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高橋 直樹; 鈴木 惣十; 齋藤 拓人; 上野 隆; 阿部 定好; 山中 淳至; 谷川 聖史; 中村 大司; 佐々木 俊一; 峯 忠治
日本原子力学会ホームページ(インターネット), 20 Pages, 2017/05
本資料は、平成28年度技術士試験(原子力・放射線部門)一次試験受験を志す者への学習支援を目的とし、平成27年度に実施された技術士試験(原子力・放射線部門)一次試験の出題傾向分析や学習方法等についての全体解説、専門科目の解答と解説を行うものである。なお、本資料は技術士制度の普及と技術士育成を目的とした日本原子力学会から日本技術士会(原子力・放射線部会)への依頼に基づき、原子力機構所属の技術士等が作成を行ったものである。
石澤 明宏*; 井戸村 泰宏; 今寺 賢志*; 糟谷 直宏*; 菅野 龍太郎*; 佐竹 真介*; 龍野 智哉*; 仲田 資季*; 沼波 政倫*; 前山 伸也*; et al.
プラズマ・核融合学会誌, 92(3), p.157 - 210, 2016/03
幅広いアプローチ協定に基づいて国際核融合エネルギー研究センター(IFERC)の計算機シミュレーションセンター(CSC)に設置された高性能計算機システムHeliosは、2012年1月に運用を開始し、日欧の磁気核融合シミュレーション研究に供用され、高い利用率の実績を示すとともに、炉心プラズマ物理から炉材料・炉工学にわたる広い分野で多くの研究成果に貢献している。本プロジェクトレビューの目的は、国内の大学や研究機関においてHeliosを利用して進められているシミュレーション研究プロジェクトとその成果を一望するとともに、今後予想される研究の進展を紹介することである。はじめにIFERC-CSCの概要を示した後、各研究プロジェクト毎にその目的、用いられる計算手法、これまでの研究成果、そして今後必要とされる計算を紹介する。
芳中 一行; 阿部 定好
技術士, 27(6), p.4 - 7, 2015/06
再処理施設では、沸騰硝酸下の厳しい腐食環境に曝される機器があり、有機溶媒による火災防止等の安全機能も必要となる。それら機器と機能維持のため様々な点検が実施されており、高線量下での対応を要することから、経験で培った遠隔保守に保守管理の特徴がある。2014年、東海再処理施設の廃止措置の方向性が示されたが、高放射性廃液処理のため関連設備を長期に渡り使用していくことから、保守管理の重要性は変わらない。これまで培ってきた遠隔保守技術を更に発展させ、福島第一原子力発電所の廃止措置に寄与することが期待される。
阿部 定好
公共性の高い施設の維持管理, p.110 - 115, 2014/10
核燃料サイクル施設(再処理施設)における保守管理と高経年化対策の実際を解説する。
阿部 定好
原子力・放射線の整理と検討のための資料; 3.11福島第一原子力発電所事故について共に考える, p.101 - 102, 2013/03
福島県富岡町で、企画された「震災復興ビジョン策定委員会」及び「災害復興計画策定委員会」のオブザーバ支援を通じて行った社会貢献を現した。
阿部 定好
技術士, 25(1), p.28 - 29, 2013/01
福島県富岡町で企画された、震災復興ビジョン策定委員会及び計画策定委員会の支援を通じての社会貢献を現した。
阿部 定好
Fuji Sankei Business i, (20147), 1 Pages, 2012/11
福島県富岡町の震災復興ビジョン策定委員会で、放射線について補足し、町民の思いを復興計画に生かした。
阿部 定好; 桑江 良明*; 佐々木 聡*; 高橋 一智*
原子力・放射線部会報(インターネット), (10), p.6 - 8, 2012/03
2011年8月26日から2012年1月30日にかけて、日本技術士会の技術士として富岡町の災害復興ビジョン策定委員会に参加し、原子力・放射線の正しい理解に向けたコメント及びアドバイスによる支援を行った。その結果、全町民が一緒になって富岡町に帰ることを願うビジョンが策定された。
栗原 良一; 中野 純一; 阿部 定好
原子力eye, 57(3), p.71 - 76, 2011/03
2010年10月11日(月)に「原子力・放射線部門」の技術士第一次試験が実施された。技術士第一次試験は、例年通り、基礎,適性,共通,専門の4科目から構成され、すべて択一式問題であった。本誌では、これら4科目のうちから専門科目35問について、3月号と4月号,5月号の3号に分けて設問と解答の解説を掲載する。本号では、エネルギー分野の設問と解答の解説に加え、専門科目全体の試験内容,出題傾向,対策等について、その概要を記述する。
諫山 明彦; 榊原 悟*; 古川 勝*; 松永 剛; 山崎 耕造*; 渡邊 清政*; 井戸村 泰宏; 坂本 宜照; 田中 謙治*; 田村 直樹*; et al.
プラズマ・核融合学会誌, 86(6), p.374 - 377, 2010/06
この会合報告は、2010年春に開催された国際トカマク物理活動(ITPA)の会合報告を取りまとめたものである。取りまとめたトピカルグループは"MHD安定性", "輸送と閉じ込め物理", "統合運転シナリオ", "ペデスタル物理"及び"高エネルギー粒子物理"の計5グループである。報告内容は、各トピカルグループの国内委員により、各会合で発表されたITER実現に向けた物理課題の解析結果や装置間比較実験報告、また次回会合までに行うべき課題などについてである。
中野 智仁*; 阿部 定好
原子力eye, 56(2), p.72 - 76, 2010/02
本件は、平成21年度技術士第一次試験専門科目(原子力・放射線部門)についての概要、及びエネルギー分野に関する解説である。
中野 智仁*; 水谷 章*; 阿部 定好; 富田 和雄*; 半田 博之*
原子力eye, 56(1), p.63 - 76, 2010/01
2008年8月2日に、試験方法が改正されて3回目となる原子力・放射線部門の技術士第二次試験が実施された。本稿では選択科目のうち「原子炉システムの運転及び保守」、及び「放射線利用」の設問とその解答にあたってのポイントを解説する。
長壁 正樹*; 篠原 孝司; 東井 和夫*; 藤堂 泰*; 濱松 清隆; 村上 定義*; 山本 聡*; 井戸村 泰宏; 坂本 宜照; 田中 謙治*; et al.
プラズマ・核融合学会誌, 85(12), p.839 - 842, 2009/12
この会合報告は、2009年秋に開催された国際トカマク物理活動(ITPA)の会合報告を取りまとめたものである。取りまとめたトピカルグループは"高エネルギー粒子物理", "輸送と閉じこめ物理", "ペデスタル物理", "MHD安定性", "計測"、及び"統合運転シナリオ"の計6グループである。報告内容は、各トピカルグループの国内委員により、各会合で発表されたITER実現に向けた物理課題の解析結果や装置間比較実験結果報告、また次回会合までに行うべき課題などについてである。
井戸村 泰宏; 吉田 麻衣子; 矢木 雅敏*; 田中 謙治*; 林 伸彦; 坂本 宜照; 田村 直樹*; 大山 直幸; 浦野 創; 相羽 信行; et al.
プラズマ・核融合学会誌, 84(12), p.952 - 955, 2008/12
2008年の秋季に、ITPAに関する6つの会合(「輸送と閉込め物理」,「周辺及びペデスタル物理」,「MHD安定性」,「統合運転シナリオ」,「高エネルギー粒子物理」,「スクレイプオフ層及びダイバータ物理」)が開催された。前回までのグループが再編成されグループ名も改称されるとともに、新議長,新副議長が就任し、各国の委員も更新された。各会合の詳細と次回会合の予定(開催日程,場所)等を報告する。
本島 修*; 山田 弘司*; 小森 彰夫*; 大藪 修義*; 武藤 敬*; 金子 修*; 川端 一男*; 三戸 利行*; 居田 克巳*; 今川 信作*; et al.
Nuclear Fusion, 47(10), p.S668 - S676, 2007/10
被引用回数:35 パーセンタイル:73.64(Physics, Fluids & Plasmas)大型ヘリカル装置(LHD)では、加熱パワーの増大及び粒子の排気/供給能力の向上に加え、革新的な運転シナリオの発見により、無電流ヘリオトロンプラズマの性能を改善することに成功した。その結果、特に、高密度,長時間運転,高ベータに関して運転領域を拡大することに成功した。LHDにおける多様な研究の結果、無電流ヘリオトロンプラズマの特長が明らかになった。特に、ローカルアイランドダイバータによる排気とペレット入射によるプラズマ中心部への粒子供給を組合せることにより内部拡散障壁(IDB)を形成し、510
m
という超高密度のプラズマが得られた。4.5%の体積平均ベータ値や、54分間の放電時間(総入力エネルギー: 1.6GJ、平均入力パワー: 490kW)を達成することにも成功した。本論文では、IDB, 高ベータプラズマ, 長時間運転に関する最近2年間の成果を概括する。
本島 修*; 山田 弘司*; 小森 彰夫*; 大藪 修義*; 金子 修*; 川端 一男*; 三戸 利行*; 武藤 敬*; 居田 克巳*; 今川 信作*; et al.
Proceedings of 21st IAEA Fusion Energy Conference (FEC 2006) (CD-ROM), 12 Pages, 2007/03
大型ヘリカル装置(LHD)では、加熱パワーの増大及び粒子の排気/供給能力の向上と併せ、無電流ヘリオトロンプラズマの革新的な運転シナリオの開発を行った。その結果、高密度,長時間運転,高ベータに関して運転領域を拡大することに成功した。LHDにおける多様な研究の結果、無電流ヘリオトロンプラズマの特長が明らかになった。特に、ローカルアイランドダイバータによる排気とペレット入射によるプラズマ中心部への粒子供給を組合せることにより内部拡散障壁(IDB)を形成し、m
という超高密度のプラズマが得られた。この結果は魅力的な超高密度核融合炉へ道を開くものである。また、4.5%の体積平均ベータ値や、54分間(総入力エネルギー: 1.6GJ,平均パワー: 490kW)の放電維持時間を得ることにも成功した。本論文では、IDB,高ベータプラズマ,長時間運転に関する最近2年間の成果を概括する。
居田 克巳*; 藤田 隆明; 福田 武司*; 坂本 宜照; 井手 俊介; 東井 和夫*; 稲垣 滋*; 下妻 隆*; 久保 伸*; 出射 浩*; et al.
Plasma Physics and Controlled Fusion, 46(5A), p.A45 - A50, 2004/05
被引用回数:19 パーセンタイル:52.28(Physics, Fluids & Plasmas)LHDプラズマとJT-60Uプラズマでは低密度プラズマにECHの追加熱を行うと、中心電子温度が上昇し電子系の内部輸送障壁が形成され、電子温度勾配が大きくなる。プラズマの主半径を温度勾配のスケール長で割った値(R/LTe)が電子温度勾配モデルから想定される一つの指標として用いられている。密度で規格化したECHのパワーによってこのR/LTeがどのように変化するかを調べた。LHDプラズマでは、あるパワーにてR/LTeが急激に増大し、内部輸送障壁形成に必要なECHパワーのしきい値の存在を示しているのに対し、JT-60Uのプラズマでははっきりしたしきい値が観測されなかった。この違いは輸送障壁形成機構の違いを示していると考えられる。一方、輸送障壁形成時の電子温度分布にも、LHDプラズマとJT-60Uプラズマで差が観測されている。JT-60Uプラズマでは輸送障壁が形成されるにつれて、プラズマの中心部の温度に平坦化が見られるが、LHDプラズマでは平坦化が観測されていない。これは回転変換分布(q分布)の違いが原因と考えられる。
伊藤 芳雄*; 道野 昌信*; 野口 浩二*; 相川 幸司*; 阿部 定好*; 軽部 浩二*; 郡司 泰明*
PNC TN9410 89-186, 46 Pages, 1989/09
機器台帳は、運転サイドの観点から系統設備に関する運転・保守履歴,運転経験及び研究開発成果について記録,整理及びその蓄積を行い、設備保全,プラントの安全・安定運転の確保に役立てることを自的としている。機器台帳の整備は、さらに「常陽」運転・保守経験報告書(JOMEC)を初めとする各種技術資料の作成や系統担当者の交替時における引継ぎの面においても有効である。本報告書は、原子炉第1課運転第2グループの担当系統である1次・2次Na純化系,1次・2次Na充填ドレン系,1次・2次Arガス系、N2・Arガス供給系,圧縮空気供給系及びNa漏洩検出設備の昭和63年度の機器台帳をまとめたものである。
大坪 章*; 阿部 定好*; 井口 達郎*
PNC TN941 84-69, 39 Pages, 1984/04
「常陽」MK―1燃料被履管に発生したウェアマーク(擦り痕)の発生原因の主因子の一つとして,燃料ピンの流力振動が考えられている。本試験では,流力振動に及ぼす燃料束のPorosity/Ringの影響を調べるため,「常陽」MK―1燃料束の2倍のPorosity/Ringをもつ試験体を用いた。「常陽」MK―1燃料束体系での第一報の試験結果と比較して,次のような事が明らかとなった。炉内照射中の燃料束の周辺ピンの熱湾曲を模擬した変形ピンを用いた変形燃料束では,Porosity/Ringの影響よりも変形ピンの拘束効果の方が大きく,燃料ピンの振動は今回の試験でも観測されなかった。変形ピンを含まない正常燃料束試験では,Porosity/Ringを2倍にした影響は大きく,前報にくらべて大きい燃料ピン振動が観測された。
阿部 定好*; 大坪 章*; 井口 達郎*
PNC TN941 84-67, 30 Pages, 1984/04
仮想事故時の炉心冷却材流量を評価する際に,ラッパー管が不規則に変形した燃料束の圧力損失特性を知ることが必要である。従来,これに関する知見が乏しいため本試験を実施した。本試験では,「もんじゅ」ブランケット燃料集合体の燃料束部を模擬した供試体を用いた。「ラッパー管耐衝撃性評価試験」でラッパー管等に不規則な変形を与えた供試体3体と,変形のない供試体1体について,圧力損失特性を測定した。本試験で得られた主な結論は次の通りである。燃料束部で定義したイノルズ数Re=103
3
10
4で,変形による平均流路断面の減少が正常燃料束の17%以下で,正常燃料束に対する変形燃料束の圧力損失
Pは,平均流路断面積Aを用いて,近似的に次式で表わされる。上記の関係を用いて正常燃料束より求めた変形燃料束の圧力損失予測誤差は,Re=l0
3
8
10
3で+-8%以下であり,Re=8
10
3
3.5
10
4では+-3%以下であった。