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豊嶋 厚史; 大江 一弘; Li, Z.*; 浅井 雅人; 佐藤 望; 佐藤 哲也; 菊池 貴宏; 金谷 佑亮*; 北辻 章浩; 塚田 和明; et al.
no journal, ,
電気化学クロマトグラフィーを用いたメンデレビウム(Md)の電気化学的研究について発表する。原子力機構タンデム加速器施設において、Cm(
B,4
)反応によって
Mdを合成した。電極に負電圧を印可すると、Mdは0.1M HCl水溶液によって溶出した。この溶離挙動はSr
やEu
に類似しており、最も安定なMd
からMd
への還元に成功したことを明確に示している。また、Mdの還元割合の変化から還元電位を標準水素電極に対して-0.18Vと決定した。
豊嶋 厚史; Li, Z.*; 浅井 雅人; 佐藤 望; 佐藤 哲也; 大江 一弘; 菊池 貴宏; 金谷 佑亮*; 北辻 章浩; 塚田 和明; et al.
no journal, ,
本研究では、フロー電解クロマトグラフ法を用いて101番元素メンデレビウム(Md)の酸化還元電位を測定した。原子力機構タンデム加速器においてCm(
B, 4
)反応により半減期27分の
Mdを合成した。KCl/Heガスジェット法により核反応生成物を化学室に搬送した後、HDEHPカラムを用いてKClを除去した。その後、フロー電解カラム装置を用いて0.10M HCl水溶液中におけるMdの溶離挙動を調べた。Ag/AgCl参照電極に対して-0.3Vから-0.6Vまでの電圧をカラム電極に印加した。印加電圧-0.3Vでは、Mdの溶離挙動は
Bk
と同じであった。これは、この電圧ではMd
が2価に還元されていないことを示している。一方、-0.6Vでは、MdはSr
と類似した溶離挙動を示した。この挙動は、Md
をMd
に還元することに成功したことを示している。これらの印加電圧の変化に対するMdの挙動の変化から、その酸化還元電位を-0.40
0.03Vと決定した。
豊嶋 厚史; Li, Z.*; 浅井 雅人; 佐藤 哲也; 菊池 貴宏*; 金谷 佑亮*; 北辻 章浩; 塚田 和明; 永目 諭一郎; Schdel, M.; et al.
no journal, ,
メンデレビウム(Md)の酸化還元挙動をフロー電解クロマトグラフィーにより調べた。原子力機構タンデム加速器において、Cm(
B,4n)
Md反応により合成した
Mdを用い、0.1M HCl水溶液中でフロー電解カラム装置を用いて電解還元実験を行った。クロマトグラフカラムへ適切な負電圧を印加することにより、最も安定なMd
がMd
に還元されることを観測した。Md
=Md
+e
反応に対する酸化還元電位を標準水素電極系に対して-0.16
0.05Vと決定できた。
Schdel, M.; 豊嶋 厚史; Li, Z.*; 浅井 雅人; 佐藤 望; 菊池 貴宏; 金谷 佑亮; 北辻 章浩; 塚田 和明; 永目 諭一郎; et al.
no journal, ,
The redox behavior of mendelevium (Md) was studied using a flow electrolytic chromatography apparatus. It was clearly observed that, applying appropriate potentials on the chromatography column, the most stable Md is reduced to Md
. The redox potential of the Md
= Md
+ e
couple was determined to be -0.16
0.05 V vs. a normal hydrogen electrode.