により測定可能であるが、対象となるオフガス工程には多量のNOxが含まれているため、これがよう素の蛍光に対してクエンチャーとして働き、蛍光測定を妨害する。そこで、NOxがアルゴンレーザーの光を吸収することを利用し、本吸収を光音響法により検出することによりNOx濃度を求め、
久野 祐輔; 雛 哲郎; 舛井 仁一
Journal of Nuclear Science and Technology, 29(8), p.762 - 767, 1992/00
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草野 俊胤; 小森 芳昭; 岩永 雅之; 都所 昭雄; 小松 久人; 舛井 仁一; 三浦 信之*; Lovett, J. E.*
PNC TN8410 86-52, 66 Pages, 1987/01
再処理工場の保障措置の効果を高めることを目的として構築されたニア・リアル・タイム計量管理(NRTA)の実証試験を動燃東海再処理工場で実施した。 実証試験は1980年のC-1キャンペーンから開始し,その後データの蓄積のため継続して実施してきている。特に,1985年の後半の85-2キャンペーンでは,より実際的な形で実証試験を行うために査察行為を模擬した形で取り入れ,IAEAへの支援プログラムの一つとして実施した。 本報告書は,C-1キャンペーンから85-2キャンペーンまでに実施した実証試験により得られたデータおよびNRTAの効果などに関する知見をとりまとめたものである。 なお,本報告書はIAEAと平行して,2機関が同時に発行するものである。
Russo, P. A.*; 朝倉 祥郎*; Hsue, S. T.*; 近藤 勲*; Sprinkle, J. K. Jr.*; 舛井 仁一*; Johnson, S. S.*; 庄司 和弘*
PNC TN841 82-10, 76 Pages, 1982/08
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朝倉 祥郎*; 宮原 顕治; 後藤 憲一*; 舛井 仁一*; 近藤 勲*; 寺門 茂*; 幸 文教*; 鎌田 正行
PNC TN852 81-18, 266 Pages, 1981/05
再処理工場における各工程に関する計量分析方法についてマニュアル化したものである。本編は特に計量管理分析関係の分析方法について編集したもので,再処理工程試料中のウラン,プルトニウム,全アルファ,密度,不純物の分析操作手順について記述した。
宮原 顕治; 朝倉 祥郎*; 後藤 憲一*; 舛井 仁一*; 近藤 勲*; 寺門 茂*; 鎌田 正行; 佐藤 悦朗*
PNC TN852 81-15, 46 Pages, 1981/04
再処理工場分析課に於いて,計量管理分析をするために必要なプルトニウム(一次)標準試料,ウラン(一次)標準試料,U-Pu混合(一次)標準試料の調製を実施したので報告する。
中村 久*; 舛井 仁一*; 坪谷 隆夫*
PNC TN841 77-59, 34 Pages, 1977/11
核燃料に含まれる核物質の分析技術は従来有効な手法として破壊分析法があるが、核燃料サイクルの過程には破壊分析の適用が難しいことも多い。特に各施設で発生する核物質を含んだスクラップや廃棄物は破壊分析を適用することが難しく、核物質の計量管理や保障措置上より簡便で適用性の広い非破壊分析技術の開発が必要とされている。アクティブ中性子核分裂法は一般にパッシブ法より感度が高く、高速中性子を用いれば透過性が高いので大きな試料や高濃縮の試料の分析が可能とされているが、この手法に関する我が国の報告例はほとんど無い。そのためにインテルコム・ラドテック社から中性子照射非破壊測定装置(ISAS)を購入し、アクティブ分析法による実験検討を行った。対象核物質として密封した濃縮ウラン、プルトニウムを用い、くり返し測定による計数値の再現性や日内、日間変動、幾何学的条件の影響、濃縮度の影響、等について検討した。また、模擬焼 灰、鉛や水、ポリエチレン、ビニルバック等の含水素物質を含む均質、非均質系試料を用いて実験を行いマトリックスの影響を検討した。その結果、核物質(UO/SUB2、PuO/SUB2粉末)およびこれらの核物質が均一化された状態のスクラップについては定量可能であることを確認した。
坪谷 隆夫*; 鎌田 正行; 和田 幸男; 舛井 仁一*; 山田 一夫*; 和田 勉*; 加藤木 賢; 高橋 信二*
PNC TN851 76-01, 42 Pages, 1976/01
TIDー7029(2nd edition)'Selected Measurement Methods for Plutonium and Unanium in the Nuclear Fuel Cycle, Second Edition(C,J,Rodden 編集)(1972)'の抜粋訳である。本訳著にはウランの湿式分析法、ウランおよびプルトニウムの同位体測定法(質量分析法、放射化学分析法)、同位体測定に必要な前処理技術、および同位体希釈質量分析法によるウランおよびプルトニウムの定量法を含んでいる。分析法毎に当分析所の手法に照らして訳注を付した。
駿河谷 直樹; 佐藤 宗一; 鎌田 正行; 久野 祐輔; 舛井 仁一
1994 IAEA Symposium on International Safeguards, ,
近年、再処理工場の廃棄物に対する保障措置が注目されつつあり、高放射性溶液中の微量プルトニウムについても、正確に把握する必要が生じている。このため、短時間でかつ高精度の分析が期待できるレーザー誘起光音響分光法および同位体希釈スペクトル解析法の2方法について、その保障措置への適用性について検討を行ったので報告する。
駿河谷 直樹; 阿部 勝男; 黒沢 明; 久野 祐輔; 舛井 仁一
1994 IAEA Symposium on International Safeguards, ,
使用済燃料溶解液中のウランおよびプルトニウムの濃度を迅速から正確に非破壊測定できる装置を開発している。本装置の測定原理はK-エッジ・デンシトメトリ(KED)法によりウラン濃縮を測定し、エネルギー分散型蛍光X線(XRF)法でU/Pu比を測定することにより、ウランとプルトニウム両者の濃度を求めるものである。今回、測定部の改良により、測定精度の向上を図った。