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論文

熱・流体・応力連成解析による水蒸気が及ぼす再冠水時のバリア性能への影響

佐藤 伸*; 大野 宏和; 棚井 憲治; 山本 修一*; 深谷 正明*; 志村 友行*; 丹生屋 純夫*

地盤工学ジャーナル(インターネット), 15(3), p.529 - 541, 2020/09

本検討は、幌延深地層研究センターで実施中の人工バリア性能確認試験を対象に、熱・水・応力連成解析を実施した。再冠水時の熱・水・応力連成挙動は、間隙水の加熱により生じる水蒸気や、間隙圧の上昇により生じる気相の液相への溶解等の相変換の影響を受けると考えられる。そこで、相変換可能な熱・水・応力連成解析を実施し、水蒸気の発生や間隙空気の間隙水への溶解が再冠水挙動にどのような影響を及ぼすのか考察した。その結果、水蒸気を考慮することにより、ヒーター周辺の間隙率が増大し、乾燥密度の分布が生じた。さらに、気液二相流パラメータを変化させると緩衝材の応力状態が変化し、それに伴い、膨潤による緩衝材の膨出量にも影響を及ぼした。このため、緩衝材の長期挙動評価のうち再冠水挙動を模擬するには、相変換を考慮する必要があり、さらに、精緻な予測を行うためには、気液二相流パラメータの評価が重要であることが分かった。

報告書

余裕深度処分における人為・稀頻度事象シナリオに係る検討・評価

中谷 隆良; 石戸谷 公英; 船橋 英之; 菅谷 敏克; 曽根 智之; 嶋田 秀充*; 中居 邦浩*

JAEA-Research 2009-064, 104 Pages, 2010/03

JAEA-Research-2009-064.pdf:14.45MB

本検討は、余裕深度処分対象廃棄物を処分するために必要となる情報を整備する一環として、「低レベル放射性廃棄物埋設に関する安全規制の基本的考え方(中間報告)」(平成19年7月、原子力安全委員会)に基づき日本原子力学会にて策定された「日本原子力学会標準余裕深度処分の安全評価手法:2008」等を参考に、3区分のシナリオのうち「人為・稀頻度事象シナリオ」について、評価シナリオを設定した。さらに、設定したシナリオについて被ばく線量評価が可能な解析ツールを整備するとともに、設定したシナリオについて予備的な線量評価を実施した。評価の結果、対象とした評価シナリオのうち、掘削影響領域(EDZ)からの井戸水飲用シナリオが最も高い被ばく線量を示した。本シナリオは、保守的に評価した場合の被ばく線量の上限を評価するという観点から、EDZからの井戸水を直接飲用に用いることを想定したシナリオであった。評価結果は10mSv/yを超えたものの、人為・稀頻度事象シナリオのめやす線量である10mSv/y$$sim$$100mSv/yの上限を超過しなかった。

報告書

余裕深度処分における基本・変動シナリオにかかわる検討・評価

菅谷 敏克; 曽根 智之; 中谷 隆良; 石戸谷 公英; 船橋 英之; 佐々木 良一*; 下田 紗音子*; 黒沢 満*

JAEA-Research 2009-063, 80 Pages, 2010/03

JAEA-Research-2009-063.pdf:8.35MB

本検討は、余裕深度処分対象廃棄物を処分するために必要となる情報を整備する一環として、「低レベル放射性廃棄物埋設に関する安全規制の基本的考え方(中間報告)」(平成19年7月、原子力安全委員会)に基づき日本原子力学会にて策定された「日本原子力学会標準余裕深度処分の安全評価手法:2008」等を参考に、3区分のシナリオのうち「基本シナリオ」及び「変動シナリオ」について、評価シナリオを設定した。さらに、設定したシナリオについて被ばく線量評価が可能な解析ツールを整備するとともに、設定したシナリオについて予備的な線量評価を実施した。評価の結果、最大被ばく線量は基本シナリオ及び変動シナリオのそれぞれのめやすを下回ることを確認した。(基本シナリオ10$$mu$$Sv/y:変動シナリオ300$$mu$$Sv/y)

報告書

JMTRのコンクリート構造物,冷却設備及びユーティリティ設備等の健全性調査概要

海老沢 博幸; 花川 裕規; 浅野 典一; 楠 秀彦; 箭内 智博; 佐藤 信一; 宮内 優; 大戸 勤; 木村 正; 川俣 貴則; et al.

JAEA-Technology 2009-030, 165 Pages, 2009/07

JAEA-Technology-2009-030.pdf:69.18MB

2007年度から開始するJMTR原子炉施設の改修工事に先立ち、「継続使用する設備・機器」の健全性調査を実施した。調査範囲は、原子炉建家を筆頭に、排気筒,一次冷却系の塔槽類,カナルエキスパンドジョイント,UCL高架水槽,二次系冷却塔及び配管,非常用発電機等、多岐にわたった。その結果、一部補修を要する部分が確認され補修を行ったが、今後の長期保全計画に沿った保守管理を行うことで、十分な安全確保と長期使用に耐えうることが確認された。原子炉更新課は、以上の健全性調査の結果を踏まえて改修工事を進めている。

論文

The Effects of rhizosphere pH on Cd uptake of soybean seedlings

大矢 智幸*; 頼 泰樹*; 田野井 慶太朗*; 飯倉 寛; 中西 友子*

Radioisotopes, 56(11), p.729 - 736, 2007/11

ダイズをpHの異なる(pH4.5: 酸性土壌条件, pH6.5: 一般的な土壌条件)カドミウム入り生育溶液($$^{109}$$Cd-キャリアーを加えることで生育溶液のカドミウム濃度は1$$mu$$Mに調整+0.2mMカルシウム)で4日間生育することにより、ダイズ幼苗のカドミウム取り込みに対する根圏pHの影響を調べた。その結果、ダイズの根におけるカドミウム濃度は、根圏pHを6.5で生育したものはpH4.5で生育したものに比して3.4倍高い値を示した。また、根表面に吸着するカドミウムの量もpH6.5ではpH4.5に比べ1.3倍高い値を示した。しかしながら、両pH条件ともに根へ高い集積を示したにもかかわらず、カドミウム高集積に誘導された生理的障害(根組織の褐色化や側根の成長阻害)はpH6.5条件の根においてのみ観察された。また、地上部の蒸散量は地上部における高集積とは関係が認められなかった。

論文

Lethal effect of K-shell absorption of intracellular phosphorus on wild-type and radiation sensitive mutants of Escherichia coli

前沢 博*; 古沢 佳也*; 小林 克己*; 檜枝 光太郎*; 鈴木 雅雄*; 宇佐美 徳子*; 横谷 明徳; 母里 知之*

Acta Oncologica, 35(7), p.889 - 894, 1997/01

 被引用回数:7 パーセンタイル:22.9(Oncology)

シンクロトロン放射を単色光源として用い、大腸菌の野性株及び放射線感受性株に対して、リンK殻光吸収による致死効果を測定し、オージェ電子による増感作用を定量した。照射実験は、高エネルギー物理学研究所・フォトンファクトリーのBL-27で行った。リンK殻吸収端付近に現れるDNAの共鳴ピーク波長及びその前後のエネルギーを照射に用いた。いずれの株の場合も、リンの共鳴により致死効率の増感が観測された。それぞれの株の致死効率から、Auger電子あるいは光電子が、DNA周囲の水分子とイオン化しさらにこれら励起水分子がDNAを攻撃することが推測された。リンからのこれら2次電子効果を含めた最終的な標的サイズは、数nmと推定された。

口頭

余裕深度処分における被ばく線量評価,1; 基本・変動シナリオの検討・評価

中谷 隆良; 菅谷 敏克; 曽根 智之; 石戸谷 公英; 船橋 英之; 佐々木 良一*; 下田 紗音子*; 黒沢 満*

no journal, , 

日本原子力研究開発機構では、保有する余裕深度処分の対象となる放射性廃棄物について、処分の実現に向けた準備作業を進めている状況にある。この処分を実現させるためには、対象廃棄物が安全に処分できることを確認する必要がある。本研究では、「日本原子力学会標準余裕深度処分の安全評価手法:2008」等を参考に、原子力安全委員会報告書(平成19年7月)に示された3区分のシナリオ分類のうち「基本シナリオ」及び「変動シナリオ」について、想定される処分システムの状態変化及び被ばく経路の可能性を考慮し、評価シナリオを設定するとともに、設定した評価シナリオについて、一般公衆に対する予備的な被ばく線量評価を実施した。

口頭

余裕深度処分における被ばく線量評価,2; 人為・稀頻度事象シナリオの検討・評価

菅谷 敏克; 中谷 隆良; 曽根 智之; 石戸谷 公英; 船橋 英之; 中居 邦浩*; 嶋田 秀充*

no journal, , 

日本原子力研究開発機構では、保有する余裕深度処分の対象となる放射性廃棄物について、処分の実現に向けた準備作業を進めている状況にある。この処分を実現させるためには、対象廃棄物が安全に処分できることを確認する必要がある。本研究では、「日本原子力学会標準 余裕深度処分の安全評価手法:2008」等を参考に、原子力安全委員会報告書(平成19年7月)に示された3区分のシナリオ分類のうち「人為・稀頻度事象シナリオ」について、想定される処分システムの状態変化及び被ばく経路の可能性を考慮し、評価シナリオを設定するとともに、設定した評価シナリオについて、一般公衆に対する予備的な被ばく線量評価を実施した。

口頭

立坑掘削時の湧水に対する水圧応答を利用した水理特性の推定; 幌延深地層研究センターにおける適用事例

細谷 真一*; 石井 英一; 菱谷 智幸*

no journal, , 

北海道北部の幌延町で実施している幌延深地層研究計画では、3本の立坑が深度365mおよび380mまで掘削されており、地下坑道を利用して深地層の科学的研究が実施されている。3本の立坑のうちの1本の掘削中に湧水量が急増し、周辺の3つの水圧観測孔で圧力応答が観測された。本稿では、観測された圧力応答から立坑周辺の岩盤の水理特性を推定した事例について報告する。

口頭

熱・水・応力連成解析における人工バリア性能確認試験の再冠水挙動への水蒸気の影響

佐藤 伸*; 山本 修一*; 大野 宏和; 棚井 憲治; 深谷 正明*; 志村 友行*; 丹生屋 純夫*

no journal, , 

本検討は、幌延深地層研究センターで実施中の人工バリア性能確認試験を対象に、熱・水・応力連成解析を実施した。再冠水時の熱・水・応力連成挙動は、間隙水の加熱により生じる水蒸気や、間隙圧の上昇により生じる気相の液相への溶解等の相変換の影響を受けると考えられる。そこで、相変換可能な熱・水・応力連成解析を実施し、水蒸気の発生や間隙空気の間隙水への溶解が施設の再冠水挙動にどのような影響を及ぼすのか考察した。その結果、水蒸気発生による気相への相変換を考慮すると、水分移動が精緻に表現できること、再冠水挙動は気液二相流パラメータの影響を受けるのでその評価が重要であることが分かった。

口頭

Influence of pore water vaporization on saturation process in the buffer material coupled Thermo-Hydro-Mechanical analysis

佐藤 伸*; 大野 宏和; 棚井 憲治; 山本 修一*; 深谷 正明*; 志村 友行*; 丹生屋 純夫*

no journal, , 

The saturation process in the buffer material is affected by the heat generated by the vitrified waste in the high-level radioactive waste geological disposal. Especially, the phase changes occurred in the pore water, such as water vaporization and dissolution of the pore air in to the liquid phase affects the water movement in the buffer material. Hence, it is important to evaluate the coupled Thermo-Hydro-Mechanical (THM) behavior considering phase transformation of pore water in the buffer material. Therefore, we carried out the coupled THM analysis to investigate the generation of water vaporization during the saturation process. Additionally, we discussed the influence of relative permeability as one of the gas phase advection properties.

口頭

人工バリア性能確認試験における緩衝材膨出センサーを用いた膨出量評価

木村 駿; 中山 雅; 木野田 君公; 棚井 憲治; 丹生屋 純夫*; 志村 友行*; 深谷 正明*

no journal, , 

幌延深地層研究センターの地下施設の350m調査坑道で実施中の人工バリア性能確認試験では、緩衝材膨出センサーを緩衝材-埋め戻し材境界部に配置し、緩衝材の膨出挙動に関する計測を行っている。膨出センサーは板の上に一定間隔でひずみゲージが取り付けてあり、緩衝材が膨出することで板が変形しひずみが計測されるシステムとなっている。本報告では、膨出センサーによって計測されたひずみデータから換算された膨出量からセンサー配置箇所周辺の緩衝材の膨潤変形挙動を推定するとともに、その他の変位計測結果などとの照らし合わせを行い、検証した結果について報告する。

口頭

埋め戻し材との力学的相互作用を考慮した緩衝材の膨潤挙動に関する検討

木村 駿; 木野田 君公; 杉田 裕; 森岩 寛稀*; 丹生屋 純夫*; 高橋 真一*; 志村 友行*

no journal, , 

人工バリアの概念のひとつである処分孔竪置き方式においては、処分孔に定置した緩衝材が処分道側へ膨出しその乾燥密度が低下することを防ぐために、埋め戻し材により処分坑道を埋め戻す。埋め戻し材の持つ緩衝材の膨出を抑制する性能を評価するためには、緩衝材と埋め戻し材の力学的な相互作用を考慮した設計評価手法の整備が必要となる。そこで、緩衝材と埋め戻し材の力学的相互作用下での緩衝材における膨出挙動の把握を目的とした緩衝材と埋め戻し材を組み合わせた縮尺模型試験を実施した。

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