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久保野 茂*; 寺西 高*; 野谷 将広*; 山口 英斉*; 齋藤 明登*; He, J. J.*; 若林 泰生*; 藤川 尚志*; Amadio, G.*; 馬場 秀忠*; et al.
Nuclear Physics A, 758, p.733 - 736, 2005/07
被引用回数:1 パーセンタイル:14.45(Physics, Nuclear)CRIBからの短寿命核ビームを用いて陽子非弾性散乱を測定した。これにより爆発的水素燃焼過程を理解するうえで重要なにおける共鳴状態の核物理パラメタを求めた。ビームによる非弾性散乱実験の結果も合わせて報告する。
森川 恒安*; 郷農 靖之*; 森田 浩介*; 岸田 隆*; 村上 健*; 井出口 栄治*; 熊谷 秀和*; G.H.Liu*; A.Ferragut*; 吉田 敦*; et al.
Physics Letters B, 350, p.169 - 172, 1995/00
被引用回数:19 パーセンタイル:71.02(Astronomy & Astrophysics)高スピン核異性体を逆運動学的核融合反応により生成し、不安定核二次ビームとして用いるあたらしい実験手法を開発した。この手法によりHfのK=8核異性体からなる二次ビームをPbの第二次標的に照射し、散乱粒子と脱励起ガンマ線の同時計数法を用いてクーロン励起実験をおこなった。核異性体上に構築されたJ=9の第一励起状態からのガンマ線を測定し、その収量から換算遷移確率B(E;89)の値をもとめた。その結果、この核異性体上の励起状態は基底状態とほぼ同程度の変形をした集団運動の状態であることがわかった。実験データとの比較によると、この核異性体のK量子数はかなり良い量子数であると考えられる。また、この実験は高スピン核異性体二次ビームによる二次反応を用いて行われた初めてのガンマ線核分光実験であった。
A.Ferragut*; 郷農 靖之*; 村上 健*; 森川 恒安*; Y.H.Zhang*; 森田 浩介*; 吉田 敦*; 大島 真澄; 草刈 英栄*; 菅原 昌彦*; et al.
Journal of the Physical Society of Japan, 62(9), p.3343 - 3344, 1993/09
被引用回数:16 パーセンタイル:86.74(Physics, Multidisciplinary)理研リングサイクロトロンからのXeビームを用いてO(Xe,7n)反応によりSmの高スピンアイソマーの探索を行った。核反応生成物は、ガス充填したダイポール磁石・Q磁石から成るイオン輸送系により一次ビームから分離され、プラスチックシンチレーターで止められた。その回りに7台のアンチコンプトンガンマ線分析器を配置した。数10本のガンマ線と粒子の間の同時計数から、励起エネルギー約8.8MeVに0.96+0.19-0.15secの寿命を持つアイソマーの存在が確認された。詳細な崩壊図式の決定はこれからである。
大島 真澄; 森川 恒安*; 草刈 英栄*; 小林 伸彦*; 菅原 昌彦*; Y.H.Zhang*; A.Ferragut*; 市川 進一; 篠原 伸夫; 永目 諭一郎; et al.
Nuclear Physics A, 557, p.635C - 642C, 1993/00
原研タンデム加速器からのGe,Niビームを用いた多重クーロン励起実験により、大変形核Erおよび遷移領域核Osの2フォノン・ガンマ振動状態を観測し、その電磁転移確率を求めた。変形核と遷移核で2フォノン状態の励起エネルギー、E2転移確率に相違が見られたので、微視的SCCM模型との比較においてその非調和性を議論する。
村上 健*; 郷農 靖之*; A.Ferragut*; Y.H.Zhang*; 森田 浩介*; 吉田 敦*; 小川 雅生*; 中島 充夫*; Min, B. J.*; 熊谷 秀和*; et al.
Z. Phys., A, 345, p.123 - 124, 1993/00
中性子数82の領域核においていくつかのアイソマー状態が見つかっており、これらは原子核の内部状態が励起エネルギーと共に急激に変わることに起因する「イラストトラップ」として理解されつつある。これらの内部状態を明らかにするためにはその励起エネルギー、核スピンを系統的に調べる必要があり、今回中性子数83を持つPmを調べた。実験は理研リングサイクロトロンからのXeビーム(8.5MeV/n)を用い、N(Xe、6n)反応により得られたPmをガス充填型反跳核分離装置により分離した。ガンマ線測定の結果、約7400keVの励起エネルギーに(27)の核スピンを持ち、≧2sの寿命を持つアイソマー状態を同定した。
大島 真澄; 郷農 靖之*; 村上 健*; 草刈 英栄*; 菅原 昌幸*; 市川 進一; 初川 雄一; 森川 恒安*; Min, B. J.*
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 312, p.425 - 430, 1992/00
被引用回数:8 パーセンタイル:64.14(Instruments & Instrumentation)不安定核二次ビームのクーロン励起線を検出する実験方法を開発した。逆反応Be(Ge,3n)により作られたKrの二次ビームはPb二次ターゲットでクーロン励起され、それからの弱い線は一次ガンマ線、散乱粒子、二次ターゲットからの二次ガンマ線のトリプルコインシデンスにより同定された。この方法により中重核において初めて不安定核のクーロン励起が観測された。Krの20転移の線イールドは既知のB(E)値から計算された値と一致し、系統的にB(E)を決定する手段として有効であることを示した。
大島 真澄; 郷農 靖之*; 村上 健*; 草刈 英栄*; 菅原 昌幸*; 森田 浩介*; 吉田 敦*; 熊谷 秀和*
原子核研究, 35(4), p.161 - 170, 1991/02
重い入射核と軽い標的核の組合わせの核反応で二次ビームを作り、離れた位置でクーロン励起を起こさせる手法を開発し、不安定核Krのクーロン励起を初めて観測することが出来た。この手法は約20ns以上の寿命を持つ不安定核及びアイソマーに適用できる。更に反跳核質量分離装置と組合わせることにより、より低いパックグラウンドで不安定核クーロン励起を測定できる可能性を示唆した。また、同実験でCeのアイソマー崩壊からの弱いE1転移を新しく観測でき、同装置はアイソマーの研究にも的していることを合わせて指摘した。
郷農 靖之*; 旭 耕一郎*; 石原 正泰*
PNC TJ4510 88-001, 41 Pages, 1988/06
光核反応を用いた核変換が、長寿命放射性廃棄物の消滅処理方法として成立するかどうかを、エネルギーバランスに重点をおいて検討した。例として、100MeV電子の制動輻射でSUP137/Csを光核反応によって核変換する場合を考えると、SUP235/Uの核分裂でSUP137/Cs一原子生成したときに利用できる電力の少なくとも1.8倍の電力を必要とするので、同時に発生する低エネルギーの線を有効に利用することが極めて重要であることが明らかになった。同時に、過去に検討された他の方法でのエネルギーバランスも評価し比較検討した。光核反応の競争過程として重要な電子対生成については、結晶のチャネリング現象の中に僅かな効果が見られるようではあるが、実際上有効なものは見い出せない。以上の、調査研究の結果として、我々は、新しい型の高速中性子発生装置を開発し、(n、2n)反応による核変換を使って核消滅を行う方法が最も良い方法であると考えるに到り、その案を検討したので、それも書き添える。
若林 泰生; 山口 英斉*; 橋本 尚志*; 早川 勢也*; 栗原 佑蔵*; Binh, D.*; Kahl, D.*; 久保野 茂*; 西村 俊二*; 郷農 靖之*; et al.
no journal, ,
For the rapid proton capture process (-process) in X-ray bursts and the core-collapse stage of supernovae, proton-rich -shell nuclei far from the line of stability play important roles. Studies of the feeding ratios and half-lives of the and electron capture decays of these proton-rich -shell nuclei are of great astrophysical interest not only for nucleosynthesis but also for Fermi and Gamow-Teller transition study. The experiment to measure the half life of decay of Cr was performed using the low-energy RI beam separator (CRIB) of the Center for Nuclear Study (CNS), University of Tokyo. The Cr particles were produced by the Ar + C fusion reaction. A natural C foil of 0.56 mg/cm was installed as the primary target. The Ar primary beam was accelerated up to 3.6 MeV/nucleon by the RIKEN AVF cyclotron. A double sided Si strip detector (DSSD) of 500-m thickness was used as a -ray detector. A Si detector of 1.5-mm thickness was placed just behind the DSSD for a -ray detector. To measure -delayed rays, 3 clover and 1 coaxial Ge detectors were set around the target chamber. The beam was pulsed to measure the half life of the decay of Cr. The -delayed ray of Cr was observed in this experiment. The experimental result will be discussed.