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小松 一樹*; 岩崎 亜美*; 村田 康輔*; 山城 秀昭*; Goh, V. S. T.*; 中山 亮*; 藤嶋 洋平*; 小野 拓実*; 木野 康志*; 清水 良央*; et al.
Reproduction in Domestic Animals, 56(3), p.484 - 497, 2021/03
被引用回数:8 パーセンタイル:93.7(Agriculture, Dairy & Animal Science)福島第一原子力発電所事故後、野生アライグマは長期的な低線量率被ばくを受けた。捕獲したオスの野生アライグマの精巣の形態的特徴と、凍結保存精子の体外受精能力を調べたところ、長期的・低線量率被ばくはアライグマの生殖特性および機能に悪影響を及ぼしていないことがわかった。
大西 世紀*; 近藤 恵太郎*; 東 哲史*; 佐藤 聡; 落合 謙太郎; 高倉 耕祐; 村田 勲*; 今野 力
Fusion Engineering and Design, 87(5-6), p.695 - 699, 2012/08
被引用回数:9 パーセンタイル:59(Nuclear Science & Technology)散乱断面積データの検証のために、DT中性子ビームを用いた新たな積分実験を開始した。最初に、コリメーターでDT中性子ビームを構築し、その特性を調べた。次に、このDT中性子ビームを用いて、SUS316体系を用いた新しい積分実験を行った。体系内中心軸上及び中心軸から15cm, 30cm離れた点でNb(n,2n)
Nb反応の反応率を放射化箔法で測定し、モンテカルロコードMCNP及び核データライブラリJENDL-4.0, JENDL-3.3, ENDF/B-VI.8を用いた計算との比較を行った。実験値に対する計算値の比はどの核データを用いても中心軸から離れるにつれて1より小さくなった。0度よりも大きな角度に散乱する断面積に問題がある可能性を指摘した。
田中 照也*; 佐藤 聡; 近藤 恵太郎; 落合 謙太郎; 村田 勲*; 高倉 耕祐; 佐藤 文信*; 加田 渉*; 飯田 敏行*; 今野 力; et al.
Fusion Science and Technology, 60(2), p.681 - 686, 2011/08
被引用回数:1 パーセンタイル:11.07(Nuclear Science & Technology)Li/V合金ブランケット設計における核計算精度を調べるため、内部に5cm厚のV合金層を設けた4651
51cm
の固体Liブロック体系に対する14MeV中性子照射実験を実施した。体系内にはNb, Ni, In, Au箔、及び
Li濃縮(
Li: 95.5%),
Li濃縮(
Li: 99.9%)Li
CO
ペレットを設置し、
Nb(n,2n)
Nb,
Ni(n,p)
Co,
In(n,n')
In,
Au(n,
)
Au反応の反応率とトリチウム生成率を測定した。測定結果はMCNP5, JENDL-3.3, JENDL/D-99を用いた中性子輸送,反応率計算結果と比較した。Nb, Ni, In箔の反応率についての比較は、高速中性子輸送に関しておおむね10%以内で実験と計算が一致していることを示した。Au箔の反応率についてはV合金層表面において15%程度計算値が過小となり、過去に指摘されているVの4keV付近の弾性散乱断面積の問題に起因している可能性がある。トリチウム生成率については
Li濃縮,
Li濃縮Li
CO
ペレットで各々、2-8%及び1-4%で計算値と実験値は一致した。
大西 世紀; 近藤 恵太郎; 佐藤 聡; 落合 謙太郎; 高倉 耕祐; 今野 力; 村田 勲*
Journal of the Korean Physical Society, 59(2), p.1949 - 1952, 2011/08
被引用回数:0 パーセンタイル:0(Physics, Multidisciplinary)原子力機構FNSでは核データライブラリ検証のために従来TOF実験並びに体系内測定等による積分実験を実施してきている。現在これらの実験に加えてより広い散乱角,エネルギーを対象とした積分実験を計画している。これまでに、検出器開発や照射実験で需給が逼迫している第二ターゲット室の大型トリチウムターゲットに替わり、入手性の良い小型トリチウムターゲットを用いて第一ターゲット室でDT中性子ビームを構築することを検討してきた。本研究では、この中性子コリメータをFNS第一ターゲット室に構築し、そこからのDT中性子ビームの特性を調べた。その結果、コリメータは設計どおりの性能を示し、DT中性子ビーム積分実験を行ううえで十分であることを確認した。
和田 淳*; 渡邉 雅之; 山野井 慶徳*; 南川 卓也; 並木 康祐*; 山崎 幹夫*; 村田 昌樹*; 西原 寛*
Bulletin of the Chemical Society of Japan, 80(2), p.335 - 345, 2007/02
被引用回数:21 パーセンタイル:56.13(Chemistry, Multidisciplinary)直鎖状及び環状の骨格を有するオリゴピリジン配位子の希土類錯体を合成し、その構造をX線結晶構造解析により明らかにした。錯体はすべて歪んだCapped Square Antiprism (CSAP)構造をとり、直鎖状骨格を持つ配位子のほうがより歪んだ構造を取ることを明らかにした。また、Eu錯体では、直鎖状の歪んだ構造を持つ錯体の方が、より強い発光を示すことを世界に先駆けて見いだした。これらの結果は、多座配位子の幾何構造を制御することで、発光特性を制御できることを示している。
渡邉 雅之; 南川 卓也*; 山田 鉄兵*; 木村 貴海; 並木 康祐*; 村田 昌樹*; 西原 寛*; 館盛 勝一
Inorganic Chemistry, 42(22), p.6977 - 6979, 2003/11
被引用回数:33 パーセンタイル:75.12(Chemistry, Inorganic & Nuclear)トリス(2-ピリジル)カルビノールとよばれる三脚状の配位子は、金属間距離が非常に短いランタノイド二核錯体を形成することを明らかにした。通常この配位子は三座配位子として働くが、本研究では頭頂部にある酸素ドナーをうまく架橋配位させることで、二核錯体を形成させることが可能となることを見いだした。合成されたEu(III)とTb(III)の錯体では、配位子から金属中心にエネルギー移動を起こすため、強い発光をしめすことが確認された。
渡邉 雅之; 南川 卓也; 和田 淳*; 並木 康祐*; 村田 昌樹*; 西原 寛*; 木村 貴海
no journal, ,
トリス(2-ピリジン)カルビノールは、希土類イオンと反応して希土類間を架橋する四座配位子として安定な錯体を生成する。希土類のトリフルオロメタンスルホン酸塩を合成を用いた場合、錯体の構造は、希土類イオン間の距離が非常に短いのに対して、硝酸塩を用いた同様の錯体では、希土類イオン間の距離は長くなる。硝酸イオンは単座及び二座の二つの配位モードを持つことから、硝酸イオンの配位により、配位数が増加したため、イオン半径が大きくなり、イオン間距離が長くなったものと考えられる。本報告では、イオン間距離の違いによる構造上の特徴と、錯体の性質について報告する。
田中 照也*; 室賀 健夫*; 佐藤 聡; 落合 謙太郎; 高倉 耕祐; 近藤 恵太郎; 今野 力; 加田 渉*; 佐藤 文信*; 村田 勲*; et al.
no journal, ,
液体Li冷却核融合ブランケットのニュートロニクス設計における計算精度を検証するために、Li/V(バナジウム)合金模擬体系に対する14MeV中性子照射実験を原子力機構・FNS施設において実施した。模擬体系は金属Liブロックを用いて4550
50cm
の寸法に構築し、模擬体系内部の前面から15cmの位置に23
24
5cm
のV合金層を設けた。また、模擬体系の中心軸上には直径20mmの貫通孔を設け、小型リチウムガラスシンチレーション検出器を挿入して、
Liからのトリチウム生成率分布を測定した。得られたトリチウム生成率分布はV合金層近傍において増加しており、これは、V合金の弾性・非弾性散乱による中性子の減速,反射及び(n, 2n)反応に起因すると考えられる。また、模擬体系の中心軸上にNb, Ni, In, Au箔を設置した中性子照射を行い、反応率の測定も行った。講演会では、MCNP5コードとJENDL-3.3ライブラリーを用いた計算結果との比較についても報告する。