Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
井頭 政之*; 渡辺 幸信*; 深堀 智生; 奥村 啓介; 片倉 純一; 千葉 敏; 柴田 恵一; 山野 直樹*; 中川 庸雄; 小田野 直光*; et al.
日本原子力学会和文論文誌, 6(1), p.85 - 96, 2007/03
本技術資料は、20032004年度におけるシグマ委員会の活動報告をまとめたものである。当該年度に、特殊目的ファイルとして公開したJENDL-HE-2004とJENDL-PD-2004について、その概要を示した。また、その他の活動として、核燃料照射後試験の解析,核図表の作成,天体物理のための核データ評価についても述べた。
井頭 政之*; 柴田 恵一; 高野 秀機*; 山野 直樹*; 松延 廣幸*; 喜多尾 憲助*; 片倉 純一; 中川 庸雄; 長谷川 明; 岩崎 智彦*; et al.
日本原子力学会和文論文誌, 3(1), p.128 - 139, 2004/03
2001, 2002年度におけるシグマ委員会(原子力学会シグマ特別専門委員会及び原研シグマ研究委員会)の核データ研究活動についての報告を行う。この期間中、汎用核データライブラリーJENDL-3.3が完成し、精力的なベンチマークテストが行われた後にリリースされた。さらに特殊目的ファイルや核分裂収率データ,核構造データについての活動の記述がされている。また、シグマ委員会の40年にわたる核データ研究活動のまとめを行った。
柴田 恵一; 河野 俊彦*; 中川 庸雄; 岩本 修; 片倉 純一; 深堀 智生; 千葉 敏; 長谷川 明; 村田 徹*; 松延 廣幸*; et al.
Journal of Nuclear Science and Technology, 39(11), p.1125 - 1136, 2002/11
被引用回数:669 パーセンタイル:96.97(Nuclear Science & Technology)前版JENDL-3.2のフィードバック情報及び各種ベンチマークテストの結果をもとに、新版JENDL-3.3のための評価が行われた。JENDL-3.2での大きな問題点は新版により解決された。即ち、熱中性子炉体系での臨界性過大評価はUの核分裂断面積及び核分裂中性子スペクトルの改訂により解消された。また、重要な重核での不適切な2次中性子エネルギー分布は統計模型計算に置き換えられた。さらに、中重核での天然元素及び同位体評価値間の矛盾も無くなった。一方、20核種について共分散データを収納した。JENDL-3.3の信頼度は原子炉及び遮蔽に関するベンチマークテストにより検証された。ベンチマークテストの結果は、JENDL-3.3の予測精度がJENDL-3.2を上回ることを証明した。
村上 好樹*; 天野 恒雄*; 清水 勝宏; 嶋田 道也; 小川 雄一*
JAERI-Research 2001-049, 58 Pages, 2001/11
1.5次元輸送コードTOTALに任意アスペクト比及び衝突周波数での不純物の新古典粒子束を計算できるコードNCLASSを結合し、ITER-FEATプラズマ中での高Z不純物の挙動を解析した。種々の密度分布に対して、タングステン原子分布及び線輻射パワーを評価した。密度分布が平坦で温度勾配による遮蔽が効果的な場合には全線輻射パワーはコロナ・モデルの1/2程度になることがわかった。核融合出力が700MW(Q=10)の場合、プラズマ性能を大きく劣化させることなくプラズマ境界でのタングステン密度710/m(電子密度の0.01%,Zettの増加が0.39)程度まで許容可能で、このときの線輻射パワーは約90MWになる。この値は制動放射等を含めると全加熱パワーの半分以上になり、ダイバータ部流入パワーが大幅に低下でき、ITER-FEATにおける高出力運転の可能性を示している。
古平 恒夫; 助川 友英; 天野 英俊; 金井塚 文雄; 園部 清美
JAERI-Conf 99-009, p.20 - 31, 1999/09
ホット試験室には、ホットラボ施設(RHL)、燃料試験施設(RFEF)、廃棄物安全試験施設(WASTEF)の3つのホットセル施設があり、RHLでは、研究炉・試験炉で照射された燃料・材料の照射後試験、RFEFでは、おもにPWR,BWR,ATRの発電炉燃料集合体の照射後試験、WASTEFでは、高レベル廃棄物の処理処分にかかわる安全性試験を行っている。本セミナーでは、おもにこれら3施設における照射後試験の現状及び、技術開発に係わるトピックスとして軽水炉燃料・材料に対する物性・機械的特性の測定に関する概要について報告する。
日渡 良爾*; 小川 雄一*; 天野 恒雄*; 滝塚 知典; 白井 浩; 山本 孝志*; 井上 信幸*
Journal of the Physical Society of Japan, 67(1), p.147 - 157, 1998/01
被引用回数:1 パーセンタイル:15.74(Physics, Multidisciplinary)JT-60U中のLモードプラズマの規格化旋回半径依存性JT-60Uの閉じ込め特性を調べるために、輸送シミュレーションを行った。ボーム型輸送モデル、電流拡散バルーニングモード(CDBM)モデル及び多重モードモデルと実験との比較を行った。電子温度分布については、どのモデルも実験データと良く一致した。依存性実験のシミュレーションでは、CDBMモデルと多重モードモデルはジャイロボーム型特性を示す。ボーム型モデルでは、拡散係数が温度勾配特性長に反比例することから、JT-60U Lモード実験と同様な、弱ジャイロボーム型の輸送特性を示すことが明らかとなった。
古平 恒夫; 山原 武; 助川 友英; 西野 泰治; 金澤 浩之; 天野 英俊; 仲田 祐仁
HPR-349, 11 Pages, 1998/00
東海研究所の燃料試験施設は、発電炉で使用した照射済燃料集合体の健全性に関する実証試験を行うことを目的として1979年に設立された。近年では、高燃焼度燃料の開発に関する照射後試験を実施しており、ペレット等の熱物性データを取得するため、融点測定装置及びペレット熱拡散率測定装置を整備するとともに比熱測定装置等の新規照射後試験技術開発を継続している。さらにPu添加燃料の研究開発に資するため、対応のEPMAを整備するなど軽水炉の高度化研究に対応すべく技術開発を行っており、今回の当該会議において現状を報告する。
岡本 正雄; 天野 恒雄*
Journal of Chemical Physics, 26(1), p.80 - 86, 1978/01
電離・再結合を含む不純物拡散方程式の新しい数値解法を示した。非変換演算子に対するspitting and fractiural step法に基づき拡散方程式は、原子過程と(電離・再結合を含まない)拡散項とに分けて順次解く。rate equatinは固有値問題として解くことにより電離で決まる早い時間巾tを取り除くことができる。この方法の精度は0(t)である。この方法は、原子過程が正しく取り入れられており、不純物の時間発展が正確に追求できる。トカマク輸送コードと組み合わせることにより、トカマク、プラズマのシミュレーションに役立たせることができる。
天野 恒雄*
JAERI-M 7310, 40 Pages, 1977/09
軸対称トロイダルプラズマのMHD安定性に対する成長率と固有関数が、初期値間題として数値的に計算された。トロイダル効果は、シェルがプラズマから遠い場合には、太いトカマクに対しては、安定化に寄与するが、細いトカマクに対しては、ほとんど影響を与えないこと、又シェルをプラズマに近づければ、その安定化に対する効果は大きくなり、太いトカマクではほとんど不安定領域がなくなることが示された。
栗田 源一; 天野 恒雄*
JAERI-M 6474, 14 Pages, 1976/03
軸対称トロイダルプラズマのMHD安定性を、外部の真空領域が存在する場合としない場合について調べるために、2次元の計算機コードが開発されている。コードは、非円形断面の効果も含んでいる。線形化された運動方程式が、初期値問題として解かれている。円筒プラズマについて、計算機シミュレーションの計算結果が解析解と比較され、よい一致が得られた。
天野 恒雄*; 岡本 正雄
JAERI-M 6401, 31 Pages, 1976/02
不純物の電離状態を表わすrate equationの数値解法について述べる。Rate equationは固有値問題として扱った。炭素、酸素、鉄、モリブデンの不純物について数値計算例を示す。
岡本 正雄; 天野 恒雄*
JAERI-M 6343, 44 Pages, 1975/12
トカマク・プラズマ中での不純物分布の時間発展を追求するための計算機プログラム・コードを開発した。プログラムは、プラズマの密度、温度、電流の空間分布や時間変化は与えられるものとして、電離や再結合、拡散などの過程できまる不純物分布の時間発展を計算する。不純物の拡散は、バナナ・プラトウ領域における新古典論に従う場合を扱った。このプログラムを使って、JFT-2トカマクでの酸素と炭素の不純物の分光測定の解析を試みた。
天野 恒雄*; 岡本 正雄
JAERI-M 6143, 15 Pages, 1975/05
トカマク中での不純物の密度の空間分布の時間変化を数値計算により解析した。不純物の拡散過程と原子過程の両方を同時に正しく取り扱うことができた。数値計算は、2つの異なった方法で行ない、両方の結果は非常に良い一致をみた。プラズマの密度や温度の空間分布は時間変化しない場合に限って計算を行い、不純物がプラズマ中心に集積する様子を示す。本論文の手法は、トカマク・プラズマの計算機シミュレーションによる解析や、不純物の分光測定の解析などに役立つものである。
岡本 正雄; 若谷 誠宏; 天野 恒雄*
Nuclear Fusion, 15(2), p.225 - 236, 1975/02
被引用回数:5逆アスペクト比の展開で、非円形断面トカマクの平衡解を求める。解析は、非一様電流の平衡解を含む、一般的な平衡解を求めることもできるようになっている。非円形断面トカマクに対して、フルート不安定性の安定化の簡単な条件が求められた。これは、シャフラノフとエルチェンコの結果の拡張になっている。安定化に寄与する非円形性の考察がなされる。
天野 恒雄*; 下村 安夫; 山本 新*
Journal of the Physical Society of Japan, 34(6), p.1593 - 1599, 1973/06
被引用回数:0ミラー磁場中のサイクロトロン波の不安定性についての解析結果である。ロスコーン分布のプラズマではk0ならばある種の不安定波が安定になることが示されている。