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中曽根 光*; 藤原 正幸*; 深尾 陽一朗*; Biswas, K.; Rahman, A.*; 山田 真紀*; 鳴海 一成; 内宮 博文*; 大野 豊
Plant Physiology, 160(1), p.93 - 105, 2012/09
被引用回数:12 パーセンタイル:38.62(Plant Sciences)We demonstrated that SMALL ACIDIC PROTEIN 1 is required for normal plant growth and development, and roots response to IAA or methyl jasmonate in the () mutation background. Deletion analysis and green fluorescent protein (GFP) / glutathione S-transferase (GST) pull-down assays showed that SMAP1 physically interacts with the CONSTITUTIVE PHOTOMORPHOGENIC-9 SIGNALOSOME (CSN) via the SMAP1 F/D-region. The extremely dwarf phenotype of double mutant confirms the functional role of in plant growth and development under limiting CSN functionality. Our findings suggest that SMAP1 is involved in the auxin response and possibly in other cullin-RING ubiquitin ligase (CRL)-regulated signaling processes via its interaction with components associated with related-to-ubiquitin (RUB) modification.
藤原 一成*; 伊東 賢伸*; 笹沼 美和*; 田中 英朗*; 広谷 浄*; 鬼沢 邦雄; 鈴木 雅秀; 雨澤 博男*
Transactions of the 20th International Conference on Structural Mechanics in Reactor Technology (SMiRT-20) (CD-ROM), 8 Pages, 2009/08
現在国内では、原子力発電所の高経年化に対する関心が高まっている。しかしながら、原子力発電所を構成するコンクリートに及ぼす放射線照射の影響については、研究例や実測例が非常に少ないのが現状である。そこで、放射線照射がコンクリートの基本的な材料特性に及ぼす影響を確認するため、JMTRにおいてコンクリート試験体への照射試験を行った。JMTRでの照射試験では、照射中のコンクリート試験体の温度は原子力発電所の設計規定値である65C以下を満足し、高速中性子照射量は、代表的BWR型原子力発電所の原子炉圧力容器外側における60年相当の照射量を十分に超える1210n/cm(E0.1MeV)を与えることができた。照射後のコンクリート試験体を用いた圧縮強度試験の結果、基本的な環境で養生したコンクリート試験体とほぼ同等の圧縮強度が得られた。また、試験体の水分量を測定した結果、結合水量に照射前後で変化は見られなかった。以上より、本実験における照射量の範囲では、放射線照射がコンクリートの基本的な材料特性に大きな影響を及ぼさないことを確認した。
小澤 顕*; 松多 健策*; 長友 傑*; 三原 基嗣*; 山田 一成*; 山口 貴之*; 大坪 隆*; 百田 佐多夫*; 泉川 卓司*; 炭竃 聡之*; et al.
Physical Review C, 74(2), p.021301_1 - 021301_4, 2006/08
被引用回数:43 パーセンタイル:89.22(Physics, Nuclear)理化学研究所のリングサイクロトロンで、陽子過剰核Alの因子を初めて測定した。実験的に測定された因子の絶対値は、1.5570.088と決められた。この原子核は、鏡像核Neのエネルギー準位から見ると、基底状態は1/2もしくは5/2と考えられる。決められた因子と殻模型計算による因子との比較から1/2は明らかに否定されるため、基底状態のスピンは5/2と与えられた。これまで、Alは陽子ハロー構造のため、1/2状態が基底状態になる可能性が議論されてきたが、この実験により少なくとも基底状態にハロー構造が存在しないことがはっきりした。また、Neの磁気モーメントの実験値から、Alの基底状態におけるアイソスカラー固有スピンの期待値が求められるが、その値はCのように異常な値を示さず、正常であることがわかった。
櫛田 卓志*; 鳴海 一成; 藤原 伸介*; 今中 忠行*; 東端 啓貴*
no journal, ,
の遺伝子について解析を進める過程で、ポリメラーゼドメインの保存領域であるRegion2が欠失した株を見いだし、PolBが細胞の生育に必須ではないことを発見した。本研究では、においてPolBがDNA複製以外に果たす役割を解明することにより、アーキアのDNA複製機構に関し新たな知見を与えることを目的とした。今回、 遺伝子の完全破壊株の作製に成功した(株)。この株について17時間培養した菌体にUV,メチルメタンスルホン酸,マイトマイシンC,線といったDNA損傷ストレスを与えた後、プレート上で培養した。その結果、親株に比して株は、試みたすべてのDNA損傷ストレスに対し高い感受性を示すことが確認できた。この結果から、において遺伝子は必須遺伝子ではないが、DNA修復機構に深く関与していることが示唆された。
倉内 康行*; 櫛田 卓志*; 鳴海 一成; 藤原 伸介*; 今中 忠行*; 東端 啓貴*
no journal, ,
超好熱性アーキアにはファミリーB型のPolBとファミリーD型のPolDの2種類のDNAポリメラーゼが存在し、その両者がDNA複製において必須であると考えられてきた。しかし、われわれはこれまでに、のDNAポリメラーゼ遺伝子のうち遺伝子破壊株(株)の取得に成功し、PolBが細胞の生育に必須ではないことを見いだした。本研究では、対数増殖期(5時間培養)の株に対してDNA損傷ストレスを与えたところ、定常期の細胞に比して感受性の低下が見られた。対数増殖期に発現しているDNA修復関連酵素が PolBの機能を相補している可能性が示唆された。遺伝子が破壊されたことで変動する遺伝子群を調べることが今後の課題である。
櫛田 卓志*; 倉内 康行*; 鳴海 一成; 藤原 伸介*; 今中 忠行*; 東端 啓貴*
no journal, ,
の遺伝子について解析を進める過程で、ポリメラーゼドメインの保存領域が欠失した変異株を取得し、PolBタンパク質が細胞の生育に必須ではない可能性を見いだした。本研究では、においてPolBタンパク質のDNA複製機構以外に果たす役割を解明することにより、超好熱性アーキアのDNA複製機構に新たな知見を得ることを目的とした。今回、遺伝子の完全破壊株の作製に成功した(株)。この株について17時間培養した菌体に、紫外線,メチルメタンスルホン酸,マイトマイシンC, 線といったDNA損傷ストレスを与えた後、固形培地上で培養した。その結果、親株に比して株は、試みたすべてのDNA損傷ストレスに対して高感受性を示した。この結果から、PolBタンパク質は、の細胞の生育には必須ではないが、DNA修復機構に深く関与していることが示唆された。
櫛田 卓志*; 鳴海 一成; 藤原 伸介*; 今中 忠行*; 東端 啓貴*
no journal, ,
超好熱性アーキアには、ファミリーB型とファミリーD型の2種類のDNAポリメラーゼの遺伝子がそれぞれ1つずつ見いだされている。ファミリーB型のポリメラーゼPolBは、高いDNA伸長能と正確性を持つなどの特徴から、DNA複製に必須なポリメラーゼで、おもにリーディング鎖の合成を担っていると考えられてきた。しかし、完全遺伝子破壊株が作製できたことから、PolBが細胞の生育に必須ではなく、果たしてDNA複製に必須なのかどうかが疑問視され始めている。本研究では、当該遺伝子の破壊株のDNA損傷ストレスに対する感受性を解析し、のPolBの機能を推定することを目的とした。その結果、遺伝子破壊株が野生株に比べてさまざまな変異原に感受性を示したことから、PolBはDNA修復に重要な役割を果たしていることが示唆された。
大野 豊; 中曽根 光*; 藤原 正幸*; 深尾 陽一朗*; Biswas, K.; Rahman, A.*; 川合 真紀*; 内宮 博文*; 鳴海 一成
no journal, ,
Here, we demonstrated that SMALL ACIDIC PROTEIN 1 (SMAP1) is required for normal plant growth and development, and roots response to IAA or methyl jasmonate in the () mutation background. Deletion analysis and pull-down assays showed that SMAP1 physically interacts with the CONSTITUTIVE PHOTOMORPHOGENIC-9 SIGNALOSOME (CSN) via the SMAP1 F/D-region. The extremely dwarf phenotype of aar1-1 csn5a-1 double mutant confirms the functional role of SMAP1 in plant growth and development under limiting CSN functionality. Our findings suggest that is involved in the auxin response and possibly in other cullin-RING ubiquitin ligase -regulated signaling processes via its interaction with components associated with related-to-ubiquitin (RUB) modification.
櫛田 卓志*; 鳴海 一成; 藤原 伸介*; 今中 忠行*; 東端 啓貴*
no journal, ,
の遺伝子について解析を進める過程で、ポリメラーゼドメインの保存領域を欠失した変異株を取得し、PolBタンパク質が細胞の生育に必須ではない可能性を見いだした。そこで、においてPolBタンパク質のDNA複製機構以外に果たす役割を解明することにより、超好熱性アーキアのDNA複製機構に新たな知見を得ることとした。今回、遺伝子の完全破壊株の作製に成功した(株)。この株について17時間培養した菌体に、紫外線,メチルメタンスルホン酸,マイトマイシンC, 線といったDNA損傷を与えた後、固形培地上で培養した。その結果、親株に比べて株は、試みたすべてのDNA損傷に対して高感受性を示した。この結果から、PolBタンパク質は、の細胞の生育には必須ではないが、DNA修復機構に深く関与していることが強く示唆された。
東端 啓貴*; 櫛田 卓志*; 鳴海 一成; 今中 忠行*; 藤原 伸介*
no journal, ,
超好熱性アーキアには、ファミリーB型とファミリーD型の2種類のDNAポリメラーゼの遺伝子が、それぞれ1つずつ見いだされている。ファミリーB型のポリメラーゼPolBは、高いDNA伸長能と正確性を持つなどの特徴から、DNA複製に必須なポリメラーゼで、おもにリーディング鎖の合成を担っていると考えられてきた。しかし、完全遺伝子破壊株が作製できたことから、PolBが細胞の生育に必須ではなく、DNA複製に必須なのかどうかが疑問視され始めている。本研究では、当該遺伝子の破壊株のDNA損傷ストレスに対する感受性を解析し、のPolBの機能を推定することを目的とした。その結果、野生株と比較して、遺伝子破壊株はさまざまな変異原に感受性を示した、このことから、PolBはDNA修復に重要な役割を果たしていることが強く示唆された。
櫛田 卓志*; 鳴海 一成; 藤原 伸介*; 今中 忠行*; 東端 啓貴*
no journal, ,
超好熱性アーキアの遺伝子破壊株の作製に成功し、DNA polymerase Bが当該微生物の生育に必須ではないことを発見した。また、この遺伝子破壊株はDNA損傷ストレスに対して高い感受性を示したことから、従来考えられていたDNA複製型polymeraseではなく、DNA修復型polymeraseであると強く示唆されている。一方、DNAは熱によっても不安定化し、化学的分解が促進される。例えば、脱プリン化に起因する鎖切断などがあげられ、熱によるDNA損傷も、最終的にはDNA polymeraseを含めた修復タンパク質による修復を受けると推測される。そこで現在、至適温度以上の高温条件における遺伝子破壊株の表現型解析を進めている。