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論文

福井県三方郡美浜町で新たに確認された敦賀断層の露頭

立石 良*; 島田 耕史; 岩森 暁如*; 和田 伸也*; 瀬能 正太郎*; 長田 健*

地質学雑誌(インターネット), 128(1), p.63 - 64, 2022/04

敦賀断層は、福井県敦賀市東部から美浜町南部にかけて北東-南西方向に分布する、長さ約20kmの右横ずれ主体の活断層である。美浜町新庄地区折戸谷周辺では、敦賀断層がジュラ紀の付加体(混在岩)と白亜紀後期の花崗岩を境し、この断層沿いに明瞭な横ずれ屈曲谷が連続する。この地域ではIwamori et al. (2021)が断層露頭を報告済だが、今回新たに複数の断層露頭を発見したので、写真とともに簡単に報告する。これらの断層は全て北東-南西走向で高角傾斜を示し、混在岩と花崗岩の境界をなす。このうち2つの露頭は、屈曲谷の屈曲部上流端に位置しており、典型的な横ずれ変位地形と地質断層が完全に一致する。

論文

The H-Invitational Database (H-InvDB); A Comprehensive annotation resource for human genes and transcripts

山崎 千里*; 村上 勝彦*; 藤井 康之*; 佐藤 慶治*; 原田 えりみ*; 武田 淳一*; 谷家 貴之*; 坂手 龍一*; 喜久川 真吾*; 嶋田 誠*; et al.

Nucleic Acids Research, 36(Database), p.D793 - D799, 2008/01

 被引用回数:52 パーセンタイル:71.15(Biochemistry & Molecular Biology)

ヒトゲノム解析のために、転写産物データベースを構築した。34057個のタンパク質コード領域と、642個のタンパク質をコードしていないRNAを見いだすことができた。

論文

Gamow-Teller decay of the $$T=1$$ nucleus $$^{46}$$Cr

大西 健夫*; Gelberg, A.*; 櫻井 博儀*; 米田 健一郎*; 青井 考*; 今井 伸明*; 馬場 秀忠*; Von Brentano, P.*; 福田 直樹*; 市川 雄一*; et al.

Physical Review C, 72(2), p.024308_1 - 024308_7, 2005/08

 被引用回数:21 パーセンタイル:77.62(Physics, Nuclear)

$$^{46}$$Crのベータ崩壊を理化学研究所のサイクロトロン加速器を用いて初めて測定し、$$B(GT)$$値0.64$$pm$$0.20が得られた。この実験値を$$pf$$殻模型空間を仮定した殻模型計算と比較し、その相互作用依存性を調べた。KB3, FPD6, GXPF2相互作用はそれぞれ実験値を誤差棒の範囲内で説明することはできるが、これらの理論値は1.5倍ほどの開きがあり、どの相互作用が優れているかは今後の精密測定が待たれることとなった。この比較的大きなベータ崩壊確率は、準重陽子描像により定性的に議論可能であることがわかった。

口頭

高エネルギー陽子加速器施設内で生成される浮遊性放射性塩素エアロゾル・ガス比及び非放射性エアロゾルの性状解明

横山 須美; 佐藤 薫; 真辺 健太郎; 遠藤 章; 野口 宏; 金子 広久; 沖 雄一*; 長田 直之*; 神田 征夫*; 飯田 孝夫*; et al.

no journal, , 

高エネルギー陽子加速器施設では、2次的に発生する高エネルギー陽子と空気との核破砕反応等により、空気中に浮遊性放射性核種や放射線分解生成物が生成される。後者は核種の性状(粒径や化学形)に影響を与える。このため、浮遊性核種の性状と生成機構の解明は、高エネルギー加速器施設での内部被ばく線量評価法及び空気モニタリング技術を確立するうえで必要不可欠である。そこで、平成15$$sim$$17年に連携重点研究「陽子加速器施設における線量評価に関する研究」の一環として、知見が十分ではない空気中のAr-40から生成される放射性塩素(Cl-38及びCl-39)のエアロゾル・ガス比,非放射性エアロゾルの粒径分布,硝酸生成率(G値)等をTIARAの陽子照射場を用いて明らかにした。この結果、放射性塩素は、50%以上がエアロゾルで存在すること,生成初期段階の非放射性エアロゾルの中央径は12$$sim$$20nmであること,陽子照射により空気中に生成された硝酸のG値は1.46$$pm$$0.12であること等を明らかにした。これらの結果より、性状ごとの線量評価が可能になった。

口頭

空気の陽子線照射によるエアロゾルの生成とその性状

長田 直之*; 沖 雄一*; 神田 征夫*; 横山 須美; 佐藤 薫; 真辺 健太郎; 野口 宏; 遠藤 章; 田中 進*; 金子 広久; et al.

no journal, , 

高エネルギー加速器室内のビームライン周辺では放射性エアロゾルが生成される。運転直後に加速器室内に作業者が入室した場合、放射性エアロゾルが残留していれば、内部被ばくの原因となる。放射性エアロゾルの粒径分布は、呼吸器系への沈着部位を決定することから、内部被ばく防護の観点から必要不可欠な情報である。本研究では、放射性エアロゾルの粒径分布に影響を与える非放射性エアロゾルの粒径分布や生成,成長・消滅機構を解明することを目的とし、空気に高エネルギー陽子を照射して非放射性エアロゾルを生成させ、生成直後のエアロゾル濃度や粒径分布を測定した。この結果、試料空気を0.3dm$$^{3}$$/min, 2nAで照射した場合、エアロゾルの幾何中央径は約15nmとなった。エアロゾル生成個数濃度は、付与エネルギーが5nA$$cdot$$dm$$^{-3}$$$$cdot$$minより低い範囲では付与エネルギーと比例関係にあったが、次第に個数濃度の伸びは鈍化した。また、エアロゾルの個数濃度と粒径との間に正の相関がみられた。これは付与エネルギーが増加すると反応が顕著になり、凝集等が起こりやすくなるため、エアロゾルの粒径が成長したと考えられる。

口頭

福井県大野市の手取層群伊月層から新発見の"三錐歯類"(哺乳類)化石とトリティロドン類(非哺乳類キノドン類)の新標本

宮田 和周*; 酒井 佑輔*; 中山 健太朗*; 中田 健太郎*; 薗田 哲平*; 長田 充弘

no journal, , 

福井県大野市の手取層群上部の伊月層は、本層中部の砂岩から得た最若ジルコンU-Pb年代値127.2$$pm$$2.5Ma (2$$sigma$$)の報告があり、その時代はBarremianとされる。近年では、恐竜類,コリストデラ類,トカゲ類,カメ類,魚類,トリティロドン類といった多様な脊椎動物化石が本層下半部から報告されている。これらは手取層群の古脊椎動物相の多様性と層序対比において重要な資料である。本報告の"三錐歯類"化石は荒島岳東方の伊月層下部から発見された、3本の頬歯が植立する左歯骨の一部である(長さ約14mm)。CTによる画像観察では、保存されている最前の歯の後方に脱落歯の歯槽と、最後方の歯の後ろにも歯槽やメッケル溝も確認できる。頬歯の歯冠それぞれは、前後直線上に並ぶ三主咬頭(前から順にc, a, b)があり、明瞭な歯帯は無い。詳細な形態の判断が困難だが、最前の歯はやや小さいものの、大臼歯型を呈するp4もしくはm1の可能性が、後方2本の大臼歯(m2-3、もしくはm3-4)は高い咬頭bに加え、歯冠前縁と後縁に明瞭な副咬頭(eとd)を持つ。大臼歯間に明瞭なインターロック構造はない。国内では未記載種だが、新種であるかは検討を要する。一方、トリティロドン類はこれまで本層から切歯のみが知られていたが、遊離した右下顎頬歯の追加標本が得られた。頬舌幅に比べて前後長(約7.5mm)のある四主咬頭の歯冠で、桑島層から記載されたMontirictus kuwajimaensisの大型タイプに類似する。伊月層からはさらなる追加標本が期待でき、年代測定を含めた本層の解析を進める計画にある。

口頭

Petrological study on the Cretaceous plutonic rocks in Kajishima, southwest Japan; An Exposed gabbroic deep crust of Cretaceous continental margin of East Asia

下岡 和也*; 谷 健一郎*; 高橋 俊郎*; 長田 充弘; 齊藤 哲*

no journal, , 

瀬戸内諸島の梶島には、白亜紀の様々なはんれい岩質岩の分布が知られており、これらの岩石の理解は大陸縁辺の深部地殻―マントルプロセスにつながる。本研究では、梶島に分布する深成岩類の野外調査、鏡下観察、全岩Sr―Nd同位体分析、ジルコンU-Pb年代およびHf同位体分析を行った。梶島の花崗岩とはんれい岩の間のSr-Nd-Hf同位体特徴はよく類似しており、野外観察と顕微鏡観察からはんれい岩マグマの結晶分別、または部分融解によって形成されたメルトによって梶島の花崗岩を形成していることを示唆している。

口頭

西南日本愛媛県梶島に産する白亜紀深成岩に記録された白亜紀フレアアップ期の花崗岩質マグマ生成プロセス

下岡 和也*; 長田 充弘; 小北 康弘; 高橋 俊郎*; 谷 健一郎*; 齊藤 哲*

no journal, , 

梶島は愛媛県北東部に位置し、岩脈状の花崗岩を伴う白亜紀斑れい岩類が広く露出する。本研究では、野外産状、岩石記載、全岩主要微量元素組成、Sr-Nd同位体組成、ジルコンHf同位体比のデータに基づき、白亜紀フレアアップイベントでの花崗岩質マグマ生成プロセスを明らかにする。我々は新たに斑れい岩と花崗岩の$$varepsilon$$Nd(t)とジルコン$$varepsilon$$Hf(t)の多くが負の値を示すことを明らかにした。$$varepsilon$$Hf(t)値は、得られた$$^{176}$$Hf/$$^{177}$$Hf比の未分化コンドライト(CHUR)からのずれを示す。白亜紀フレアアップでは斑れい岩の起源物質であるマントルがエンリッチしていたことを示唆する。さらに、本研究での深成岩類の示すジルコンHf同位体組成は、白亜紀ユーラシア縁における既報の白亜紀深成岩類の同位体組成の中に収まることから、梶島の深成岩類は西南日本内帯の白亜紀深成岩類を代表するものと考えることができ、苦鉄質下部地殻での珪長質マグマ形成過程を記録した地質体と捉えることができる。

口頭

愛媛県梶島における白亜紀花崗岩質マグマ生成プロセス

下岡 和也*; 長田 充弘; 小北 康弘; 高橋 俊郎*; 谷 健一郎*; 齊藤 哲*

no journal, , 

フレア・アップで形成された地質単元の一つに西南日本の白亜紀火成岩類が挙げられるが、その形成プロセスは未解明な点が多い。本研究では、愛媛県梶島の白亜紀はんれい岩と花崗岩の野外・鏡下観察、全岩化学組成分析、ジルコンHf同位体分析を行い、それらの形成史を検討した。その結果、愛媛県梶島の花崗岩は、はんれい岩の部分溶融によりトーナル岩/花崗閃緑岩を生成し、それらの再溶融によって形成されたと考えられる。

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