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論文

Practical application of chemiluminescence ELISA for the detection of oxidative DNA base damage in irradiated meats using anti-8-OHdG antibody

菊地 正博; Gunawardane, C. R.*; Alam, M. K.*; Mohd Dzomir, A. Z.*; Pitipanaarachchi, R. C.*; 舟山 知夫; 浜田 信行*; 坂下 哲哉; 小林 泰彦

JAEA-Review 2008-055, JAEA Takasaki Annual Report 2007, P. 88, 2008/11

食品照射は公衆衛生,農産物収穫後の損耗防止及び検疫処理に役立つ技術である。消費者は表示に基づいて照射・非照射食品を自由に選択できる。検知法は表示の信頼性を担保し、適切な流通管理のために必要と考えられる。われわれは、ELISA法を用いて食品素材が共通に持つ成分の放射線による変化を検出することを試みた。種々の線量で照射した挽肉から分離したDNAを用いて、今回開発したELISA法を適用したところ、少なくとも3kGyまで直線的な線量応答を示した。また、長期保存の影響を見るため、冷凍下で1年保管した挽肉に対してELISA法を適用したところ、線量依存性を確認することができた。このことから、ELISA法は長期間安定して判定できる有効な方法であり、DNAを持つその他の食品にも適用できる可能性があると考えられた。

論文

Chemiluminescence ELISA for the detection of oxidative DNA base damage using anti-8-hydroxy-2'-deoxyguanosine antibody; Application to the detection of irradiated foods

菊地 正博; Gunawardane, C. R.; Alam, M. K.; Mohd Dzomir, A. Z.; Pitipanaarachchi, R. C.; 舟山 知夫; 浜田 信行*; 坂下 哲哉; 和田 成一*; 佐藤 勝也; et al.

Radioisotopes, 56(9), p.509 - 517, 2007/09

食糧の保存中の損耗防止や衛生確保,食中毒防止のために電離放射線を食品に照射する場合、その適切な管理には汎用性のある照射食品検知法(照射の有無の判別法)が必要である。そこで、照射食品と非照射食品を識別するため、抗8-OHdG抗体を用いた化学発光-酵素免疫測定(ELISA)法によるDNAの酸化的塩基損傷検出法を開発した。ELISA反応の条件検討は、8-hydroxyguanine(8-oxoG)を含む30-merのオリゴヌクレオチドを用いて行い、その条件でオリゴヌクレオチド中の8-oxoG含量と化学発光強度の関係が得られた。この化学発光ELISA法では、3kGyを越える線量で照射された鶏肉・豚肉・牛肉を識別できることが示唆された。この方法では、照射肉と非照射肉の識別に要する肉片は20mgで十分である。

口頭

抗8-OHdG抗体による照射食品検知法の改良

菊地 正博; Mohd Dzomir, A. Z.; Pitipanaarachchi, R. C.; 小林 泰彦

no journal, , 

照射食品が社会に流通する際には、消費者の選択を確保するとともに、適切な流通管理の観点から、照射食品であることを示す表示が必要であり、その表示の妥当性及び行政当局による規制の実効性を担保するために、検知法(照射の有無の判別法)が必要と考えられる。われわれは、昨年度の本大会で、既存の方法より汎用性のある検知法として、酵素免疫測定法(ELISA)の開発について報告した。現在、ELISA条件の再検討などにより検出精度の改善を行っており、その進行状況を報告する。非照射DNA試料として市販の牛胸腺DNA及び照射食肉DNAを用いて、ELISA反応条件の検討を行った。ELISA法による8-oxoG検出の繰り返し精度を改善するため、測定結果が変動する要因の幾つかを明らかにした。そこで、条件検討の結果を踏まえて、改良法と従来法の比較のため、0$$^{circ}$$Cで1$$sim$$12kGy照射した豚肉から分離したDNAを用いてELISAを行ったところ、改良法は従来法より再現性に優れていた。この改良法を用いると、約1kGy以上の照射豚肉について識別が可能であることが示唆された。

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